中日の川崎憲次郎投手、球宴出場の辞退を示唆。

2003/06/18 08:16 Written by コ○助

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FA権を行使して中日に移籍後、2年半に渡って1球も1軍で投げていない川崎投手がオールスターファン投票の先発投手部門で1位となった、というニュースは昨日お伝えしたなりが、これを受けて川崎投手が出場辞退を示唆する発言をしたようなり。

サンケイスポーツによると、今回の1位選出を聞いた川崎投手は「最初は励みになると思っていたけど、ある人から(投票の経緯を)聞いて、そんなもんかと思った。ボクが出たらいけないでしょう」と語ったそうで、いわゆる「さらし者」にするために組織票が投じられたというそもそもの動機について、かなり心を痛めている模様。「そんなもんかと思った」という、その言い回しに、非常に沈痛なものを感じるなり。ちょっと可哀想。

インターネットからの投票は、気軽に投票できるという意味では必要なものだと思うなりが、こういう結果を招いてしまうと、やはりちょっと考えもの。これは大量に組織票を投じる人たちだけが悪いのではなく、当然キチンとした対策を取らない運営委側も悪い。何でもそうなりが、ネットを使った投票モノには付きまとう問題なりからね。ここら辺の対策をしっかりとしなかった運営委側も、責められて然るべきだとは思うなり。来年以降もインターネットからの投票を続けるのであれば、同じ事を繰り返さぬよう、万全を期して欲しいものなり。

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