洗濯機のありがたみ。

2003/08/15 18:20 Written by コ○助

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「さ〜て、週末だし、先週しなかった分まとめて洗濯するぞ!」。
意気込んで見たものの、外は雨。部屋干しが決定している時に洗濯するのはいつも切ない気持ちにさせられるなりが、まあやらないと着るものが無くなってしまうなりからね。いつもは毎週末に1週間分まとめて洗濯というパターンなりが、先週サボってしまったために、今週は2週間分を一気に片づけるつもりなり。

「♪ふふふん〜ふふふん〜ふふふんふ〜ん」
意味不明な鼻歌を歌いながら、陽気に洗濯機に洗濯物を投入。いつものように洗剤を入れて、柔軟剤を入れて、水道の蛇口をひねって。さぁ、洗濯スタート!ジョボジョボと水が入り始めた・・・と思ったら。
「ガコッ」「ガコガコッ」
今までに聞いたことがない、そしてとても嫌な感じの音が、洗濯機から聞こえて来たなり。
「ピーッ」
次に聞こえたのは、まるで最後の悲鳴のような音。その音を境に全くウンともスンとも言わなくなってしまったなり。ぐは。

洗濯機が壊れた・・・洗濯機が壊れた・・・。

一瞬、コ○助の思考は停止状態。心配したのは、洗濯機が壊れたことよりもむしろ、この2週間分の洗濯物をどう処理しようかということ。コインランドリーに行けば良いなりが、水に濡れてしまっているんだもの。とても重そうじゃないなりか(笑)。外は雨だし・・・。
でも、四の五の言っていられないので、かなり重い洗濯物たちを袋に詰め込んで、近所のコインランドリーに傘をさしながら向かうことにしたなり。これが異常に重いなりよ、マジで。

トボトボと歩くこと5分。ようやく付いたいつも行くコインランドリーには一枚の貼り紙。
「お盆のため休業いたします」
が、がーん(笑)。休業って。このコインランドリーは、いつも管理人が常駐しているタイプのところなので安心して利用していたなりが、それが逆に裏目に出てしまったようなりよ。常駐していないような、やや放ったらかし気味のコインランドリーなら、休業なんてことは無いだろうに・・・。
このコインランドリー以外に、最寄りのコインランドリーはさらに15分ほど歩く必要があるなりよ。雨の中、かなり重い洗濯物を、傘を差しながら歩いていく。休業の貼り紙を見てショックを受けたコ○助には、既にその気力は残されていなかったなり。

「仕方ない、家で自分の手で洗濯するか」
そう。もうそう決意するしか無かったので、完全に開き直って家に帰ることに。小物(下着類やハンドタオルなど)の洗濯なら手で洗うのは全然苦にならないなりが、バスタオル(2週間分)とか、思い切って洗濯機に投入してしまっていたバスマットとかの洗濯は大変そう。大変そうなりが、やるしか無いなりよ・・・。だって、先週溜め込んでしまった自分が悪いなりから(笑)。

まず、浴槽に水を張って、洗濯物を投入。見ているだけで、途方もなくゴールが遠い気持ちになるくらいの量の洗濯物。本当に、先週サボってしまった自分を呪ったなり(笑)。
浴槽に洗剤を入れ、グルグルと回転させながら、なんとなく洗濯機気分を演出。そして一枚ずつ丁寧に手洗いに移行するというのが、コ○助のプランだったなり。
大物から片づけて、小物は後回しに。そう考えてまずはバスタオルから取りかかったなりが、手洗いでバスタオル洗うのって大変なりね。洗うのは簡単なりが、脱水が・・・。「なんでこんなところで筋トレしてるんだろう」と思うくらい、えらい力がいるなりよね、バスタオル絞るのって(笑)。しかも換気の悪い風呂場なので、熱が籠もって非常に暑いし。汗だくになりながら、延々と「筋トレ」が続いていたなり(笑)。

そうこうしているうちに2時間が経過。やっと洗濯が終わったとき、コ○助に残ったのは両手の親指の付け根あたりに、水ぶくれとなって、それが破裂した痛々しい傷跡。えぇ、えぇ。バスタオル絞りすぎて傷ついたなんて人に言えないなりよ、まったく(笑)。

本当に、洗濯機ってありがたいなぁ、と痛感させられた一日だったなり。なにが大変って、脱水が大変なりよねぇ。はぁ、次の洗濯までに洗濯機修理しなくちゃ・・・。

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