洗濯機のありがたみ。その2

2003/08/16 03:23 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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洗濯機、実は最近私も壊れた(もとい、壊した)一人です。

コ○助さんの『洗濯機のありがたみ』エピソードを読んで、思わず私も、自分の身に降りかかった洗濯機関係の事件を書いてみようかなと。

事の起こりは、娘のおねしょです。ええ、思いっきり私ら夫婦のベッドの布団の上に地図を書いてくれまして(涙)。でもね、こんな事もあろうかと、布団は丸洗いOKのモノを用意していたのですよ。さらに、1年ほど前に買い換えた洗濯機は、アメリカらしく容量が大きくてですね。キングサイズの布団も洗えますよ♪とお店のセールスのお姉ちゃんのお墨付きだった訳です。

確かに、セールスのお姉ちゃんはそう言った!<ここ重要。

と、言う事で早速布団を長細くたたみ、洗濯機にぐるぐるとトグロを巻くように押入れ、洗剤を遠慮なくタップリと入れ、スイッチを押しました。水が勢い良く流れ出ます。

よしよし。

と、その後他の掃除やら何やらの家事を片付けるために、その場を離れて30分ほどしてから、そろそろ脱水も終わったかしら?と戻ってみると・・・・。

脱水どころか、ゆすぎも終わってない。そして、スイッチをON/OFFしてみても、ウンともスンとも言わないじゃないですかー!蓋を開けてみると、なんだか焦げた芳しい匂い。どうやら、真ん中のスクリュー部分に布団の一部が絡まってしまい、モーターが焼かれちゃったみたいです。

問題は、この水を吸った布団。持ち上げようにも、重くて持ち上がりません。さらにスクリューに絡まって、無理に引っ張ったら引き裂けそうです(涙)。

ああ、どうしたら?ダンナに電話かけようか。でも、かけた所で怒鳴られるか、自分で対処しろと冷たく突き放されるかのどっちかです。なんとかこの状況を一人で解決せねばなりません。

まず、洗濯場にタライを用意し、少しずつ布団を持ち上げます。水の張った容器に手を突っ込み、スクリューの下に巻き込まれた布団を取り出します。あ、電気のコンセント抜くの忘れてたよ(汗)。

10分ほど水浸しになりながらも、なんとか布団をタライに移しました。そして、今度はこれを二階まで運んで風呂桶に移して洗わねばなりません・・・・。重い。30キロとか余裕でありそうです。ああ、これも娘がおねしょなんかするから!

本人は知らん顔でテレビを見続けてます。このガキャァ!

お風呂場まで到着し、湯船にぬるま湯を入れ、布団を入れて踏み洗いします。バッチャバッチャ・・・・・。哀しい。文明に取り残された感じです。40分ほど踏み洗い、お湯の入れ替え、を繰り返し、最後は布団を小さく丸めて全体重をかけて水気を絞ります。

なんとか、水気を取り除いた後、またまた布団をタライに写し今度はベランダへ。運良く天気の良い日だったので、お天道様に感謝しつつ、布団を干しました。

お陰で、朝の貴重な時間は全部潰れましたが。

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