久夛良木健氏が語る次世代携帯ゲーム機「PSP」の本当の狙い。

2003/08/30 04:03 Written by コ○助

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2004年に発売されることが既に発表されている、SCEIの次世代携帯ゲーム機「PSP」。現在携帯ゲーム機市場で独走状態のゲームボーイアドバンスをはるかに超える、どころか、プレステ2をも超える性能を誇ると言われている、超期待の製品なりよね。「曲面描画エンジン機能による3Dグラフィック」「7.1chによるサラウンド」「無線LAN搭載」「16:9の横長ワイド画面のTFTバックライト付き液晶」「メディアは1.8GB容量のUMD(ユニバーサルメディアディスク)」と、何から何まで期待できそうな、そしてそれだけの性能でいったいどれくらいの価格に収まるのかが心配な、そんな製品なり。

「2時間の映画を5本くらい飛行機の上で見てしまいたくなるレベルのものが欲しい」
「コンテンツがネットワークで来るのが本当はいいんだろうが、ネットワークインフラはまだまだ経済的に出来ていない」
「PSPはパッケージの手軽さで行きたい。朝食の間に映画を(メモリに)ダウンロードして持ち出すのと、駅の売店でワンコインで買えるのとどっちが楽しいかなと。例えば、キヨスクで480円とか680円の雑誌を買うような感覚でコンテンツを提供できれば面白い」
「PSPは、たくさんのことができる“汎用のウォークマン”。何でもかんでも入る」

魅力的な未来が語られる「PSP」。まだその実態は明らかにされず、SCEIの構想のみが明らかにされているのが現状なので、この大風呂敷を鵜呑みにして良いのかどうかは分からないなりが、久夛良木氏が語っている「ウォークマンが登場した時がまさにそうだった。僕は今でも覚えているけど、あの音質を耳にしたとき『オッ』となった。PSPも同じ感動を提供できると思う」というコメントに、期待をかけたいじゃないなりか。世界的に大ブレイクしたウォークマン並のヒット商品となるのかどうか。

「PSP」の今後のスケジュールとしては、来年5月にアメリカで開催されるE3でプロトタイプを発表、2004年秋に日本で開催される東京ゲームショーでソフトが遊べる状態で展示、そして2004年冬に発売される予定。スケジュール通りスムーズに行ったとしても、まだずいぶんと先の話なりが、かなり楽しみなりよね。待ち遠しくて仕方ないなり。

このインプレスのインタビュー記事、超ロングインタビューなので、「PSP」が気になる人はぜひぜひ。

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