(このコラムは映画のネタバレが含まれる可能性があります。ご注意下さい)
最近のアメリカ映画界は、本当に転機なんだと思います。いわゆる豪華絢爛なイメージで、制作費も膨大な「ハリウッド映画」の人気が停滞し、逆にインディー映画や外国映画が勢いをつけている。この影響で日本の作品がアメリカで劇場公開される機会もどんどん増えてきましたね。
そこに「真夜中の弥次さん喜多さん」ですよ。この作品も全米で来夏に全米公開されるとのこと。こちらでのタイトルは
"Yajikita"だそうです。しかし正直いって
コ○助らが過去にnarinari.comで紹介していたものの、あまり作品自体には予備知識がなかったウォール真木。そんな状態で
公式サイトを覗いてみたのだから、大衝撃です。
こ、これは(笑)。
やっぱりビジュアルだけでかなりのインパクトです。単なる時代劇のコメディかと思いきや、ガングロの女子高生は出てくるわ、ヒゲ面のおいらんは登場するわ、主人公はバイク乗ってるわ……(あぁ、だから「真夜中〜」なのかと後で納得)。この世界観は何ごと???うーむこれは、実際に作品を観るまでは、もう気が気じゃありませんっ。
"Yajikita"はニューヨーク、ロサンゼルスなどで大都市で公開後、全米のスクリーンにも登場する予定。来年の夏というとちょっと先の話ですが、今から楽しみ。
それにしても、「真夜中の弥次さん喜多さん」も待ち遠しいですが、以前からウォール真木が全米公開を望んで止まない邦画なのが
「メゾン・ド・ヒミコ」です。こちらは8月にモントリオール国際映画祭で上映されていましたが、その後はどうだろう……。どこかの米配給会社が目を付けてくれませんでしょうかねぇ。