テニスの元女王のマルチナ・ヒンギス選手が引退の意向。

2003/02/09 13:37 Written by コ○助

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現在ケガの治療のために戦線を離脱しているヒンギス選手なりが、今年1月に第一線への復帰に弱気な発言をしていたのに続き、フランスのレキップ紙のインタビューに対して「新しい人生を歩んでいることを理解して欲しい。私は22歳で、これから先の人生がある。これまでと違うのは、今後は試合に出場するためのトレーニングはやらないということだけ」と語り、現役を引退する意向を明らかにしたなり。

ヒンギス選手は1980年9月30日スロバキア生まれ(現在はスイス国籍)の22歳。16歳3ヶ月の若さで4大大会のひとつである全豪オープンを制し、一躍テニス界の新星として注目を集め、あれよあれよという間に世界ランク1位の座を獲得。圧倒的な強さで女王の座を守っていたなりが、2001年10月に右足首の手術を受け、2002年に復活したものの精彩を欠き、現在はリハビリなどに専念しているなりね。

まだ22歳とスポーツ選手としてはこれから伸びる年齢ではあるなりが、テニスは比較的早熟な選手が多いのも確か。もちろんベテランになってからも活躍している選手は多々いるなりが、ヒンギス選手のいくつかの発言を聞いていると完全にモチベーションが切れてしまったみたいなりね。コートで時折見せる激しい気性もまた魅力的だっただけに、このまま引退をしてしまうのは寂しい限り。長期の休養でも良いので、いずれまたコートに戻ってきて欲しいところなり。

☆マルチナ・ヒンギス選手の主な戦績
1997年 全豪オープン 優勝
1997年 全仏オープン 準優勝
1997年 ウインブルドン(全英) 優勝
1997年 USオープン 優勝
1998年 全豪オープン 優勝
1998年 全仏オープン ベスト4
1998年 ウインブルドン(全英) ベスト4
1998年 USオープン 準優勝
1999年 全豪オープン単複 優勝
1999年 全仏オープン 準優勝
1999年 USオープン 準優勝
1999年 東レ・パンパシフィック・オープン 優勝
1999年 ファミリーサークル・マガジン・カップ優勝
1999年 ジャーマンオープン 優勝
1999年 TIGクラシック 優勝
1999年 デュモーリエオープン 優勝
1999年 ポルシェ・テニスグランプリ 優勝
2000年 全豪オープン 準優勝
2000年 東レ・パンパシフィック・オープン単複 優勝
2000年 エリクソンオープン 優勝
2000年 デュモーリエオープン 優勝
2000年 ダイレクトイン・インターナショナル 優勝
2000年 ベティ・バークレー・カップ 優勝
2001年 全豪オープン 準優勝
2001年 アディダス国際 優勝
2001年 カタールオープン 優勝
2001年 ドバイ選手権 優勝
2002年 全豪オープン 準優勝
2002年 アディダス国際 優勝
2002年 東レ・パンパシフィック・オープン 優勝

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