プラズマテレビの販売が頭打ち。

2003/03/29 16:02 Written by コ○助

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通常のテレビに比べてかなり価格が高いこともあって、もともと飛ぶように売れる製品では無いのは確かなりが、昨年のW杯から年末商戦にかけての「プラズマテレビブーム」も一段落、現在はやや頭打ちの感もあるというなり。

毎月国内の電子機器国内出荷統計を発表しているJEITA(社団法人電子情報技術産業協会)のサイトで、ここ1年(2002年2月〜2003年2月)のプラズマテレビの出荷台数をチェックしてみると。
【2002年】
2月 8000台 前年同月比472.3%
3月 11000台 前年同月比385.6%
4月 11000台 前年同月比355.6%
5月 14000台 前年同月比519.9%
6月 15000台 前年同月比370.9%
7月 15000台 前年同月比374.3%
8月 12000台 前年同月比335.6%
9月 19000台 前年同月比321.7%
10月 20000台 前年同月比276.0%
11月 28000台 前年同月比228.8%
12月 32000台 前年同月比154.1%
【2003年】
1月 8000台 前年同月比125.1%
2月 12000台 前年同月比152.3%

ザッと見た感じでは、年末商戦に向けて出荷が伸びるのは当然のこと。なので昨年12月から今年1月にかけてガクッと数字が減っているのは気にしないとして、一応前年同月比は堅調な伸びを見せているなりね。一昨年、2001年頃はまだプラズマテレビがほとんど市場にも出回っていなかったという事情もあって2002年は前年同月比が爆発的な伸びを見せているなりが、2003年が同じような伸びでは無いからといって即「プラズマテレビ頭打ち」というわけでも無さそうなり。

ただ、依然として爆発的に売れているといった状況でも無いので、このまったりとした状況がいつまでも続いていて良いはずが無いなりよね。モノが良いのは誰もが認めるプラズマテレビの課題は、やはり価格面が最も大きいだけに、早い段での低価格製品が各メーカーから投入されることに期待したいものなり。まあ売れれば安くなり、売れなければ高いままというのが常なので、なかなか難しいところではあるなりが。

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