来る、来るとは言われていたなりが、遂に普通のPHSにも内蔵カメラが！発表されたのは三洋電機製の11万画素CCDカメラを搭載したH"端末。携帯電話がやれメガピクセルだと言っている中、11万画素というのは寂しい話なりが、これはDDIポケットがこれまで発売してきた外付けカメラ「Treva」が10万画素なので、ほぼ同じレベルということなりね。まあ「Treva」がC-MOSセンサーなのに対し、「H-SA3001V」はCCD搭載なので、若干の画質の向上は望めるかもしれないなりが。

「Leje H-SA3001V」の主な仕様は以下の通り。
メイン液晶：1.8型6万5536色TFTカラー液晶
サブ液晶：1型6万5536色TFTカラー液晶
カメラ：11万画素CCDカメラ
対応サービス：オプションメール放題、台湾での国際ローミングサービス、AirH"の32kbpsパケット通信

見ての通り、残念ながら定額でi-mode勝手サイトの閲覧ができるAirH" PHONEには未対応。ここら辺のサービス対応状況が端末ごとに異なっているあたりが、利用者の混乱を生むのは間違いないだけに、新たなサービスが開始されたら、その後に発売される端末は全て対応しているといったわかりやすさが欲しいなりよね。実際に使うかどうかは別にしても、AirH"PHONEには対応して欲しかったところなり。

と、いうわけでカメラが搭載されたことは一歩前進ながら、画素数の低さを考えてもごくごく簡素な画像メモ程度にしか使うことができないし、機能的にも完全なものとは言い難いだけに、やや中途半端な印象。まあオプションメール放題はすこぶる便利なサービスなので、これに対応した機種が新たに追加されたこと自体は歓迎すべきことなりが。

購入を検討される方はぜひご一読を。