阪神、56年ぶり2位に10ゲーム差。

2003/06/07 11:44 Written by コ○助

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今年の阪神は、何をやっても「○○年ぶり」と付くので、食傷気味の方もいらっしゃるかもしれないなりが、それだけ長い低迷をしていたことの裏返しであり、その鬱憤があるからこそ今年に期待がかかっている証であると思って下さいなり。それにしても今年はすごいなりねぇ。すごすぎて、全然リアリティが無いのはこれ如何に(笑)。

中日戦3連戦を良いかたちで3連勝し、神宮に乗り込んだ6日のヤクルト戦。中継を見ていたら、ヤクルトの本拠地だというのに、阪神ファンの多いこと多いこと。東京の阪神ファンが大挙して押し寄せてくるので基本的には神宮は阪神ファンの比率が高めなりが、それにしても、今年の好調によって確実に球場に足を運ぼうと思った人が多いようで、昨日の試合は黄色いメガホンが実に鮮やかだったように思うなり。

で、試合の方は選手会長の桧山進次郎外野手が2本の本塁打を放つ活躍で、またしても快勝。連勝を4、貯金を22に増やしたなり。

ケガ人の話題になると、とかく今年は巨人がクローズアップされるなりよね。確かに巨人はちょっと酷すぎる状況なりが、阪神もなにげに主力にケガ人がいるわけで。今季4番を打っていた浜中おさむ外野手や、昨季4番で今年恐怖の6番と言われているジョージ・アリアス内野手が離脱している中での、この2位に10ゲーム差というのはかなり立派なのではないかと。ちなみにこの二人、本塁打数チーム1位と2位なので、阪神的には飛車角落ち、とまでは言わないなりが、重要なコマを落とした状態なのは間違いないなりね。

6月の時点で2位に10ゲーム差をつけていた球団は、長いプロ野球史の中で過去に4球団。その4球団は全て優勝を飾っているということで、阪神もそのサンプル数の少ないデータに乗っかってしまえば、優勝は確実とも言えるなりか。さてどうしたものか。そろそろ本当に秋口の大阪ツアーを考える必要が出てきたなりね(笑)。今年は6月でも失速しないし、なかなか良い感じなり。

阪神の大きな山は、あとは夏のロードなりね。甲子園開催期間中の遠征を乗り越えられれば、絶対に優勝できると思っているので、なんとか他球団の追撃をかわしながら逃げ切って欲しいものなり。

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