SPE、マンガの原画を使った980円の「まんがDVD」を発売へ。

2003/09/13 21:19 Written by コ○助

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マンガをパソコンのディスプレイやテレビ画面で読む。この試みは結構前から出てはいるなりが、なかなか一般レベルまで定着はしてきていないなりよね。例えばYahoo!なんかでも、「Yahoo!コミック」としてブラウザ上でマンガを読むことができるサービスを展開しているなりが、ページをめくる感覚が無いことや、画面の文字を追っていくという作業が意外と疲れることだったりして、敬遠する人も多いのではないかと。また、1作品当たりの価格が若干高いこともあり、「マンガ喫茶の方が安い」とユーザーに判断されてしまうと、なかなか売れなそうという問題もありそうなりね。まだ始まったばかりのサービスなりが、一般レベルに定着するには時間がかかりそうな気がするなり。

そんな「マンガを画面で読む」という、単に紙媒体を画面内に置き換えただけのものに対し、マンガにはもう一つのデジタル化の方向性があるなりよね。それは「紙媒体のマンガとアニメの中間」にあたる、「声の出るマンガ」。基本的にはマンガの静止画を画面で追うことになるなりが、各セリフを読むのではなく、声優が読み上げるセリフを聞くといったもの。コ○助も以前、「ゴルゴ13」の「声の出るマンガ」をケーブルテレビで見たことがあるなりが、これが意外と自然にスッと入ってくるなりよ。最初の数分は違和感を感じたなりが、慣れてしまうと、アニメとも違う独特の構成に酔いしれてしまう感じだったなり。コ○助は単に紙媒体を画面に置き換えるだけのものよりも、こういった「声の出るマンガ」の方が好きなりね。

SPEが発売する「まんがDVD」は、そんな「声の出るマンガ」の方。第一弾としてつのだじろう原作の「恐怖新聞」、車田正美原作の「リングにかけろ」、史村翔原作、池上遼一作画の「サンクチュアリ」の3タイトルがファミリーマート限定で発売(980円)されるなり。発売されるラインナップにもよるなりが、980円ならかなり魅かれるものが。「美味しんぼ」とか、「ドラえもん」とか、もう少し幅広い層に人気の作品が発売されたら面白そうなのではないかと。今後のラインナップの拡張に期待なり。

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