突然の引っ越し、その顛末 Part4。

2003/09/07 04:40 Written by コ○助

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9月になったということは、コ○助の引っ越しも終わっている、ということなりが、まだまだ落ち着くことはできないでいるなりよ。引っ越しって、本当に大変なりねぇ(しみじみ)。

旧居は8月31日までの契約だったので、これを超えるわけにはいかないと必死に作業をした結果、何とかとりあえず荷物の移動は完了。新居に運びきれなかったものはとりあえず旧居そばの実家に放り込んでおくか、処分をするかで、「荷物を運びきれずに契約期間を過ぎる」危機を乗り切ったなり。ふぅ。それでも結構大変な作業だったなりよ。たかだか1人で3年半暮らしていただけなのに、こんなにも荷物が膨れあがっているだなんて。もし、20年以上住んでいる実家が丸ごと引っ越しをするようなことになったら、どれだけの荷物になるのか……。家ってすごいなりね。こんなにも荷物が詰め込めるだなんて。
で、現在はというと。新居にはダンボールが積み上げられている状態(笑)。引っ越しの第2ラウンドがまだ残っているなりよ。このダンボールを開けて、モノを整理するという作業がすこぶる面倒臭いなりよねぇ……。なかなか完全なる休みが無いコ○助は、どうしても引っ越し荷物の整理を後回し、後回しにしてしまい、全然作業が進まないでいるなりね。ふぅ、本当に困ったものなり。とりあえず、現状はそんな感じなりね。

さて、新居に初めて足を踏み入れた8月中旬に話を戻すなり。不動産屋で鍵を受け取り、鼻歌を歌いながら到着した新居。最低でも2年間、気に入ればしばらくの間は住むことになるであろうこの新居。部屋に入るのが楽しみで仕方なかったなり。ガチャ。
コ○助の新居の間取りは1K。部屋に入るとキッチンがあって、その向こうの扉を開けると8畳の1ルームがあるといった感じ。まあオーソドックスなタイプの1Kなりが、何も家具を置いていない8畳の部屋は意外と大きくて。コ○助は真ん中に寝転んで天井を眺めながら、これからの生活のことを考えていたなり。「どういう家具を買おうかな」「この新しい街でどんな生活になるのかな」。

しばらくボーっとしていると。どこからともなく変な臭いがしてきたなり。変な臭い、というか完全なる異臭なりね。部屋の窓は開いていない。玄関のドアも開いていない。と、なるとこの臭いはこの新居のどこかからやってきているはず。コ○助のルンルン気分を削ぐこの臭い、いったい何だというなりか……。

不快に思いながら、鼻をクンクンさせて原因追及に乗り出したコ○助。トイレか……いや、違う。流し……でもない。風呂場?も違う。どこだ、どこだとコ○助の鼻レーダーを動かし続けること15分。見つけたなりよ、まるでドブのような異臭を放っていた場所を。

その異臭は洗濯機置き場からしていたなり。洗濯機置き場は室内で、扉が付いているタイプのもの。なので、まだ洗濯機を移動させていなかったコ○助は、あまりこの扉を開けた記憶が無かったなりが、鼻レーダーに従って扉を開けてみると。ぐはっ。何なりか、この強烈な異臭は……というくらい強烈な臭い。よく耳をすましてみると、「チロチロチロ」と水が流れる音がしているなりよ。ドブの水が流れるかのような音。下見で部屋を見た時にはこんな臭いはしなかったのに。

洗濯機置き場の扉を開けてしまったのは、まるでパンドラの箱を開けてしまったのかのごとく大失敗。部屋に臭いが籠もって来てしまったなりよ。うが、こんな中生活できない……というわけで、換気扇をグルングルン回して、コ○助はすぐに脱臭剤を買いにドラッグストアへ。強力なタイプのものを3つほど買い、とりあえず洗濯機置き場に設置することにしたなり。頑張れ脱臭剤。臭いに勝つんだ脱臭剤。

2日後。脱臭剤vs.臭いの戦いは、臭いに軍配が上がっていたなり。

つづく。

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