カップル映画、みんな大コケ。

2003/09/05 17:40 Written by コ○助

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最近なにかと話題になっているカップル映画。夫婦で映画に出演したり、制作したりする作品がことごとく不発に終わり、不評に終わっているという傾向があるなりよ。今最も話題となっているのはジェニファー・ロペスとベン・アフレックの熱々カップルが共演した映画「ジグリ」。全米興行成績が1ヶ月で600万ドル(約7億2000万円)と、市場規模が日本よりも遙かに大きいアメリカでこの成績は惨憺たるもの。ベン・アフレック自身も興行的な失敗を認めており、今後はカップルでの共演を控えたい、というような趣旨の発言も見られるなり。

ところでカップル映画というと、昨年話題となったのはマドンナとガイ・リッチー監督の「夫婦競演」作、「スウェプト・アウェイ」。評論家からはコテンパンにされ、一時は公開すらできないのではないかと言われるくらい酷い映画だったようなりが、一説にはガイ・リッチー監督の演出にマドンナが散々口を出し、編集にまで口を出され、ガイ・リッチー色が感じられない作品になってしまったのだとか。「スナッチ」や「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」で名声を築き上げ、その天才的な演出に熱狂したガイ・リッチーファンは多いなりが、マドンナと結婚なんてしてしまったために、その名声も崩れてしまうことに。何がどう人生を狂わせてしまうか分からないなりなぇ。まあそれでも一応次回作には期待しているなりが。

カップル映画って、何がいけないなりかね。産経新聞の分析では熱愛中のカップルが出演すると、普段からそのアツアツぶりがあまりに多く報じられるため、ファンが飽きてしまうのではないか、と見ているなり。確かにそれはあるかもしれないなりね。ハリウッド映画を観る人の多くは、そこに「非日常」を期待しているわけで。普通なら「夢のような共演」でも、カップル同士だと「当たり前の共演」になってしまうのも、興味を削がれるところかもしれないなり。あとは、現場の馴れ合いみたいなもの。マドンナとガイ・リッチー監督に当てはまるような、馴れ合いは寒いなりよねぇ。

皆さんはカップル映画、どうなりか?やっぱりお寒い?

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