発射したのは24日の午後。この「日本海」ってのがクセモノ。すわ、北九州沿岸か？ 鳥取・島根、福井や金沢？ もしかして新潟まで届いた？ なんて思いそうだけど、落下したのは北朝鮮の沿岸（咸鏡南道というから、咸興あたりか？）からわずか60キロの地点。真下に打っても韓国までも届かない程度なのだ。打ったのは「シルクワーム」という地対艦ミサイルだそう。北朝鮮のメディアはこのことについて全く報じていないらしいが、Yomiuri On-Lineによると、第2弾の発射の可能性があるとする情報も入っており、この緊張は続きそうなのだ。

確実に威嚇だけど、日本を狙ったものではないのだ。アメリカの対北朝鮮政策に対するもの、米韓共同軍事訓練への反発などの憶測が飛び交っているが、今日就任した盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領への威嚇ではないか、というのが一番有力な気がする。

それにしてもコワイ。ミサイルなんてボンボン打つもんじゃないのだ。ホントにやめてほしい。でも、日本だっていつ食らってもオカシくないんだから、近くに交戦中（と思い込んでいる）の国があること、いつミサイルが降ってくるかわからないということの認識はしといたほうがいいかも。まあ、戦争したがってる点ではアメリカのほうがよっぽどオカシいけど。