賞味期限と品質保持期限を統一。

2003/02/18 15:39 Written by

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今まで「賞味期限」と「品質保持期限」の2つの表示が使われていた食品品質の期限表示を、賞味期限に統一する事になったんだそうです。この二つの表示、どちらも食品の品質が落ちない期限を示す物で、どちらを表示しても構わないという物だったんです。僕はてっきり、賞味期限は美味しい味が保てる期限。品質保持期限は食べる事ができる期限の事だとばかり思い込んでましたよ(笑)僕と同じような勘違いをしていた方はこの機会に…て統一される事になってしまったのですが。

では、今まで同じ期限を示す表記が二通りあったのはなぜかといえば、俗に言う「縦割りのお役所仕事」が関連しているようです。賞味期限は農水省の日本農林規格法、品質保持期限は厚労省の食品衛生法、という感じに別の役所が仕切っていたわけなんだそうで。
確かに今まで二つの役所が行っていた事を一つにまとめるのは大変な事なのでしょうが、偽装事件などが相次ぐ食品業界に信頼を取り戻すためにも、こういった消費者に納得してもらえる行動を起こすのは大切な事ですよね。

ちなみに、「豆腐なら期限よりプラス5日は大丈夫」といった自分だけのボーダーラインは、万が一もあるのでやめましょうね。

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