今日のはんしん 4/2。

2003/04/03 01:52 Written by コジマ

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4/2、阪神タイガースの試合結果なのだ。

阪神 4-5× 広島(1回戦)
勝 永川(1勝) 敗 谷中(1敗)
本塁打 西山(ソロ、1号)

先発予想が外れたのだ。阪神の先発は藤田太陽投手。これは正解。広島は長谷川昌幸投手だと思っていたが、去年ヤクルトを自由契約になった198センチのアラン・ニューマン投手がマウンドに上がったのだ。

阪神は3回表、そのニューマンから矢野、藤本の連続安打で先制。うーん、ホントにこの下位打線が絶好調なのだ。太陽が送って、今岡の遊ゴロの間にランナー藤本がホームインで2点目。しかしその裏、今度は太陽が福地、シーツの連続安打で1点を失うが、そのあとのクリーンナップをピシャリと抑える。ふむ。今年の太陽は一味違うぞ。続く4回表、「金本はパワーヒッター。考えて打つタイプじゃないから、やりやすいよ」と言っていたニューマンから金本が中前安打! すかさず盗塁、濱中も出て1、3塁とするが、桧山が痛恨のゲッツー。金本の好走塁で1点は入ったものの…、ひーやん! しかし、アリアス、矢野の連続二塁打で追加点を挙げ、この時点で4-1。初めはピリッとしなかったが、だんだん上がってきた太陽の調子からいって、勝利を確信していたのに…。

5回表、代わった沢崎から赤星、金本が連続安打するも、今度は濱中が併殺打。ハマちゃん! 太陽は5回裏に西山からソロ本塁打を食らったものの、6回を被安打4、2失点、7奪三振と大満足の好投。やはり今年はやると思っていたのだ。しかし、続く下柳が大乱調。代わりバナ木村拓に安打、町田に死球、西山が犠打で送ったあとに、代打・木村一に同点タイムリーを食らう。たがいに追加点が取れず、延長10回裏、シーツ安打、新井に四球を与えた4番手の谷中、5番前田を敬遠して木村拓と勝負。しかし、サヨナラの左前安打でゲームセット。連勝は3でストップしてしまった。

うーん、14安打しながらも負けてしまったのだ。4番、5番の拙攻が響いた。がんばれひーやん、ハマちゃん! しかし、なんで調子が上がってきた藤田太陽投手を降板させたのだろうか。7回まで投げさせ、ジェフ・ウィリアムス投手なりルー・ポート投手なりを投入すれば勝てた試合のような気がするのだ。

星野仙一監督は、下柳剛投手の交代直後の木村拓也外野手に打たれたヒットこそ今日の敗因だったとコメントしている。「セカンドのうしろにふらふらあがった打球をライト(浜中)とセカンド(今岡)が落下点でお見合いでヒットにしよる。こういう試合で、あの場面で絶対に出してはならん先頭バッターを守りのミスで出したらいかんよ。ゲームの流れがあれでむこうへ行っちゃった。―中略―きょうはライトとセカンドのあの“お見合い”がすべてやった、ということだ」(「星野仙一のトラトラトラ!」より)。こんな細かなプレーが大きな影響を及ぼすなんて、やはり野球は奥が深いのだ。

それにしても、初勝利を収めた広島のルーキー・永川勝浩投手が良かった。亜細亜大時代は巨人のルーキー・木佐貫洋投手の影に隠れていたが、素晴らしいストッパーになる予感。あのフォークは脅威なのだ。なんでも、全国区になってタレントの伊藤美咲さんと知り合いになるのが目標だそう。うーん。ということは、ぼくのライバルなのだ(笑)。今日で永川投手に一歩リードされたのだ。

明日の先発は、うーん難しい。明日登板が予想されていた下柳投手が今日投げてしまったから、中5日で井川慶投手か・・・。いや、井川投手はヤクルト戦にぶつけるだろうなあ。藤川球児投手を1軍登録させてってのはどうだろうか。広島は、明日こそ阪神キラーの長谷川投手だろう。気持ちを切り替えて、がんばれタイガース! ネバサレ! 勝ちたいねん! なのだ!

ちなみに、今日のセ・リーグ3試合すべてがサヨナラゲームだったのだけれど、これは史上初だそう。くそう、この初物ゲーム、やっぱり阪神に勝ってほしかったのだ。

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