多摩ニュータウン、ついに66%値下げ。

2003/07/11 02:50 Written by コジマ

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今、不動産業界でまことしやかに囁かれていることがある。「2年後(2005年)にマンションの価格が暴落する」。現在、首都圏ではマンション建築ラッシュで、都心だけでなく、都内でも交通が少し不便な所にボンボン建てている。「全部捌けるのかなあ」と他人事ながら心配してしまう。この趨勢を見ていると、暴落とまではいかないまでも、価格が下がるというのはあながちウソとも言えない気がするのだ。そんなところにこのニュース。

都心のベッドタウンとして開発された東京都八王子市にある多摩ニュータウンで、東京都住宅供給公社の分譲マンション(1995年3月完成)が、最大66%値下げして売り出すという。

同マンションの値下げは今回で2回目。当初、平均5724万で販売を始めたが、135戸のうち4割しか売れず、1998年2月に平均24%値下げして再販したが、それでも65戸残っていた。意を決した住宅供給公社は、今回はさらに平均56%値下げの平均1928万円で売り出すことにした。当初に比らべると、66%の値下げになる。

多摩ニュータウンでは他のマンションも苦戦している。都内へのアクセスが悪く、価格帯がそれほど変わらない神奈川・千葉・埼玉の各県のほうが、交通やショッピングに便利だということが敗因のようだ。

緑が豊かで公園も多く、子育ての環境としては最適な多摩ニュータウン。この値下げによって巻き返しはあるのか!? 。同マンションは12日から募集するようなので、マンション購入を予定しいる人は、ぜひ考慮に入れてみては?

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