ソニーの出井伸之会長兼CEOがAppleを語る。

2003/03/14 07:38 Written by コ○助

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時代を先取りするセンスやデザインへのこだわりといった部分で比較されることが多いソニーとAppleなりが、出井会長兼CEOが直々にAppleについてコメントを出しているなり。これが短いインタビュー記事ながら、非常に面白い内容となっているなりね。

例えばAppleのスティーブ・ジョブスCEOと昨年何回か会っていたことを明かし、そのジョブスCEOの印象についてのコメント。
「確かに彼は天才だが、すべてを分かち合おうとしない。大企業にとっては、一緒にやっていくのが難しい人だ。彼らと協力しようとしたが、悪夢のようだった」。

この「協力しようとした」の部分が何を指しているのかは分からないなりが、かつて「VAIO」にMac OSを採用することが検討されたこともある、なんて話も出たことのある両社なので、互いに意識はしている相手なのは確かなようなりね。ただ、「悪夢」と言っている以上、共同で何かするということは無いのかも。

また、ソニーがAppleと手を組むことは否定しながらも、将来的に「2人(=SCEの久夛良木健社長とジョブスCEO)を引き合わせれば、どのようにしたらプレステとMacが協力できるか、答えが出るかもしれない」と、ゲーム機の分野で組むことができる可能性を含ませたコメントを出しているなり。Macとゲーム機というとピピンの悪夢が蘇ってくるなりが、まあそういう手の組み方はしないだろうし、新しいソニーとAppleの関係が築かれたら面白そうだなぁ、とは思うなりね。

Macユーザーであり、ソニーファンのコ○助としては、この両社が手を組むのは見てみたいところ。まあ個性と個性のぶつかり合いで、上手くいくようには思えないなりが、仮に互いのセンスが融合できた時にはスペシャルなものができそうな予感はするじゃないなりか。ここら辺はもう妄想の世界なりが、今後のソニーとAppleの関係がどうなっていくのか、気になるところなり。

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