中日のエディ・ギャラード投手が首脳陣と対立。

2003/06/21 23:53 Written by コ○助

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昨年あたりから、中日は外国人選手でご難続き。昨年6月にキューバの至宝オマール・リナレス内野手を獲得したものの、右ひざ半月番板の損傷や腰痛などで全く働くことができなかったことを発端に、7月には主軸のレオ・ゴメス内野手が右ひざ痛を訴え米国に帰国。8月には主戦のメルビン・バンチ投手が原因不明の心臓の不調で米国に帰国。オフには新外国人選手として獲得に動き、契約がまとまっていたマーリンズのケビン・ミラー外野手が突然の日本行き拒否。そして今度は抑えのエースとして中日を支えてきたエディ・ギャラード投手が首脳陣と起用法を巡って対立し、退団の可能性が出てきたというなり。

今季、ギャラード投手は右手打撲のため一時戦線を離脱していたなりが、現在は1軍に復帰。徐々に抑えとしての感覚を取り戻して欲しいとの意向の首脳陣は、まずは中継ぎで起用するとのプランを用意したところ、ギャラード投手が抑え以外はやらないと反発。
中日にはメジャー移籍を巡ってゴタゴタした結果、近鉄から移籍してきた大塚晶則投手が抑えとして起用されており、実質ギャラード投手と抑え2人状態となっているなりね。その状態が結局、今回のギャラード投手の反発を買う結果となってしまったわけなりが、現在の安定感という意味では大塚投手の方が万全なわけで、首脳陣としてもなかなかギャラード投手に抑えを切り替えられないという事情も。何だか難しい状況になってきたなりねぇ。

ギャラード投手はまだ32歳。過去の成績を見てみると、
2000年 51試合1勝2敗31セーブ 防御率2.68 最優秀救援投手
2001年 47試合0勝1敗29セーブ 防御率2.12
2002年 47試合1勝1敗34セーブ 防御率1.52 最優秀救援投手
と、抑え投手として完璧な内容を残してきているだけに、仮にこのまま対立が進んで退団ということになれば、オフに争奪戦が起こるのは必至。中日としても、大塚投手は来季中日に残留する意思がないと言われているだけに、ギャラード投手退団となれば抑え投手がいなくなってしまうことになるなりね。

はてさて、どうしたものか。中日の決断はいかに。

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