六甲おろしを歌う喜び。

2003/08/24 02:37 Written by コ○助

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コ○助が根っからの阪神ファンだなぁ、と思う瞬間。それは、本当に単純なことなりが、多くの阪神ファンと共に大声で六甲おろしを歌っているときに至福の喜びを感じるなりね。いや、こればっかりはファンにしか分からない心理だとは思うなりが、カラオケで六甲おろしを歌っていても全然面白くないのに、球場で六甲おろしを歌っていると、他に類を見ない爽快感を得ることができるなりよ。今年は阪神戦にこれまで2回、東京ドームでの巨人−阪神戦と、甲子園での阪神−広島戦を観ているなりが、共に阪神は完敗で六甲おろしを歌うことができなかったなりね。それだけに、今シーズン、これだけ好調な中で一度くらいは六甲おろしを気持ちよく歌いたいという気持ちがもの凄く高まっていたなり。

と、言うわけで行って来たなりよ、横浜スタジアムに横浜−阪神戦を観に。空は綺麗な夏空、真っ赤に燃えた夕焼けを見ながら、完璧なナイター日和といった感じの横浜スタジアムへ。今季これまで観に行った2試合は完全なる負け試合。いつも一緒に行く仲間と共に、「負け男」と不名誉な称号をもらってしまったコ○助としては、この屈辱を晴らし、称号を返上しなくてはならないなり。絶対に勝てよ、阪神。相手は横浜銀行、飛ぶボールを使っている横浜スタジアム。いかに打線が不振とはいえども、勝つチャンスには違いないなり。しかも、前日まで5連敗中ということを考えれば、勝率的にもそろそろ勝っておかしくは無いだろう、と。胸を躍らせながら球場へと向かったなり。

横浜スタジアムに行くのは何年ぶりなりかね。野外コンサートで数年前に来たことはあったなりが、野球を観るのは子供の頃以来だったかもしれないなり。この球場、外壁部分があまり高くなく、周囲のビルなどがよく見えるとても開放的な感じがとても好きなりよ。圧迫感がなくて、「あー、野球観てる!」という気になる球場だと思うなり。

コ○助たちが陣取ったのは、バックネット裏のやや3塁側(阪神側)。外野でバカ騒ぎしながら観るのも良いなりが、こういう席でじっくり野球を観るのもまた楽しいなり。と、いうか最近の阪神は内野だろうが外野だろうが騒ぎまくるので、あんまり内外野を意識しなくても良いなりか。ちなみに、土曜日の横浜スタジアム。3塁側の内外野が阪神ファンで覆い尽くされているのは当然として、1塁側(横浜側)の内野の半分くらいと、外野のバックスクリーン脇(外野の4分の1程度)を阪神ファンが覆い尽くしているのはいかがなものかと(笑)。甲子園ならいざ知らず、横浜のホーム球場でこれなりからね。横浜ファンも、もっと頑張らないと。

試合は。先発が下柳剛投手だということに一抹の不安を感じながらも(前回甲子園で負けた時も下柳投手だったなり)、初回にいきなり金本知憲外野手が本塁打を放ってボルテージ上がりまくり。その後追加点をバンバン挙げ、終わってみれば全く不安なところが無い完璧な勝利を飾ったなりね。

そして、試合終了後に歌うのは、もちろん六甲おろし。六甲おろしは1〜3番まであるなりが、これを全部歌えるのは試合に勝ったときのみなので、本当に嬉しかったなりよ。あぁ、幸せ。本当に幸せ。阪神ファンで良かった(涙)。今年歌えて良かった(涙)。

久々に鬱憤を晴らすことが出来て大満足の試合だったなりよ。「負け男」の称号も無事に返上することができたし(笑)。今年、残り試合も随分減って来たなりが、またチャンスがあれば球場に足を運んで、六甲おろしを歌いまくりたいものなり。あ〜、もう幸せ(笑)。バカなりねぇ、阪神ファンって。本当にバカだと思うなり。



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