噂には出ていたなりが、ミラン・・・なりか。ACミランほどの強豪、そして歴史あるクラブに加入することは本来ならば大喜びするべきところなりが、このオフに中田選手が希望していたのはプレミアリーグへの移籍。プレミアリーグからも数々のオファーが舞い込む・・・はずだったなりが、名前はチラホラ出てきたものの、実際のオファーに至ったのはフランスリーグのマルセイユから、それも格安の移籍金提示という悪条件。ヨーロッパの移籍市場が冷え込んでいることもあって、中田選手の希望は叶わないでいたなりね。

そうこうしている間に、パルマと友好関係にあるACミランが、「カップ戦要員」として中田選手をマーク。1年間のトレードというかたちで獲得を打診。中田選手の去就を決めかねていたパルマにとっては渡りに船なオファーだったようで、期限付き、レンタル料、移籍金なしの異例のトレードというかたちで契約合意間近だというなり。まあキャリアとしてはACミランでプレーすることは全然悪いことだとは思わないなりが、中田選手本人が望まないクラブへの移籍という点が引っかかるなりねぇ。ペルージャ→ローマ→パルマ→ACミラン。経歴だけ追えば着実にステップアップしているのは確かなりが、なかなかそう単純な話でも無いようで。

ちなみに、なぜACミランなのかというと、ACミランは2002-2003の欧州チャンピオンズリーグを制し、今年東京・国立競技場で行われるトヨタ杯に出場するため来日するなりね。つまりは中田選手は日本向けビジネス要員。あからさますぎ・・・？（笑）。イタリアの地元紙は既に中田選手のACミラン移籍を一斉に報じているようなりが、果たして本当に決まるのか。ここ数日の動きに注目なりね。