妊娠したての最初の三ヶ月って、流産の確立が一番高い時期なんですよ。つわりもこの頃が一番酷いですし、出来るだけ無理をしないでと、産婦人科のお医者様からも注意を頂きます。

ちなみに、私も次女を妊娠した時、ちょうど東京に短期滞在で住んでおりまして、産婦人科の先生から「重いもの持っちゃいけませんよ！」と釘を刺されていたんですけど、乳母車に長女を乗せたまま、それを持ち上げて階段の上り下りとかしてましたね（苦笑）。電車も立って乗ってましたし。

ですが、妊娠初期はまだお腹も目立たないし、人目には妊婦かどうかも判らないですから、電車の優先席を使ったりする事も気が引けますよね。私と同じ体験した妊婦さんも多いのでは？

そんな訳で、福岡で始まったのが『妊婦バッジ』の配布。さりげなく（？）妊娠している事を告げて、周りの人も気遣いをして頂ければ・・・・、と言う趣旨のものです。まあ、最初はバッジをつける妊婦さん本人も、その周りの人もちょっと違和感があるでしょうが、定着すれば良いなぁと思います。

しかし、一度東京で地下鉄に乗っていた時、かなりお腹の大きい若いお母さんが、1歳半ぐらいの息子さんを抱っこして、立って乗っていたのに、座っている人は誰も彼も知らん顔をして席を譲らなかったのを目撃した時は、同じ妊婦として悲しくなりました・・・・。これじゃ、『妊婦バッジ』を付けていたとしても意味ないですしね。