集中砲火を浴びるAdobeのPDFファイル。

2003/09/20 03:51 Written by コ○助

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ネットサーフィンしていて、ちょっとしたことですごく「しまった」と思うことってあるじゃないなりか。例えば猛烈にJavaスクリプトで仕込まれたウィンドウが開くエロサイトを見てしまったときとか、深夜一人でシーンとしているときに突然音楽が流れるサイトを開いてしまったときとか。そんな「しまった」と思うことと並んで気になるのが、普通のリンクだと思ってクリックしたらPDFファイルを開いてしまったとき。あのクリックした瞬間にHDDが激しく「カリカリカリカリ」と鳴り始めて立ち上がるAcrobatリーダー。些細な事なのは分かっているなりが、どうもあのPDFファイルをクリックしてしまった時の「しまった」感はコ○助にとってはかなり大きいものがあるなりね。こればっかりは、どうも何度経験しても慣れることが無いなり。

でも、PDFファイルにも当然良いところがあるのはよく分かっているなりよ。文字の拡大縮小もできるし、流れるようにスクロールすることもできるし。PDFファイル自体にはコ○助は嫌悪感を持っていないなりが、どうもAcrobatリーダーが立ち上がるまでの時間のロスが相当苦痛だったりするなりね。特にWebでPDFファイルを公開している企業(某大手ゲームメーカーのプレスリリースなど)を見ていると、「どうしてHTMLで表現できることを、わざわざPDFファイルでアップして不快な思いをさせるのだろう」とか思ってしまったり。まあいろいろな考えがあってのことだとは思うなりが、結論からすると、やっぱりトータルで考えてPDFファイルはコ○助には合わないし、今後も慣れることも無いのではないかと。

きっとそんな風に考えている人もいるのではないかと思うなりが、これまで徐々に勢力を拡大してスタンダードなフォーマットになりつつあるかと思われていたPDFファイルに対し、何やらいろいろな勢力が批判を強めてきたというなりよ。
記事にもコ○助が感じている不満と同様、「ユーザーは文書がAcrobat Readerにロードされるまで長い間待たなくてはならない」「文書の複雑な構造をナビゲートしなくてはならない」といった指摘がなされているなり。

また、フラッシュを推し進めるマクロメディアの幹部の発言として「われわれは、Word文書やPDF文書へのリンクをクリックして、文書が開くまで待たされるという体験が、ユーザーに望まれていないことを理解している。私は小さなPDFアイコンを目にしたら、たいていクリックするのをためらう。文書が開くまでにどれだけかかるか分からないからだ」 といったコメントも紹介されているなり。そう、そうなりよね。結局PDFファイルもフラッシュと同じようにストレス無く再生(閲覧)することができれば、こんなに不満に思うことも無いわけで。Adobeにはそこら辺を踏まえた上で、もっと起動に時間を取られないようなAcrobatリーダーを提供して欲しいものなり。

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