フランスの喜劇映画作家、ジャック・タチを知る。

2003/08/19 03:33 Written by コ○助

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先日、六本木ヒルズで映画を観ようと思ったときのこと。封切り開始となった「英雄(HERO)」を観るべく入場券売り場に行ってみたものの、空席状況一覧を見てみると、「英雄(HERO)」は全然空きが無い。公開初日、しかも真っ昼間の六本木ヒルズ。まあ混雑していても仕方ないなりか。気を取り直して他の作品を観ようと思い、上映されているラインナップを見てみると。そこで目にしたのがジャック・タチの特集上映だったなり。

六本木ヒルズで最近「ジャック・タチ フィルム・フェスティバル」と銘打っての特集上映をしているという話は、チラホラ耳にはしていたなり。六本木の本屋さんなどに行くとジャック・タチ関連の書籍が並べられていたりして、コ○助もそれを見ながら「ジャック・タチとは誰ぞ」ということを知ったなりよ。そう、コ○助はそれまでジャック・タチのことを何も知らなかったなりね。いったいいつ頃の映画監督なのか。いったいどんな作品を撮った人なのか。基本的なデータから何から何まで、全然ジャック・タチのことを知らないでいたなり。

ジャック・タチは1907年生まれの、フランスの映画監督にして役者。喜劇映画の監督・主演を務めるあたりはさながらチャップリンのようなりが、「フランス映画の喜劇王」と呼ばれる、フランス映画界の偉人なりね。映画が好き、とか言いながら、コ○助はあまりフランス映画を観ないので、ジャック・タチに関する情報が完全に欠落していたなりよ。面目ないなり・・・。

六本木ヒルズで観たジャック・タチの作品は「プレイタイム」という、1967年の作品。アメリカからパリにやって来た団体客の中の若い娘と、ジャック・タチの作品に通じて登場するユロ氏なるキャラクターとのやり取りが楽しいコメディ作品なりが、当時のパリの街並みや、60年代の「モダン」なインテリアや建築物をスクリーンに観ながら、何だかとても不思議な感覚に捕らわれたなりよ。あぁ、35年も前に、こんな面白い作品が作られていたなんて!今まで触れることが無かったことを激しく後悔。もっと早くジャック・タチに出会っていたかった・・・と、かなりの勢いで思ってしまったなり。まあこれから意識的にジャック・タチを追いかけて行くので良いなりが。

これからジャック・タチについて、いろいろと勉強していくなりか。皆さんも機会があれば、「フランス映画の喜劇王」の作品、ぜひぜひ観てみてくださいませ。

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