運転中携帯メールをしていた運転手が解雇。

2003/06/26 01:50 Written by コジマ

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福井市に本社がある京福バスの運転手が、石川県の小松空港発福井行きのバスで、高速道路を運転中に私用の携帯メールを約30分にわたって続けていたことがわかり、同社はこの運転手を解雇したのだ。運転手は10年以上バスを運転していたという。

なんでバレたかというと、福井に到着したあと、乗客から「運転中にメールをしていて危ない」と同社に苦情が入ったためらしいのだ。おお、お客さんの目の前で堂々と。隠しもしなかったのだろう。デスクワークでも仕事中のプライベートメールは控えめにするのが常識で、私用でクルマに乗ってる分には構わないが(いや、やっぱりマズい)、お客さんを乗せるバスの運転中にメールなんてとんでもないのだ。ぼくが目の当たりにしたら真っ先に苦情を言うだろう、「客をバカにするな」と。

ところで、みなさんは運転中にメールが打てますか? ぼくは打てません。器用に打っている友達に訊くと、「10キーの位置を憶えれば、後はちょっと確認のために画面を見るだけだ」と言う。そりゃあ、10キーの位置くらいぼくだって憶えてるさ。問題は文字を打ち込む行為ではなく、文章を考えることと運転が同時にできないのである。ぼくはタダでさえ「オマエはADHD(注意欠陥多動性障害)だ」と友達に揶揄されている(本当にその可能性あり)ので、文章を考えていたら運転に集中できない。前出の友達にその辺を訊くと、「メール打つのに文章を考えたりしないだろう」と言われた。うーん、そいつが天才なのか、ぼくがぶきっちょなだけなのか、それともメール脳に関係しているのか…。

それはともかく、できても運転中のメールはやめたほうがいいのだ。

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