優勝はほぼ確定の状況ながら、ここに来て急にケガ人続出に悩まされている阪神。開幕当初のローテーションからムーア、藪の両投手が離脱し、下柳、伊良部の両投手はピリッとせず。頼れるのは井川投手のみといった苦しい台所事情なわけなりが、19日から始まる6連戦では遂にルーキー3人が先発をするという、かなり大胆な起用を見せてくれるようなり。ほほぅ。

まず先陣を切るのは、19日のヤクルト戦に登板予定の久保田智之投手。もうすっかりおなじみの久保田投手もまだ1年目のルーキーなりが、井川投手に次ぐ安定感でしっかりとローテーションの中に食い込んで来ているなりよね。今回の登板にも期待がかかるなり。

20日のヤクルト戦に先発する予定なのは、ドラフト6巡目で指名された左腕の三東洋投手。これまで中継ぎで1軍でも登板はしているなりが、先発には大抜擢となるなりね。阪神ファンの間では早い段階から高く評価をされていた投手なので、こんなに早く先発として登板するのは、かなり嬉しかったり。

24日の横浜戦に先発予定なのは、ドラフト自由獲得枠の大型新人、杉山直久投手。関西六大学野球リーグのエースとして鳴り物入りで入団した杉山投手なりが、いよいよ、本当にいよいよそのベールを脱ぐ時が来たなりよ。今後10年は活躍してもらいたい、してもらわないと困る選手なだけに、まずは1軍初登板でどんなピッチングを見せてくれるのか、楽しみなりね。

災い転じてなんとやら。そうなることを願って、ルーキー3人の活躍に期待したいものなり。