中日入団が決まっているケビン・ミラー外野手が来日を正式に拒否。

2003/02/01 11:25 Written by コ○助

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やはりというか、何というか。中日にとっては正に天国から地獄。中日が球団助っ人史上最高額となる年俸250万ドル(約3億円)の2年契約を結び、その際には西川順之助球団社長が「阪神がミラーに興味を示していることは知ってたけど、ウチに勝てるわけがないから、取れるものなら取ってみろって、腹の中でハッハッハッて笑ってたよ」と阪神をケチョンケチョンにして意気揚々としていたのは1月上旬のこと。あの高笑いからわずか1ヶ月弱にして、今度は阪神サイドが腹の中でほくそ笑む事態となってしまったなり。

なんでもミラー選手獲得に乗り出しているレッドソックスの地元ボストン・グローブ紙のインタビューに対して以下のような発言をしているというなり。
・中日の林光中渉外担当に対して「私は日本には行かない。ここに残りたい」と伝えた。
・「私と中日は合意はしたが、契約は交わしていない。ナカムラだって気持ちが変わったじゃないか」
・「中日とはもう話す理由はない」
・「今は世界で問題が起こっている。僕は米国人だ。戦争が始まろうとしている今は、米国を離れたくない。大リーグでのプレーを続けたい。今季開幕戦で、レッドソックスのユニホームを着てプレーする夢を実現したい

またしても「ナカムラ」の名前が!思わぬかたちで中日に影響を与えてしまっているなりねぇ。近鉄の中村紀洋内野手の「近鉄残留」という選択が残した影響はやはり大きいなりね。中日としても当然ミラー選手を手放すつもりは無いので、林光中渉外担当が渡米して来日するよう説得にあたる予定なりが、一連のミラー選手の発言を聞く限りでは、もう来日する見込みは無いのではないかと。中日もとんだ災難なり。

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