「プリントゴッコ」がインクジェットプリンタに進化。

2003/08/01 21:49 Written by コ○助

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遠い日の思い出。
コ○助が小学生の頃、年賀状製作のため毎年12月になるとフル稼働していたのが「プリントゴッコ」だったなり。「プリントゴッコ」は理想科学工業が1977年から販売を始めた製品なので、恐らくコ○助が小さい頃に使っていた「プリントゴッコ」は二世代目か、三世代目くらいだったかもしれないなりが、黄色い、なんだか結構デカい機械だったなりね。

「プリントゴッコ」は累計1000万台以上売れている大ヒット商品なので、実際に使用した&使用している人も多いかと思うなりが、あれ、なんだか楽しいなりよね(笑)。今でこそ凝った年賀状もパソコンで作ればサクサクっと出来上がってしまうなりが、そんな便利なものが無かった時代の年賀状作成は手書きか「プリントゴッコ」という二者択一だったような気がするなり。小学生の頃のコ○助は結構毎年年賀状には凝る方で、「一年の頭にインパクトを与えておこう」という趣旨でかなり作りこんだものを出していたなりね。ゆえに、どうしても「プリントゴッコ」が活躍する機会が増えていたわけなりが、いろいろと用意するものが多く、簡単なようで意外と手間がかかるのが厄介だったものの、仕上がりを見るといつも「プリントゴッコがあって良かったなぁ」としみじみ思っていたものなりよ。
「プリントゴッコ」で一番楽しかったのは電球が「ピカッ」と光るところ(笑)。使ったことがある人にしか分からないなりが、版下に絵を焼き付ける際に電球を6つくらい使って「ピカッ」と光らせるなりね。この電球は一回光ったら終了。新しいものに交換しなくてはいけないという不経済さが、幼いながらもなんだか無駄が多いような気がしてならなかったなり(笑)。本当に光った瞬間的に、もう用済みのごみになってしまうなりから・・・。

ま、そんな電球を使わなくて済む「プリントゴッコ」の新製品(最近のプリントゴッコは電球を使わないのかもしれないなりが。未調査)は、インクジェットプリンタ仕様という、かなり今風の製品に変身してきたなり。「PCを介することなくスキャナで読み込んだ原稿や、デジタルカメラで撮影した画像を印刷することができる」という一文からも、「プリントゴッコ」の冠を付けてはいるものの、かつての「プリントゴッコ」の面影はないみたいなりね。まあ正当な進化なのかもしれないなりが、コ○助が知っている「プリントゴッコ」とはかなりかけ離れた製品となってしまったので、ちょっと違和感があるなりよ。少しだけ寂しかったり(笑)。

パソコンで年賀状を作るのが徐々にスタンダードとなってきている現在、「プリントゴッコ」のような製品は苦しい立場に置かれつつあるなりが、「プリントゴッコ」が今後どういった進化をしていくのか、注目しておきたいと思いますなり。

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