楽譜も画面で見る時代です。

2003/02/23 03:21 Written by

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こんにちは、実は合唱→吹奏楽→ロックバンドと音楽畑一直線で生きてきた割には、今や研究開発なんてやっちゃってるエアロプレインです。アメリカのフリーハンド・システムズ社より電子的に楽譜を取り込み、ペダルで楽譜をめくることのできる機器が発売になりました。

楽譜にまつわるエトセトラ、というのは意外と音楽をやらない方には知られていない問題かもしれませんが、じつは難問が多かったりするわけです。例えば、この機器が解消してくれたような「楽譜をいつめくったら良いのだ」問題。楽譜を覚えてしまった後は良いのですが、練習時など、中途半端なところでページが変わる曲や、めくるにめくれないようなタイミングでページが変わる曲は苦労したものです。また、大曲が多い演奏会などは楽譜入れが大変重くなります。この機器は2.2キロらしいですが、多分それを超えたこともしばしば。足に落としたときなんて泣けました。

この機器のポイントは足でめくれるところです。僕は某巨大な金管楽器でしたので、楽譜めくるの大変だったんですよね。あと某ベースなんかもやってたりするので、楽譜めくれなかったんですよねー。これ、ほしいなぁ。心配といえば本番では光っちゃって使えないところでしょうか。あ、でもオペラのオーケストラピットには向いているかも。そして使わなくなったら手を使わないでめくれる電子ブックに!重いけど。

ネットが普及したおかげか、こういった通称「にっち産業」向けの商品の存在が普通に知れるようになったことは、非常に楽しいことです。いやぁ、こういったありそうで無かった商品の使い道を考えるのは楽しいものです。さ、次はどんな商品がでてくるのかな〜。


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