Palm初のXScaleモデル、無線LAN/カメラ付きで発表へ。

2003/04/10 05:00 Written by コ○助

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Palmの世界はXScaleに関しても、カメラに関してもソニーがかなり頑張ってくれているので、最近は一般の人には「Palm=CLIE」と認識している人も多いようなりが、本家のPalm社もアメリカ向けではあるものの、ようやくXScale&カメラ搭載端末を投入することになったようなり。

今月にも発表される見込みなのは、従来機種「Tungsten」と「Zire」の後継モデル。「Tungsten C」はPalm社としては初めてXScaleのCPUを搭載している機種で、他には無線LANを搭載しているのが特徴。一方の「Zire 71」にはXScaleは搭載されないものの、こちらもPalm社としては初めてカメラを搭載しているのが特徴なり。

先日発表されたNTTドコモの「505i」シリーズを見るまでもなく、日本は諸外国と異なって携帯電話が飛び抜けて発達している国。なので「Palmにカメラ」と言われてもピンと来ないという感想を持ってしまう人は、ある意味正常かもしれないなりね。QVGA液晶、メガピクセルのカメラ、標準で「内蔵」された通信&通話機能。これらの機能を全て併せ持ったPDAがいまだに登場していないことからも、とりあえず日本においては携帯電話が今後もPDAの代わり(?)として活躍する状況がまだまだ続くことになりそうなりね。と、いうか果たしてPDAが携帯電話に取って代わることはあるのかどうか。

デジカメも今後通信機能などを内蔵してPDA化していくのではないかと言われているなりが、デジカメ、携帯電話、PDAと違うアプローチから始まった製品が一つのものに向かっていく流れは顕著になってきた感じ。勝者に限りなく近いのは携帯電話のような気がするなりが、デジカメやPDAの今後の発展に期待したいものなり。

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