IP電話のシェア、Yahoo!の一人勝ち。

2003/07/03 04:39 Written by コ○助

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インプレスが毎年発表している「インターネット白書」。2003年版が先日発表されたなりが、IP電話についての内容に触れた記事が出ていたなり。

IP電話、すなわちインターネット電話のことなりが、プロバイダ各社を中心に多くの事業者が参入しているなりよね。現状は数が多すぎて、「これ」という決め手に欠いているような状況とも言えるなりが、価格の安さや音声品質が固定電話とそう大差ないということ、初期投資が必要ない(加入権のようなものが必要ない)ということもあって、将来的には固定電話と置き換わるのではないかとの見方もあるなりよね。それだけに、話題として新味が無くなったとはいえ、今後のサービス動向を追っていくという意味でも、常に普及状況などを把握しておいて損はなさそうなり。

現在、IP電話のシェアトップはYahoo!BBが提供している「BBフォン」の73.1%。2位のぷららが提供している「ぷららフォンforフレッツ」が3.6%。「BBフォン」が圧勝しているなりね。そんなに他社との差がついているとは。

コ○助の周囲にもだいぶYahoo!BBユーザーが増えてきて、この「BBフォン」も大好評なりよ。「BBフォン」はユーザー同士の通話が無料なので、ユーザーが増えれば増えるほどお得なサービス。距離に関係ないので、特に地方から上京してきた人が実家との連絡手段として活用しているケースが、コ○助の周囲では多いようなり。この「ユーザー同士無料」は、ユーザー的には嬉しい限りなりが、果たしてそんな大盤振る舞いでYahoo!BBの経営を逼迫させることにはならないのだろうか、と老婆心ながら心配してみたり。

それにしても、1位の「BBフォン」の73.1%と2位の差が有りすぎ(笑)。他のサービスに、今後勝算はあるなりかねぇ。まあ「BBフォン」がいかにシェアを取ろうとも、しょせんはYahoo!BBユーザー向けのサービスという限定的な枠があるので、世の中非Yahoo!BBユーザーの方が多いことを考えれば、他の事業者がシェアを巻き返すことはできそうな気はするなりが。果たしてどうなることやら。

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