仮面神「ボゼ」が厄払い。

2003/08/14 02:44 Written by コ○助

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コ○助が目にした一枚の写真。南国風の、どこかの部族が祭りや儀式で身につけていそうな大きな仮面を付けた人。身体に巻かれた葉。そう、それはまるで「ゼルダの伝説」にでも出てきそうなキャラ。そうそう、とてもムジュラの仮面っぽい(笑)。そして逃げ惑うおじさんを木の棒を持って追いかけている姿。そんな写真がコ○助の前に現れたなり。その追いかけている奴の名は「ボゼ」。なんだそりゃ、どこのどいつだ(笑)。

この写真は鹿児島県悪石島に伝わる伝統的な行事の光景。とても日本のお祭りの光景とは思えない、かなり異様な光景を収めた一枚なりよ。なんでもこの行事、学術的にもかなり貴重なもので、なぜこの日本において、この島だけに、他の地域とは大きく異なる南国風の行事が存在しているのか、全く分かっていないというなりよ。

「日本最後の秘境『トカラ列島』のご紹介」というサイトに、こんな記述があるなり。
「南洋を思わせる異様な仮面だが、いつごろ、どこから伝わったものか島民の誰も知らないし、それを記した記録もない」
「発見者がJ.クライナーという外国人であり、海外にも紹介されている極めて国際的な風習なのである」

あぁ・・・何だか興味津々。面白そうな風習なりね。

コ○助がこの風習について、かつて毎日新聞の記者で「ボゼ」の取材に行ったことがあるという人に話を聞くことができたなりが、なんでも、ある民俗学者に言わせると、日本とパプアニューギニアがまだ陸続きだった頃。そんな頃から脈々と続く風習という見方が存在しているのだとか。年代的に言うと、数百年といったレベルではなく、数千年以上前から続いているのではないか、というなりよ。へぇ・・・壮大な話じゃないなりか。84へぇ(笑)。

日本にもまだまだ知らない、面白い行事がいっぱいあるなりね。ちょっとびっくりなり。



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