六大学野球リーグのエースとして昨秋のドラフト候補の筆頭でもあった元立教大学の多田野投手。いろいろとあって日本でのドラフト指名は受けられなかったものの、最終的にはインディアンスとマイナー契約を結ぶことができ、今はメジャーを目指して1Aから地道にプレーを続けているなりね。

これまでの成績を見てみると、1Aキンストンでは2勝1敗、防御率1.89、昇格した2Aアクロンでも自責点ゼロを更新し続けるなど、2A以下では敵なしの様子。3A昇格も間近と球団関係者も認めているだけに、かつて大家投手がそうであったようにアッと言う間にメジャーへの階段を上り詰めてしまうかもしれないなりね。

ちなみに、現在マイナーリーグには多数の日本人選手がプレーをしているなりが、3Aでプレーをする「メジャー昇格候補」には、元ダイエーの養父鉄投手や、元巨人の木田優夫投手、オープン戦で松井秀喜外野手との対戦が話題となったマイケル中村投手などがいるなりね。プロ野球出身の人、アマから直行した人。いろいろといるなりが、次なる日本人メジャーリーガーが誰になるのか、楽しみなところなり。