「世界のおばあちゃん」 本郷かまとさんが116歳に。

2003/09/18 04:40 Written by コジマ

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世界最高齢者である鹿児島の本郷かまとさんが116歳の誕生日を迎えたのだ。2日眠って2日起きるというフシギなサイクルで生活しているかまとおばあちゃん。それが長生きの秘訣かも。

CNNで紹介されているのがスゴイけど、なんてったって、「ギネスブック認定」の世界最高齢だから。テレビ番組でかまとおばあちゃんのご尊顔は幾度か拝見したのだけれど、管だらけで「生かされている」のではなく、その生活は自然そのもの。眠っていてもご飯が食べられちゃう特技の持ち主なのだ。

かまとおばあちゃんが生まれたのは明治20(1887)年。日本初の社会党首相・片山哲とタメ年だ。ちょうどその年、かまとおばあちゃんが住む鹿児島を江戸時代に治めていた薩摩藩主・島津久光が亡くなっている。西南戦争から10年しか経っていないという、スゴイ時代に生まれたのだ。ちなみに、郵便の〒マークができたのもこの年。へえ。

介護に当たっている三女が入院しているのでかまとおばあちゃんも病院暮らしらしいけど、おばあちゃん自身は至って健康とのこと。ある医学雑誌に「人間の長生きの限界は120歳前後」という研究結果が載っていたけど、そんな学説をひっくり返して、これからもずうっと健康で長生きしてくださいね。

それにしても、かまとおばあちゃんが年上好みだったら可哀相なのだ。だって、世界中に誰もいないんだもの。

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