2000年の2冠馬エアシャカールが骨折、安楽死処分に。

2003/03/14 08:30 Written by コ○助

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名馬の予後不良の話は、聞くたびに胸が痛む思いがするなりが、エアシャカールまでこの世を去ることになるとは。正直かなりショックな話なり。

事故が起こったのは13日のこと。種牡馬として繋養されていた北海道・門別のブリーダーズスタリオンステーションで放牧中に暴れ、左脛(けい)骨完全骨折を発症。そのまま安楽死処分が取られたようなり。放牧中の出来事なので具体的になぜ骨折したのかということまでは分かっていないようなりが、何かに驚いて暴れたと見られているようなり。

エアシャカールは父サンデーサイレンス、母アイドリームドアドリーム。1999年にデビュー後、翌2000年のG1皐月賞と菊花賞1着、日本ダービー2着という成績を残した名馬なりね。日本ダービー後にはイギリスに遠征し、G1キングジョージ6世&クイーンエリザベス ダイアモンドSにも出走(結果は5着)するなど、本気で世界が獲れるような気がした馬でもあったなり。
ただ、一番輝いていたのはこの2000年で、その後の成績はあまりパッとしなかったなりね。2001年、2002年は9つのレースに出走するも、2着が3回だけとやや寂しい成績だったなり。そして2002年のG1有馬記念をもって引退。病気で急逝した種牡馬サンデーサイレンスの後継種牡馬としてエアシャカールは期待を集め、シンジケートが組まれていたなりが、今回の安楽死処分によってそのシンジケートもパーになってしまったなりね。うむむ。

エアシャカールはまだ種牡馬入りして日が浅いこともあって、実際に種付けを行ったのは11頭だけらしいなりよ。エアシャカールの血を受け継ぐ11頭。確率的にここから活躍馬を輩出する可能性は極めて低いと言わざるを得ないなりが、サンデーサイレンス−エアシャカールと続く系譜を引き継ぐ名馬が誕生することを願って止まないなり。それにしてもエアシャカールの予後不良、かなり残念な話なり・・・。

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