ピクサー、ディズニーとの距離を置く方向へ。

2003/08/28 02:44 Written by コ○助

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ピクサーは言わずと知れた、実績と実力を兼ね備えたCGプロダクション。ディズニーとは「トイ・ストーリー」から最新作「ファインディング・ニモ」、それに2004年公開の「ジ・インクレディブルズ」、2005年の「Cars」まで独占的に契約を結んでいるなりが、その後の契約については白紙の状態となっているなりね。ピクサーは以前からディズニーと距離を置こうとしているなりが、再びその手の報道が出てきたなり。

なぜピクサーはディズニーと距離を置きたがっているのか。一見、ディズニーというブランドの傘の下にいた方がなにかと得策のような感じはするなりが、実はピクサーは現在のディズニーとの予算配分から利益配分に渡る、一連の金絡みの契約で大きな不満を持っていると言われているなりよ。伝え聞く話を総合すると、
・ディズニーとピクサーは製作費を均等に負担する
・興行収入の分配方法は、まず全興行収入の12%をディズニーが受け取り、それを6(ディズニー):4(ピクサー)で分配する。
といった感じで、ピクサーの方がやや不利な契約となっているなりね。そのため、これまでも再三ディズニーとの決別が取り沙汰されてきたわけなり。

ディズニーにとってみれば、最近はピクサーが製作した作品以外の作品は全く奮わないのが現状なので、契約更新を望んでいるはず。コ○助もこれまでピクサー×ディズニー関連の作品はDVDを全て揃えるほど大好きなので、できることならこのままディズニー作品を作り続けて欲しいと思っているなりよ。可能性は0.1%も無いかもしれないなりが、「トイ・ストーリー」シリーズのさらなる続編を見てみたいと心から願っているし、それが実現不可能な環境になってしまうのは、単純に寂しいものがあるなりね。

「ファインディング・ニモ」も大当たりで強きのピクサー。キラーコンテンツを失いかねないディズニー。契約の行方はいかに。

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