好調な状態が続く限り同じようなニュースを取り上げ続けることになるなりが、そうしていたらアレヨアレヨという間に優勝していた、なんてことになれば良いのに。

5月5日現在、阪神は32試合を消化し、20勝11敗1分けの貯金9という堂々たる成績。2位の巨人が29試合で15勝13敗1分けという成績（3.5ゲーム差）を考えると、かなり立派な成績なりよね。まあ阪神は投打に渡ってケガ人もない状態。一方の巨人は主力級がことごとく離脱していても2位につけている状態。果たしてどちらが凄いのかは分からないなりが、とりあえず今は走れるうちはガンガン首位を走らなければ。

5日の試合はトレイ・ムーア投手が完璧な投球内容で無傷の5勝目をマーク。昨年終盤にやや勝てなくなってきた時に、評論家の人の中には「もう研究されてしまったので、来季は厳しいかもしれません」なんて言う人もいたなりが、どうしてなかなか。今やチームのエースどころか、セ・リーグを代表する左腕と言っても良さそうじゃないなりか。投げて良し、打って良しのムーア投手。近年希に見る「当たり」の外国人選手なりね。この調子で勝ち星を積み重ねて、15勝くらいを目指して欲しいものなり。

ま、とにかくこの好調ぶりに慢心することなく、外野に「どうせ6月まで」と言われてもくじけることなく、故障者が復活してヒタヒタと迫ってくるであろう巨人からどこまで逃げることができるかが楽しみなりね。次は30勝一番乗りに期待なり。