今日のはんしん 4/15。

2003/04/17 02:23 Written by コジマ

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4/15、阪神タイガースの試合結果なのだ。

阪神 1-7 ヤクルト (4回戦 阪神2勝2敗)
勝 ホッジス(1勝2敗) 敗 藪(1勝1敗)
本塁打 稲葉(ソロ 2号)、ラミレス(2ラン 5号)、鈴木(2ラン 2号)

今日は雨の神宮で今季初観戦。すごく寒かったのだ。試合は負けちゃったけど、阪神の試合を初めてバックネット裏で観て、選手の近さにびっくり。試合終了後は完全にミーハーになっていました。選手の名前を呼びまくる。トーマス・オマリー特命コーチが、ぼくの呼びかけに手を振ってくれて、感激のあまり卒倒しそうになったのだ。

指定席に座っていると、いつもなら途中で我慢できなくなって外野席に突入するのだけれど、今日は小学生の従弟をつれていたこともあって、移動しなかったのだ。でも、いつも半狂乱になって観戦している外野席と違って、指定席もいいところだと別の楽しみ方があるのだなあ、と実感した試合だった。いや、もらったチケットなのだけれど。

さて、試合経過に入ります。

初回、藪はいきなり先頭の稲葉に先制アーチを浴びると、3回裏にもラミレスにレフトスタンドへ2ランを喫し、4回でマウンドを降りる。今日の藪投手、6回までももたなかったのだ。

阪神は5回表、アリアス四球、矢野安打、ホッジスのボークで無死2、3塁とすると、藤本のセカンドゴロの間にアリアスがホームインで3-1。しかし、続く代打・広沢がサードゴロ、今岡がショートゴロに倒れ、追加点はならず。うーん、ホッジス投手には今年も悩まされそう。

5回裏、阪神2番手のポートが稲葉、宮本に連続安打を浴び、ベッツをセンターフライに打ち取るものの、4番ラミレスにライト線へ二塁打を放たれ5-1、続く鈴木にはライトスタンドへ運ばれ、7点の大量失点。ダンカンも言ってたようだけど、ポート投手は荷物をまとめてアメリカに帰ったほうがいいのだ。

6回表、先頭の赤星が三塁へ内野安打を放つ。いやあ、赤星外野手の脚の速さを初めて近くで見たのだけれど、もう反則としか言いようがない(笑)。ありゃ普通アウトなのだ。金本、桧山が倒れて、片岡はセンター前へ弾き返す。続くバッターは、後半戦に異常な勝負強さを発揮する「ダメ押しジョージ」ことアリアス。しかし、ここはホッジスに三振に斬って取られる。

7、8回も、ヤクルト2番手の河端の投球に手が出ず、三者凡退。9回は3番手山本から片岡が今日2本目のヒットで出塁するものの、リードしていないと打てないアリアスはショートゴロに倒れる。そして、最後のバッターは、代打で入れ替わって7番に入っていた3番手の金澤に代わり、濱中が登場。神宮球場は今日一番の盛り上がりをみせたが、サードゴロに倒れゲームセット。3連勝ならず、順位も2位に落とした。

今日のスターティングメンバーには驚いた。開幕以来4番に座っていた濱中おさむ外野手がスタメン落ちだったのだ。今日はハマちゃんを観にいったようなものなのに…。代わってライト・桧山進ニ郎“外野手”が4番、5番に代打で2ホーマーのサード・片岡篤史内野手を据えた。理由は「濱中が精神的に疲れている」「桧山がホッジスと相性がいい(昨年19打数10安打)」(星野監督)だそうだが、全体の調子がいいときにわざわざオーダーを変える必要があったのだろうか。濱中外野手が精神的に疲れているというが、濱中外野手を開幕から4番に据えたのは、年間を通して4番で使って精神的に成長させるのが目的ではなかったのか。

それと、4回で調子の悪い藪恵壹投手を降板させたのはいい判断だと思うけど、代わったのが、連日の失点で「抑え失格」の烙印を捺されたルー・ポート投手。星野監督は「敗戦処理」での起用を示唆したそうだけど、5回3-1の場面で登板は、どう考えても敗戦処理ではないのだ。9回2アウトから6点差を追いつかれた対巨人戦以来、星野監督の采配には疑問が残る。いや、これは前からか。星野監督は、どうも自分が気に入った選手は結果を出せなくても使い続けるクセがある。自分の人選眼を信じているのだろうが、他の選手にももっと活躍する機会を与えてほしいのだ。片岡内野手にしてもポート投手にしても、実際結果が出てないのだから。まあ、でも今日は「同級生クリーンアップ」を見られたからよしとするか。

明日の先発予想は、阪神は藤田太陽投手、ヤクルトは石川雅規投手。太陽投手は絶好調なので、明日はだいじょうぶだと思うのだ。ああ、できれば明日観にいきたかった…。心配のタネは中継ぎ陣&監督の采配。こうなってくると、少しでも早い福原忍投手の復帰が望まれるのだ。

そういえば、ヒーローインタビューで、今日3打点を挙げたアレックス・ラミレス外野手がまた日本語でギャグを叫んでいた。「1・2・3・ダー! アイ〜ン!」うーん、チャーミング。それにしても、ラミレス外野手と鈴木健内野手の好調ぶりは脅威なのだ。阪神の勝ち越しは、この2人と古田敦也捕手をいかに抑えるかにかかっている。がんばれタイガース! ネバサレ! 勝ちたいねん! なのだ!

ちなみに、今日は雨が降っていたこともあって、指定席は言うまでもなく、ライトスタンドもガラガラだった。しかし、そんな状態でレフトスタンドを埋め尽くす阪神ファンたち! 立ち見席まで人で溢れかえり、局地的な満員御礼状態だったのだ。しかも6点差で9回になってもほとんど帰らない。こういったファンのためにも、しっかりとしたプロらしい試合を見せてほしいのだ。

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