元立教大学の多田野数人投手がインディアンスとマイナー契約へ。

2003/03/11 07:59 Written by コ○助

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多田野投手は150km近い速球を投げる本格派右腕。六大学野球リーグでは「左の和田(自由獲得枠でダイエー入団)、右の多田野」と呼ばれ、大学通算56試合に登板、20勝16敗、防御率1.51という成績を残した多田野投手。昨年のドラフトの超目玉として横浜が自由獲得枠で獲得することがほぼ確定していたなりが、ドラフト直前になって週刊誌に掲載されてしまった性癖に関する記事が影響したのか、横浜が「諸般の事情」を理由に指名を回避。その後ダイエーも獲得を検討していると伝えられていたなりが、ダイエーも獲得に踏み切ることができず、日本球界入りは絶望的な状況となっていたなりね。
その後パドレスも獲得を検討し、一時は「パドレス入団へ」と報じられたこともあったなりが、最終的にはパドレスも獲得を見送り。窮地に立たされていたなり。

ただ、多田野投手にはまだどうしても野球を続けたいという熱意が残っていたようで、今月上旬に行われたインディアンスの渡来アウトを受け、合格。現在インディアンスのマイナーキャンプに参加しており、早ければ10日(日本時間11日)にも正式契約を結ぶというなり。

災い転じて福となす。一時は野球をすることができる環境が全く無くなってしまい、才能を持ちながら過去の過ちで全てを失いかけた多田野投手。マイナー契約とはいえ、メジャーでプレーする可能性を掴んだのは大きいなりよね。自由獲得枠で指名されるほどの大物アマ選手だったという事実は揺るぎないだけに、早期のメジャー昇格、そしてメジャーでの活躍に期待したいものなり。

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