突然の引っ越し、その顛末 Part2。

2003/08/22 11:51 Written by コ○助

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勢いで引っ越しすることを決めてしまったコ○助。後先考えずに仮契約まで済ませてしまった以上、もう止ることはできないなり。家に帰ってから新居への思いを馳せながらも、はてさて現在の部屋をいったいどうやって整理しようかとかなり悩む羽目となったなり。むぅ。

そもそも、コ○助は現在一人暮らしをしているものの、実家からこの部屋に移動してくる時には、徒歩1分の圏内だったので業者を頼らずに自力で引っ越しをしたなりよ。また、洗濯機や冷蔵庫といった大型家電は全て新調したもので、配送してもらったものなので業者を必要としていなかったなりね。なので、本格的に業者を要するであろう引っ越しは今回が人生初体験。本当は業者なんて介さずに自力で済ませたい(なぜかそう思う)ところなりが、さすがに自力で洗濯機や冷蔵庫を移動できるわけがないので、業者に頼ることにしたなり。

とはいえ、引っ越し業者ってたくさんあるじゃないなりか。いったいどこが良いのかサッパリ分からない。大手は有名どころをいくつか知ってはいるなりが、小さい業者も無数にあるじゃないなりか。小さいところには小さいところの良さがあるんだろうし……。こういう横比較がしたい時に便利なのはやっぱりネット。Yahoo!で「引っ越し」と検索すると、「引っ越しサービス」というカテゴリが現われるなりが、ここに多数の業者に一斉に見積もり依頼を送ってくれる便利なサイトが集約されているので、こいつを頼りに業者選定をすることにしたなり。

コ○助が利用したのは「THE 引越見積人」という、何だかちょっとふざけたテイストのサイト(笑)。このサイトはまず自分の居住地域を選択すると、その地域でサービスを行っている引っ越し業者現われるなり。コ○助の場合には35社も出てきたなりよ。こりゃ、どこが良いのか本当に分からないなり。「THE 引越見積人」は、この全部の業者に見積書を一斉送信してくれるサイトなりね。こりゃ結構便利。

見積り方法はアバウトな感じなりが、まあどういうモノを運びたいか、というのを選択肢の中からポチッと選んで行くのと、あとは引っ越し先の情報などを入れて行くだけ。コ○助の場合、わずか10分程度で全て完了したなりよ。あとは各業者の見積りを待つのみ。早く来ないなりかねぇ。

一晩経つと、20社以上から見積り書が届いていたなり。おお、文明の利器を駆使すると簡単なものなりね。だいたいコ○助の分量だと軽トラック1台に作業員が1〜2人で十分といった感じ。中には2トントラック用意しますといった業者や、杉並区から都心方面への「近距離」引っ越しなのに、「あなたの場合は『遠距離』ですので」とおかしな事を言う業者もあったなりが、まあそれもご愛敬。大手から小さいところまで比較検討した結果、値段もそこそこ、メールの返事がそこそこ丁寧なところを1社選定。そこにしようと、心に決めたなり。

心に決めた……なりが、そこからコ○助の動きがかなりスローに。仕事が立て込んでしまっていたり、新居の本契約(8月9日から契約したので、8月は現在の部屋と新居と2重契約となっているなり。まあこれも諸事情により仕方なかったことなりが)に奔走したりと、それどころでは無かったということもあるなりが、気が付くと見積りを出してもらってから1週間以上が経過。あっと言う間にお盆の前となってしまっていたなり。人手の足りないお盆。現在住んでいる部屋の契約は8月31日まで。あと2週間ちょっとしか無いのに、引っ越しは完了するなりか……。焦っているはずなりが、なぜか余裕かましている自分もいたりして、その「全然大丈夫。絶対引っ越しなんてサクッと終わる」という根拠の無い自信がいったいどこから来るのかと自分にツッコミを入れていたり。早く業者に依頼しなくては。

心に決めていた業者に電話を入れてみると、帰ってきたのは連れない返事。
「お盆に入っちゃうので、ちょっと予約がいっぱいなんですよ。お盆明けなら何とか手配できます」。
やっちゃった?なりか(笑)。お盆明けとなると、部屋の契約が切れるまで10日ちょいしか無い。少し余裕を持って移動させたい気持ちがあったので、この業者はやめて、他の業者にも聞いてみることにしたなりね。「少しでも早く移動できる業者」を合い言葉にいくつか探してみたなりが、いずれも「もう少し余裕持って連絡していただきたかった」とのお返事。ガビーン。ピンチ……なりか、この状況は。近所には35社もあるのできっとすぐやってくれるところもあったのかもしれないなりが、6社くらい電話して皆断れた時点で、コ○助はすでに諦めモード(笑)。気分的に凹んでしまったなり。

さてどうしたものか。新居は8月9日から契約を済ませているので、いつでも引っ越しをすることができる状態。できることなら一刻も早く引っ越しを進めてしまいたい。

そんなとき、友人から良いことを教えてもらったなり。
「電話すればすぐ持って行ってくれるところあるよ」
それは某大手のサービスだったなりが、大がかりな梱包などは一切部屋ではせず、軽トラであっと言う間に引き取って、2日後くらいに配送してくれるというサービス。すぐ引き取ってくれるからなのか、やや価格は高めだったなりが、とりあえず大物の家電製品(洗濯機、冷蔵庫、机、テレビ、パソコンディスプレイなど)だけでも運んでもらって、あと洋服や食器はこの際自力で運ぼう、と新たな決意を。何だかちょっと間違っている気がするなりが、仕事に追われ時間がないコ○助には、もうこれしか方法がなかったなりね(方法がないような気がしていただけだったという噂も)。

ところが、この選択。「自力で運ぶ」ということが、いかに馬鹿げたことなのか。それに気が付くのは、まだ先の話だったなり。

つづく。

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