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<スポーツ>  2002年09月30日 (Mon)更新

 

日本ハムの次期監督に元ヤンキースの3A監督のトレイ・ヒルマン氏が就任へ。2000年から采配を振るっていた大島康徳監督が退団することが発表され、後任人事が注目されていた日本ハムなりが、意外にも外国人監督誕生が決定したようなり。ヒルマン氏はヤンキースの下部組織である1A、2Aノーウィッチ、3Aコロンバスで監督経験を持ち(※ヤンキース傘下には3つの1Aチームがあり、どのチームかは不明)、メジャーに多くの若手選手を送り込んでいる育成のプロなのだとか。1975年から今年6月まで日本ハムとヤンキースが業務提携を結んでいた縁もあり、監督就任を要請したところ、了承を得たというなり。日本のプロ野球界に初めて外国人監督が誕生したのは広島にジョー・ルーツ監督が就任した1975年。以降1979年に阪神、1981年に南海の監督に就任したドン・ブレイザー監督。そして今でも「ロッテ2位」が鮮烈に記憶に残る1995年のボビー・バレンタイン監督。過去にこの3人しか外国人監督は誕生していないなりね。全ての監督が何らかの衝突を球団と起こし、退団することになっているだけに外国人監督は意思の疎通が難しいと言われているなりが、果たして日本ハムは過去の教訓を活かしてヒルマン監督の長期政権を築くことができるかどうか。注目しておきたいところなり。www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2002/09/30/03.html

阪神、巨人や中日で活躍した西本聖氏を来季1軍投手コーチとして招聘へ。星野監督のカラーを全面的に打ち出した組閣になることが決定している来季の星野内閣なりが、中日時代に星野監督自らがトレードで獲得を指示した西本氏を招聘することがほぼ決定したようなり。西本氏といえば、巨人時代に徹底的なスパルタ方式の練習を乗り越えて来たという逸話が残る、昔ながらの根性系投手。ぬるい今風の指導ではなく、厳しい昔ながらの指導が予想されるなり。ただ、日刊スポーツでは「1軍投手コーチ」としているなりが、スポニチは「2軍投手コーチ」としており、現在阪神の1軍投手コーチを務める佐藤義則コーチの去就がどうなるかによって、西本氏のポストが変わって来る模様。佐藤コーチは野村前監督が招聘したコーチなりが、球団内では評価は高いという話も聞くので来季も残留すると思っていたなりが、西本氏入閣で去就も若干微妙になってきたなりか。とりあえず来季人事が早くも着々と進んでいるようで、一安心なり。そうそう、来季コーチといえば、岡田2軍監督の1軍昇格も決定したようなりよ。久々の生え抜き監督登場に向けて、星野監督からたくさんの事を吸収して欲しいものなり。www.nikkansports.com/news/baseball/p-bb-tp0-020930-02.html

WWE、来年1月24日と25日に日本興行を実施へ。今年3月の横浜アリーナ興行以来、従来のプロレスファン以外にも裾野を広げて大ブレイクを果たしたWWEなりが、来年も1月に2日に渡って興行を行うことが決定したようなり。WWEはスーパースターの所属が月曜日放送番組「RAW(ロウ)」と木曜日放送番組「SMACK DOWN(スマックダウン)」の2つに完全に分かれており、来年1月に来日するのは「RAW」に所属するスーパースターになる模様。「RAW」に所属するスーパースターの目玉は、何と言ってもスター中のスターであるHHH(ハンター・ハースト・ヘルムスリー。通称トリプルH)なりが、他にもROB VAN DAM(ロブ・ヴァン・ダム)やBUBBA RAY DUDLEY(ババ・レイ・ダッドリー)、KANE(ケイン)、BOOKER T(ブッカーT)、RIC FLAIR(リック・フレアー)といったスターがズラリ。まあ個人的には「SMACK DOWN」のメンバーの方が好みではあるなりが、生HHHが日本で観られると思うと、ワクワクしないわけにはいかないなりね。ちなみに、現在新日本プロレスで活躍しているジョーニー・ローラーは、WWE(旧WWF)での「チャイナ」時代にHHHとの絡みが非常に多く、もともとはHHHのボディーガードとしてデビューした経歴を持っているなり。私生活でも交際していたとか、していなかったとか。そんなHHHの初来日興行。こりゃ楽しみなりね。でもチケット取れなそう・・・。そして今度こそ実況はJRとキングの来日を熱望!英語なんて分からなくても、この2人の雰囲気を日本でも感じたいなりよ。スマックダウンツアーでの辻義就の実況の酷さといったら、もう言葉もないレベルだったので・・・。www.yomiuri.co.jp/hochi/battle/sep/o20020927_10.htm

日米野球の日本代表メンバーファン投票選出10人が発表。11月に行われる日米野球に日本代表として出場をする選手のうち、ファン投票で選出された左右両投手と各ポジションの計10人が発表されたなり。選出されたのは右投手が巨人の上原浩治投手、左投手が阪神の井川慶投手、捕手が巨人の阿部慎之助捕手、ファーストが西武のアレックス・カブレラ内野手、セカンドが阪神の今岡誠内野手、サードが近鉄の中村紀洋内野手、ショートが西武の松井稼頭央内野手、外野が巨人の松井秀喜外野手、清水隆行外野手、中日の福留孝介外野手。12球団から10人が選ばれるシビアなファン投票だったなりが、西武の選手とかもっと選ばれるかと思ったなりが、カブレラ選手と松井選手だけなりね。って、カブレラ選手は日本代表として出るなりか(笑)。心強いなりが、若干違和感が。でもイチロー外野手なんかはメジャー代表で来日するので当然といえば当然だったなり。この10人に加えてあと18人の選手が監督推薦として後日発表されるようなので、楽しみにしておきませう。www.sanspo.com/baseball/top/bt200209/bt2002092918.html

海外クラブ所属日本人サッカー選手情報(9月29日)。パルマの中田英寿選手はユベントス戦に先発フル出場、後半21分にボレーシュートを決め、今季初ゴールを記録。中田選手のリーグ戦でのゴールは昨年9月23日ブレシア戦以来、370日ぶりなのだとか。パルマ移籍以降明るい話題のほとんど無い中田選手。今季も主力選手が相次いでパルマを離れて行き、ますます苦境に立たされているのは繰り返し報道されている通り。この久々のゴールでチームの状況が変わるというほど単純なことでは無いなりが、悶々としていた中田選手自身が何か吹っ切れるきっかけになれば良いなりね。まだリーグ戦は始まったばかりだし、今季はもしかしたらキレまくりの中田選手が見ることができるかもしれないので、「過去の人」と言わずにご注目を。フラムの稲本潤一選手はエバートン戦に5試合連続となる先発で出場も、後半10分で交代。厳しいマークのため動きに精彩を欠いてしまったようなり。これまでの活躍を考えればマークがキツくなるのは当然のこと。ここからが真価が問われるところなりね。このプレッシャーに潰されることなく活躍を続けて欲しいものなり。日本人選手とは関係ないなりが、サッカー繋がりということで。清水エスパルスに入団した韓国代表の安貞桓選手が浦和レッズ戦でデビュー。得点シーンこそ無かったものの、良い動きを見せたようなり。ま、W杯ですっかりおなじみになった選手が日本でプレーしているのは貴重な事なので、この機会にJリーグにも目を向けてみるのも良いのではないかと。

フィリーズ、ロベルト・ペタジーニ内野手と金本知憲外野手に興味。ヤクルト退団が噂されるペタジーニ選手、FA権の行使を示唆する広島の金本選手に対し、既に数球団が獲得に名乗りを上げるなど激しい争奪戦が起きそうな予感がする今オフなりが、慢性的な人材不足に陥っているメジャーも虎視眈々と獲得に向けて照準を合わせて来ているようで、フィリーズはこの2選手の両獲りを狙っているようなり。日本に派遣されているフィリーズのスカウトであるジム・フレゴシ氏はペタジーニ選手に対して「ペタジーニは日本の記録を塗り替えるような素晴らしい打者。まだ31歳だし、とても貴重な力になる選手だ」と好印象を持っており、金本選手に対しても「成績を取り寄せて、追いかけていたからね」とかねてからマークしていた模様。ペタジーニ選手は年俸が高額なことや、本人がメジャー移籍を「夢」と公言しているということもあって実現する可能性は有りそうなりが、金本選手は「行かんよ。行かんよ。そんなガッツも体力もないわ」とメジャー移籍の可能性を否定しているので、その線は無さそうなりか。共に阪神が獲得に乗り出すと噂される選手なだけに、動向が気になるところなり。[阪神ショック!獲得狙う広島・金本をフィリーズが実地調査]www.sanspo.com/baseball/top/bt200209/bt2002092813.html

中日、メルビン・バンチ投手の退団が決定的に。現在「激しい動悸」を訴え、アメリカに帰国療養中のバンチ投手なりが、中日の山田久志監督が「バンチはもう戻って来ない」と語り、退団が決定的であることを示唆したなり。既に退団を見越して獲得に乗り出している球団があるようで、山田監督は「来季はタテジマ?それは分からない。ちょっかいを出している球団が2球団あるらしい」と微妙な発言も。タテジマ、ここにも現る(笑)。まあバンチ投手は星野監督が中日監督時代に独自の外国人補強ルートを駆使して獲得した選手と言われているので、他の外国人選手に比べれば星野監督が動きやすいのは確かなりが。年俸2億4000万円。来日1年目には14勝8敗、防御率2.98で最多勝のタイトルを獲得したほか、来日2試合目の横浜戦でノーヒット・ノーランを達成するなどインパクトの強い活躍を見せたものの、昨年は10勝、今季も7勝と、やや息切れ状態。決して悪い成績では無いなりが、年を重ねるごとに研究されて来ていることもあって年俸に見合う活躍ができているとは言えないなりよね。まあこれだけの年俸を出せるのは、恐らく阪神と巨人のみ。コ○助の読みとしては、年俸2億9000万円ながらサッパリ働かなかったジョン・ワズディン投手よりは働くことが確実なので、巨人が必死に獲得に乗り出してくるのではないかと。バンチ投手はどこへ行くのやら。www.sponichi.com/base/200209/27/base91166.html

阪神、FA権行使をほのめかす桧山進次郎外野手に破格の条件を提示へ。桧山選手の今季年俸は7500万円とかなり安い年俸なりが、球団側はFA引き留めの為に「4年8億」という巨額の条件を提示する上に、桧山選手が希望する年数で契約を結ぶ用意もあると言うなり。複数年契約は選手にとってみれば将来に渡って給料が保証されるため、単年で契約条件が良いこと以上に魅力ある契約なりが、球団にとってはケガや成績不振に陥っても給料を払い続けなければならないというリスクが付きまとうなりよね。これまでもFAで複数年契約を勝ち取った選手の中で、契約に甘えてなのか成績が急に下降する選手が数多く見受けられるので、ファンとしてはあまり嬉しくない契約形態なりが、球団がそこまでのリスクを背負ってでも残留して欲しいという意向は桧山選手にも伝わるのではないかと。他球団の選手獲得に躍起になるだけでなく、身内の選手のフォローはしっかりお願いしますなり。www.zakzak.co.jp/spo/s-2002_09/s2002092706.html

近鉄の高村祐投手が今オフにもFA権を行使してメジャー移籍へ。まさかの近鉄ネタ3連発(笑)。しかも大塚晶文投手、中村紀洋内野手に続いて主力選手流出危機の話題なりよ。既にメッツなどメジャー数球団が獲得に向けて調査を進めており、高村投手自身も「もし、宣言することになれば、広い視野で考えたい」とFA権の行使に前向きなコメントをしているようで、近鉄としてはかなりピンチと言わざるを得ない状況のようなり。高村投手は1991年に近鉄にドラフト1位で入団。1年目の1992年に13勝9敗、防御率3.15の成績で新人王を獲得したなりが、これが生涯最高の成績で、以降は二ケタ勝利も無く、防御率も3点台後半〜4点台後半と、数字だけ見れば並の投手とも言えるなり。ただ、今季は26試合に登板し、8勝8敗、防御率3.38と安定した成績(9月26日現在)を残しており、メジャー移籍をする自信が付いたのかもしれないなりね。ちなみに高村投手はドジャースの野茂英雄投手と親交が厚く、以前からメジャー志向が強かったのだとか。野茂投手の親友でかつてメジャーを目指した元近鉄の佐野重樹投手、「野茂投手が憧れ」という大塚投手、そして高村投手。野茂投手のメジャーでの成功が近鉄に大きな影響を与えているのは確かなようなりね。高村投手の動向にも注目なり。www.sponichi.com/base/200209/27/base91161.html

近鉄の中村紀洋内野手が他球団への移籍を前提にFA権を行使へ。FA権を行使することは既定路線として本人の口から明らかにされていたなりが、「複数の関係者からの証言」として、このFA権の行使が他球団への移籍を前提にしていることが明らかとなったなり。まあこの手の「関係者の証言」系のネタは割り引いて考える必要があるなりが、この話が本当の事ならば、国内球団では獲得に乗り出すと見られている阪神、巨人、横浜あたりが有力視されるなりね。近鉄は中村選手が流出となれば、守護神・大塚晶文投手のメジャー移籍と共に大きな戦力ダウンになることは否めないところなりが、中村選手を引き留めることができるかどうか。中村選手が大阪出身の生粋の大阪人ということも手伝って、どうも阪神有力という噂がスポーツ新聞各紙で見受けられるなりよね。阪神ファンとしては気が気でないところなり。[大阪の顔・どこへ行く 大阪近鉄・中村紀洋選手]www.sanspo.com/baseball/top/bt200209/bt2002092708.html

近鉄の大塚晶文投手がポスティングシステムで今オフにもメジャー移籍へ。突然の一報なりが、大塚投手は以前からメジャー志向が強く、これまでも幾度と無く交渉を重ねてきた経緯があることから、今年は球団側も本人の意思を尊重して快くメジャーに送り出す方針で既に了承しているというなり。大塚投手はMax152kmの速球に落ちるスライダーが武器の近鉄の守護神。今季までの実働6年で116セーブ(9月26日現在)をマークしているなり。フォークを決め球として投げるストッパーが多いなか、この独特な変化をするスライダーは他の投手には無い魅力のひとつなりね。メジャーではマリナーズの佐々木主浩投手の成功もあるだけに、「速球が投げられ、三振が奪れるストッパー」である大塚投手の争奪戦は必至。イチロー外野手、石井一久投手に続くポスティングシステムによる3人目の日本人メジャーリーガーの誕生は、時間の問題のようなり。どこに入団することになるなりかね。楽しみ、楽しみ。www.nikkansports.com/news/baseball/p-bb-tp0-020926-08.html

横浜が森祇晶監督を解任、後任はOBの山下大輔氏が有力に。開幕から1度も最下位から脱出することができず、最下位を独走をしてした責任を追及されるかたちで解任されるとの憶測は流れていたなりが、25日に横浜の砂原幸雄オーナーと大堀隆球団社長らが会談した結果、森監督の解任が決定。すぐに電話で解任が通告されたようなり。森監督は3年契約の2年目ということもあり、来季も指揮を執りたいと辞任勧告を固辞していたようなりが、最終的には解任という不名誉な結果となってしまったなりね。西武時代に8回のリーグ優勝、6回の日本一という輝かしい実績から「名将」の名を欲しいままにしていた森監督も、戦力不足が否めない横浜では、その才能を発揮することができなかったなり。横浜は今オフにしっかりとした戦力補強をしなければ、監督の首をすげ替えたところで来年の結果は既に見えたも同然。森監督よりも山下氏は実績で劣るし、指導者としては未知数の部分が多いので過度の期待はしない方が良いような。今オフのFA戦線も含めて、横浜の迷走はまだしばらく続きそうなり。www.nikkansports.com/news/baseball/p-bb-tp0-020926-01.html

阪神、遠山奨志投手や伊藤敦規投手など8人に戦力外通告へ。野村体制下の阪神は球団としての成績が悪いながらも、唯一評価をされていたのが鉄壁を誇った中継ぎ投手陣。その中継ぎ投手陣の左のエース格が遠山投手、右のエース格が伊藤投手だったなりが、星野体制下に変わってからはケガもあって思うような活躍ができないでいたなり。遠山投手は1985年に八代一高から阪神にドラフト1位で入団。1年目の1986年には高卒ルーキーとして8勝を挙げ「江夏2世」と呼ばれたこともあったなりが、翌年から低迷。1991年にロッテに移籍し、投手として開花することができずに野手に転向。野手としても結果を残すことができずに1997年にロッテを解雇。テスト入団で再び投手として阪神に戻り、ブレイクした1999年には63試合に登板して防御率2.09と強力な左の中継ぎエースとして復活を遂げるという、波乱に満ちた野球人生を歩んだなり。巨人の松井秀喜外野手との気迫のこもった対戦は、非常に印象深いものがあったなりよね。阪神ファンにとっては思い入れの強い選手なだけに、引退は残念でならないなり。同様に残念なのは伊藤投手。伊藤投手は1987年に熊谷組から阪急にドラフト1位で入団。阪急(オリックス)→横浜→阪神と渡り、1997年に阪神に入団後は中継ぎエースとして安定したピッチングを見せてくれたなりよね。1997年以降の登板試合数は今季まで含めると312試合。今季はケガで20試合の登板に止まっているなりが、昨年までの平均は60試合弱と、いかに重用されていたかがうかがえるなり。伊藤投手も非常にファンに愛された選手なので、戦力外は残念無念。他に戦力外通告を受けるのは既にコーチに専念している葛西稔投手、左の中継ぎとして活躍した弓長起浩投手、昨年抑えとして活躍、カムバック賞も獲得した成本年秀投手、1996年ドラフト1位の舩木聖士投手、それに西川慎一投手と川俣ヒロアキ投手を合わせた計8人。本当にどの選手もお疲れ様でしたなり。この時期は引退や戦力外通告の話題が多くて、結構凹むなり。www.sanspo.com/baseball/tigers/tigers0209/02092603.html

日本人メジャーリーガー情報(9月25日)。マリナーズのイチロー外野手はアスレチックス戦に1番・ライトで先発出場、5打数2安打で打率を.322まで上げたなり。第1打席には今季8号となる先頭打者本塁打、第4打席には足を活かした内野安打と、イチロー選手らしい活躍を見せたようなり。この試合には長谷川滋利投手が中継ぎで登板、1回2/3を1安打無失点に抑える好投で今季8勝目をマーク。また、長谷川投手は日本人選手では昨年の野茂英雄投手に続き2人目となるFA資格を獲得。既に来季も残留ということでマリナーズと契約が結ばれているようなりが、メジャーで6年間フルに活躍してきた証としてのFA権獲得は、素晴らしいことなりね。ジャイアンツの新庄剛志外野手はパドレス戦に7回途中から出場、2打数1安打。エクスポズの大家友和投手は故意死球と判断された投球に対する処分の「6試合の出場停止と1000ドルの罰金」が確定した為、今季の残り試合での登板は無くなってしまったなり。結局異議申し立ては通らなかったなりね。残念なかたちでシーズンを終えることになってしまったなりが、今季の大家投手の成績は13勝8敗、防御率3.18と、ほぼ満足いく結果が残せたのではないかと。また来季も同じような好成績が残せるよう、頑張って欲しいものなり。カージナルスの田口壮外野手はダイヤモンドバックス戦に代走で出場、二盗を決めたあとサヨナラのホームを踏む活躍を見せたなり。今日の田口選手の日記より。「僕はクラブハウス中の笑いものでした」。気になる、気になるなりよね、この先が(笑)。

オリックスの藤井康雄内野手が現役引退を表明。粗っぽい打撃ながらも、ハマった時の爆発力に強烈なインパクトがあった藤井選手なりが、40歳の今季をもって引退することを決意したようなり。藤井選手は1987年にオリックスの前身である阪急にドラフト4位で入団。入団2年目に打率.286、20本塁打、62打点でレギュラーに定着し、その後20本塁打以上が7回と、オリックスのクリーンナップとして活躍を続けていたなりね。ちなみに阪急時代に入団した選手で現在オリックスに在籍する選手としては、藤井選手が最後の現役選手だったようなり。他の球団には現阪神の伊藤敦規投手や星野伸之投手(今季で引退)、西武の中嶋聡捕手といったところが阪急を知る選手として活躍を続けているなりが、いずれも大ベテランの域に突入しているなりね。藤井選手は個人的には3番門田、4番ブーマー、5番石嶺、6番藤井のブルーサンダー打線の頃が最もインパクトに残っているなりか。あの頃のオリックスは強いオーラが出まくっていたなりよね。何だか懐かしいなり。藤井選手の通算成績は1640試合、4783打数1205安打、打率2割5分2厘、282本塁打、861打点。お疲れ様でしたなり。www.mainichi.co.jp/news/flash/sports/20020925k0000e050024000c.html

近鉄の盛田幸妃投手が引退記者会見。先日引退する意向を明らかにしていた盛田投手が記者会見を行ったなり。「去年優勝してオールスターにも選ばれたし、やれることは終わった」「佐々木さんとダブルストッパーを組めたのが、プロに入って一番よかった」などなど。脳腫瘍になってしまったこと自体は不運だったなりが、手術から奇跡的にカムバックを果たした後にオールスター出場、優勝と経験できたのは、野球選手としての運には恵まれていた方なのではないかと。通算成績は14年間で344試合に登板、47勝34敗29セーブ、防御率4.06、433奪三振。10月6日の大阪ドーム最終戦が引退試合となるようで、引退後の進路についてはまだ未定だというなり。記録よりも記憶に残った選手なりが、横浜時代の佐々木主浩投手とのダブルストッパーは忘れ得ない記憶なりよ。セットアッパーの重要さを教えてくれた投手だったなり。本当にお疲れ様でしたなり。www.sanspo.com/baseball/top/bt200209/bt2002092514.html

横浜の森祇晶監督が解任か。今季最下位を独走している横浜なりが、森監督は3年契約の2年目ということもあって来季も続投すると言われていたなりね。ところが球団の役員会からは解任すべきとの声が挙っているようで、急転解任される可能性も出てきたというなり。まあ9月23日現在の42勝77敗5分、勝率.352という惨憺たる成績だけを見たら解任は仕方ないとは思うなりが・・・。5位に14ゲーム差というのは、ちょっと酷い成績なり。ただ、今季の横浜には同情できる面も多々。昨年12勝9敗、防御率3.03とエース格の働きをしていた小宮山悟投手がFA権を行使してメッツへ移籍。同じく昨年11勝8敗、防御率2.88の三浦大輔投手は、今季はケガもあって4勝止まり。守りの要の谷繁元信捕手もFA権を行使して中日に移籍し、新戦力として期待された外国人選手は皆活躍できず。いかに森監督が名将と言えども、この戦力では厳しいのは仕方ないのではないかと。今オフにはさらなる主力級選手のFAでの流出も懸念されるだけに、監督を代えたからと言って成績が上向くという単純な話でも無さそうなりが・・・。次期監督候補として既に山下大輔氏の名前が挙っているようなりが、横浜再建を目指すには実績が乏しい気も。横浜はどうなってしまうなりかねぇ。www.sanspo.com/baseball/top/bt200209/bt2002092409.html

ヤクルト、ロベルト・ペタジーニ内野手との残留交渉が決裂していたことが明らかに。度重なるペタジーニ選手の「職場放棄」を問題視しながらも、ペナルティーを折り込んだ契約で来季残留を基本線に交渉を続ける意向を示していたヤクルトだったなりが、今月上旬から中旬にかけてアメリカで行われた代理人による交渉が決裂、来季の契約交渉が打ち切られたことが明らかとなったなり。ヤクルトと揉め始めてから、阪神や巨人などが獲得に名乗りを上げるなど、ペタジーニ選手に追い風が吹いていたのがヤクルトにとっては厳しかったなりね。ちなみに契約が決裂に至った最大の要因はペタジーニ選手が年俸6億円を要求してきたことのようなり。年俸6億円。昨年までの3年間の成績が119本塁打(本塁打王2回)、335打点(打点王1回)、通算打率.321。今季も9月23日現在、打率.322、38本塁打、88打点。安定してこれだけの成績を残していることを考えれば、6億円なんて安いものなりか。ただこの成績が狭い神宮球場で残されたものということは、割り引いて考える必要も有りそうなりが。ヤクルト退団が決定したペタジーニ選手。来季はどの球団でプレーすることになるのやら。www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2002/09/23/03.html

日本人メジャーリーガー情報(9月23日)。マリナーズのイチロー外野手はエンゼルス戦に1番・ライトで先発出場、4打数2安打で打率を.321とし、今季200本安打の大台に乗せたなり。新人から2年連続200本安打を達成したのはメジャーリーグ史上7人目、48年ぶりの快挙ということで、またひとつイチロー選手の名がメジャーリーグの歴史に刻まれることになったなりね。昨年の242安打には遠く及ばないものの、後半戦苦しみながらも200本安打達成は価値のあるものなのではないかと。来季も200本安打目指して頑張って欲しいものなり。ジャイアンツの新庄剛志外野手はブルワーズ戦を欠場。これで3試合連続の欠場となったなり。カージナルスの田口壮外野手は代走と守備で出場。打席は回って来なかったなり。今日の田口選手の日記より。「7回の裏、代走で出て、そのままセンターの守りにつきました。が。何事もなく終わってしまいました」。何だか寂しげなり。

海外クラブ所属日本人サッカー選手情報(9月23日)。レッジーナの中村俊輔選手はセリエA・インテル戦に先発出場、後半ロスタイムにPKを落ち着いて左足で決め、移籍後リーグ戦初ゴールをマーク。中村選手のゴールで同点となったものの、その後インテルが得点を加えてレッジーナは敗けてしまったなりが、中村選手の評価がさらに高まる試合内容だったなり。パルマの中田英寿選手はホーム開幕戦となるセリエA・コモ戦を欠場。フェイエノールトの小野伸二選手はオランダリーグ・デフラーフスハップ戦に左ボランチで先発出場、得点に絡みはしなかったものの、好パスを連発するなど悪い動きでは無かったようなり。ゲンクの鈴木隆行選手はベルギーリーグ・ジャルルロワ戦に後半39分から出場。フェロルの安永聡太郎選手はスペイン2部リーグ・オビエド戦に移籍後初となる先発出場、初めて警告を受けるなどアグレッシブなプレーを見せたようなり。ケガで開幕に間に合わなかったポルトガルリーグ・ブラガの広山望選手はケガの回復具合が思わしくなく、復帰は10月にズレ込む模様。当初9月上旬には何とか復帰できそうと言われていただけにちょっと心配なりが、早く完治させて元気なプレーを見せて欲しいものなり。フラムの稲本潤一選手は、イギリスのサンデー・エクスプレス紙に特集記事が、ニュース・オブ・ザ・ワールド紙では「稲本完全移籍」と報じられているようなり。大きな関心を集めている稲本選手。これからも活躍に期待なり。イングランド1部リーグ・ポーツマスの川口能活選手のインタビューも。「ポジションを奪う自信はあります」「鳴り物入りの外国人選手だった去年と比べて、今年はもうすっかりチームの一員」「実は今、僕は楽しくてしようがない」などなど。川口選手のニュースが少なくて気になっている人はぜひ。

日本人メジャーリーガー情報(9月22日)。ドジャースの野茂英雄投手はパドレス戦に先発、8回を4安打3失点7奪三振に抑え、自己最多タイとなる16勝目(6敗)をマーク。遂に来たなりよ、自己最多タイに。前回16勝をマークしたのはメジャーに移籍して2年目の1996年。16勝11敗、防御率3.19、234奪三振。今季は21日まで16勝6敗、防御率3.28、184奪三振。三振の数は減っているなりが、6年前と遜色ない成績なりよね。あと1〜2試合登板機会もあるようなので、メジャー自己新記録樹立の可能性も十分有りそうなりね。マリナーズのイチロー外野手はエンゼルス戦に1番・ライトで先発出場、4打数1安打で打率を.320まで下げたなり。この試合佐々木主浩投手が9回から登板、1回を1安打無失点で今季36セーブ目をマーク。エクスポズの吉井理人投手は今オフに左肩を手術することを決定した模様。今季も成績がパッとせずに終わった吉井投手なりが、果たして来季の契約を勝ち取ることができるかどうか。ちょっと心配なり。カージナルスの田口壮外野手はアストロズ戦の9回裏に代打で出場、1打数無安打。今日の田口選手の日記より。「優勝の翌日ということで、球場への集合時間はゲームに間に合いさえすればOKでした」。おー、そうだったなり。カージナルスは地区優勝を決めたなりね。おめでとうございますなり。

大相撲・元関脇の寺尾が現役引退を表明。39歳、現役最年長力士である寺尾も遂に引退の時を迎えることになってしまったなり。コ○助が小学生の頃。当時まだ20代前半だった寺尾は、その端整な顔立ちも手伝ってコ○助たちの間では大人気だったなりよ。体育の授業で相撲をやる時(もちろんまわしでは無いなりが)、小学生なので「オレ千代の富士!」「じゃあオレは双羽黒!」といた感じで力士になりきって勝負をしていたなりが、その時の一番人気は何と言っても寺尾。小兵力士ながら、豪快な「寺尾の突っ張り」は名物で、寺尾になりきった者だけが豪快な突っ張りをすることを許されるというのが、小学生のコ○助たちの暗黙のルールだったなり(笑)。そんな「寺尾ごっこ」から15年近くが経つなりが、そう考えると余計に長年現役として一線で活躍を続けて来た凄さを感じるなりね。記者会見に臨んだ寺尾は「寂しさはあるが未練はない。今後は一年寄として少しでも日本相撲協会に恩返ししたい」と語ったなり。最高位は関脇だったなりが、まさに記憶に残る名力士だったなりね。本当にお疲れ様でしたなり。[花道で妻子から花束受け、「最後」を実感 引退の寺尾]www.sankei.co.jp/news/020922/0922spo068.htm

阪神の野崎勝義球団社長、桧山進次郎外野手のFA宣言の可能性を認める発言。これまで桧山選手のFA権行使については、桧山選手本人の曖昧な発言からの憶測でしか無かったものの、野崎球団社長が「球団本部の報告では宣言すると聞いています」と発言したことで球団と桧山選手の話し合いの中でFA権を行使するという方向性が確認されていたことが明らかになったなり。一部スポーツ紙の報道では、桧山選手が度重なる阪神のFA補強戦略に懐疑的な考えを持っていることや、FA権行使の末にメッツに移籍した新庄剛志外野手との交渉の際にはシーズン中の早い段階から残留交渉が球団と行われていたのに、桧山選手とはまだちゃんとしたかたちで交渉が行われていないことに不満を覚えているという話も。まあもしかしたら、ここ数年は重用されているものの、長年起用法などで冷遇されていた部分もFA権行使に踏み切る要因のひとつかもしれないなりね。球団は全力で引き留める方針ではあるようだし、桧山選手も残留を第一に考えているという話も伝わってくるので、それを信じておくとするなり。絶対に流出して欲しくないなりねぇ・・・。www.sanspo.com/baseball/tigers/tigers0209/02092201.html

西武が4年ぶり14度目の優勝。マジック1で迎えた21日のデーゲームのロッテ戦に敗れはしたものの、ナイターで2位のダイエーが日本ハム戦で引き分けたために優勝が決定。伊原春樹監督は就任1年目にして優勝という快挙を成し遂げたなり。もうシーズン途中から独走態勢が続き、優勝は時間の問題だと誰もが思うほど今年の西武は強かったなりよね。優勝が決まった21日時点での成績は126試合82勝43敗1分(貯金39)、2位に14.5ゲーム差をつけての圧勝。今年はエースの松坂大輔投手がケガで6勝止まりと、大黒柱が不振だったにも関わらず、西口文也投手が14勝(8敗)、三井浩二投手が9勝(1敗)、以下張誌家投手と許銘傑投手が8勝、後藤光貴投手が7勝、石井貴投手、豊田清投手、森慎二投手、潮崎哲也投手が6勝ずつと、二ケタ勝利の投手は1人しかいなくても独走態勢を築くことができたなり。恐るべし伊原采配。また、打つ方も今年は21日現在アレックス・カブレラ内野手(打率.324、53本塁打、111打点)と松井稼頭央内野手(打率.330、32本塁打、78打点)と和田一浩外野手(打率.319、33本塁打、79打点)の3人は不動、それに小関竜也外野手、高木浩之内野手、伊東勤捕手と日替わりメンバーを合わせ、全員野球のようなかたちで打つ方でも圧倒していた印象を受けるなり。そして日替わりメンバーの多くがほとんど1軍経験の無かったメンバーという、伊原監督の選手を見抜く力眼の強さを感じないわけにはいかなかったなりね。平尾博嗣内野手しかり、貝塚政秀外野手しかり、宮地克彦外野手しかり。かつての西武黄金時代ともまたひと味違った野球での優勝。これから長らく記憶に残りそうなシーズンだったのではないかと。日本シリーズは巨人戦になりそうなりが、私的には西武を応援したいところなり。とにかくリーグ優勝、おめでとうございますなり。[西武・松井Vに目潤ます…メジャー移籍話は小休止で歓喜のビール掛け][カブレラが来日2年目でつかんだVで夢の60本台到達へ拍車][松坂が無念の胴上げ不参加…日本シリーズでのリベンジ投誓う]www.sanspo.com/baseball/top/bt200209/bt2002092216.html

ヤクルト、FA権を取得したダイエーの若田部健一投手獲得に参戦へ。若田部投手自身がFA権の行使についてはまだ態度を明らかにしていないので「権利を行使すれば」という前提があっての話なりが、昨年からヤクルトはトレードで若田部投手の獲得に乗り出していたようで、FA権行使の場合には真っ先に獲得に動く方針を固めたようなり。若田部投手は1991年のドラフトでダイエー、巨人、広島、西武の4球団競合の末に駒沢大学からダイエーにドラフト1位で入団。当時史上最高の契約金となった1億3000万円という数字も話題になったなり。入団1年目に10勝13敗、3年目に10勝7敗と二ケタ勝利を挙げるなど大器の片鱗を見せたなりが、その後は低迷。1999年に10勝6敗の成績で復活を果たすと、以後は9勝11敗、6勝4敗、そして今季は9月20日現在9勝7敗とまずまずの成績を残しているなり。ただこれまで若田部投手は防御率が4点台の年が多かったなりが、今季は防御率2.87(パ・リーグ3位)と安定した数字を残しており、FA権取得の年に一皮むけた印象もあるなりね。生え抜き投手として初めてFA権を獲得した若田部投手にダイエーがどういった提示をするのかも注目されるなりが、ヤクルトを含む他球団の動向も見逃せないところなり。www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2002/09/20/06.html

阪神の桧山進次郎外野手がFA権を行使へ。やれ近鉄の中村紀洋内野手だ、やれ広島の金本知憲外野手だと、他球団のFA選手獲得のことばかり話題になっている阪神なりが、阪神の中でも主軸の桧山選手がFA権を取得したので必死に慰留しなくてはいけないなりね。桧山選手は他球団の評価は聞いてみたいとの意向を持っているためにFA権を行使するのは確実のようなりが、阪神に残留する線が基本のようなり。生え抜き、選手会長、幹部候補生・・・。桧山選手にはその成績以外の部分でも球団から期待されている部分も大きいだけに、何とか残留してもらわねば。FAで補強しても、生え抜きの桧山選手が出て行くようなことになれば本末転倒も良いところなので、球団は大事にしてあげて欲しいものなり。[桧山、えっ!?FA移籍?]www.nikkansports.com/news/baseball/p-bb-tp0-020921-07.html

日本人メジャーリーガー情報(9月20日)。マリナーズのイチロー外野手はレンジャーズ戦に1番・ライトで先発出場、5打数1安打で打率を.321まで下げたものの、1盗塁を決め、2年連続の30盗塁の大台を突破したなり。この試合8回から長谷川滋利投手が登板し、2回を1安打無失点に抑えるも今季2敗目。10回から佐々木主浩投手は10回から登板したなりが、0回を1安打3四球4失点と散々だったなり。ジャイアンツの新庄剛志外野手はドジャース戦に8番・センターで先発出場、3打数無安打1打点だったなり。この試合10試合ぶりの先発出場となった新庄選手なりが、結果を残すことができなかったなりね。残念無念。カージナルスの田口壮外野手はロッキーズ戦に9回から守備で出場も、メジャー初失策を記録。守備固めで出場したのに、エラーをしてしまったなり。今日の田口選手の日記より。「左中間の深いところから、ショートへ投げたボールをショートバウンドでショートが弾き、ランナーを進めてしまったのです」。エラーの内容はどうもショートが送球を取れなかったことが原因の模様。ショートが取れなければショートのエラーのような気もするなりが、田口選手曰く「日本でも、アメリカでもそうですが、どんなに真正面にボールを投げても、相手が取れなくてランナーが進塁した場合、外野手のエラーになります」ということらしいなり。なるほど。勉強になるなり。

キューバの至宝、オマール・リナレス内野手が日本のプロ野球に苦しむ。長年アマ球界のトップに君臨するキューバナショナルチームの主軸、そしてキューバの英雄的存在であるリナレス選手が、キューバのプロ選手解禁第1号として中日に入団したのは7月のこと。入団記者会見では「プレーは見てもらえば分かる」と活躍を約束していたリナレス選手なりが、8月9日に右ひざの故障のため1軍登録を抹消。1軍での成績は12試合に出場、39打数8安打、打率.205、1本塁打、5打点、16三振と惨憺たるもので、現在2軍生活が続いているなり。入団が決定した当初から、金属バットのアマ球界で活躍してきたリナレス選手が日本のプロ野球に適合できるのかという懸念と、キューバと日本の親善大使的な側面もあるため、仮に成績が悪かった時の処遇が難しいのではないかとの懸念が出ていたなりが、まさにその懸念が現実のものになってしまったわけなり。中日の大橋2軍監督は一向に調子が上向く気配を感じさせないリナレス選手に対し、「あの動きはまるで『過去の人』だね。このまま1軍に上げたら、落ちてくる選手がかわいそうだよ」と酷評。かなり苦しい立場に置かれているのは間違い無さそうなりが、一番苦しんでいるのは当のリナレス選手自身。リナレス選手はこの現状に一番困惑をしているようで、「1軍の試合に出場するために日本に来たのに、こんなことになって情けない」と周囲に漏らすほど凹んでいるのだとか。野球エリート一直線で栄光の数々を手にしてきたリナレス選手が、恐らく初めての挫折を経験しているのかもしれないなり。リナレス選手と中日の契約は今シーズン終了後までなりが、リナレス選手は来季も中日でプレーすることを希望しているようで、あとは中日が戦力として判断するかどうかにかかっているようなり。あの輝いていた頃のリナレス選手を知っているコ○助としては、日本のプロ野球で少しでも結果を残して欲しいところなので来季も残留して欲しいなりが、どうなりかねぇ。34歳という年齢を考えても上積みは見込めないと判断するのが妥当だろうし・・・。まあ年俸が安いのが救いなりが。中日の「残留」という判断に期待なり。www.asahi.com/sports/person/K2002091901264.html

FA権行使をほのめかす広島の金本知憲外野手が阪神に好印象。FA権は行使せずに残留が既定路線と思われていた金本選手が、一転して権利行使をほのめかし始めてから、いの一番に獲得に乗り出すと名前が出てきたのが阪神。その阪神についてサンケイスポーツの取材に答えた金本選手は「今年から、(チームが)うまく変わったなという感じだね。あれでケガ人がいなかったら、結構いいところまで行っていたと思うよ。弱いチームという印象はない」と語り、決して悪いイメージは持っていないことを明らかにしたなり。阪神はどうも今年のFA戦線は金本選手と近鉄の中村紀洋内野手の打者2人の獲得を目指すということで方針が決定しているようで、提示する条件は共に規定上限一杯のものを提示する模様。広島は以前から去る者追わずという姿勢の球団と言われているので金本選手が移籍を決意すれば案外アッサリと阪神が獲得することになるかもしれないなりが、他の球団も虎視眈々と狙っているのは確か。俊足巧打の左打者はどの球団へ・・・。www.sanspo.com/baseball/tigers/tigers0209/02092001.html

脳腫瘍の手術からの復活を遂げた近鉄の盛田幸妃投手が今季限りで引退へ。引退情報が続いて秋を実感する昨今なりが、盛田投手も引退なりか。盛田投手は1988年にドラフト1位で大洋ホエールズ(現横浜ベイスターズ)に入団、1992年には52試合に登板、16勝4敗、防御率2.05で最優秀防御率のタイトルを獲得。盛田投手が中抑え、現マリナーズの佐々木主浩投手が抑えといった具体に「ダブルストッパー」として大活躍を見せていたなりね。ただ1996年と1997年には開幕投手を務めるなど先発に転向したものの、先発ではピリッとせず、この起用方針を巡って球団との対立が伝えられたことも。そして1998年オフ。波留敏夫外野手が脱税で起訴されるとの憶測が飛んだことから緊急補強を余儀なくされた横浜が、近鉄から中根仁外野手の獲得の見返りとして盛田投手を放出。近鉄移籍後、脳腫瘍発覚→手術を乗り越えて復活をしたのはご存知の通りなり。あの佐々木投手とのダブルストッパー時代。まず盛田投手が出てきて諦めモードになり、佐々木投手が出てきてとどめを刺される。そんな強力な二枚看板だったなりね。今でも鮮明に思い出されるなり。近鉄にトレード後は病気もあって満足のいく成績を残すことはできなかったなりが、病気を克服してマウンドに立つことができたのは何よりも良かったのではないかと。本当にお疲れ様でしたなり。[フジテレビ系奇跡体験アンビリバボー「復活〜マウンドまでとどいた愛〜」]www.mainichi.co.jp/news/flash/sports/20020920k0000m050100000c.html

日本人メジャーリーガー情報(9月19日)。マリナーズのイチロー外野手はレンジャース戦に1番・ライトで先発出場、4打数無安打で打率を.322まで下げたものの、6回に今季26個目となる敬遠四球を記録し、これまでケン・グリフィーJr.選手が保持していた敬遠数の球団記録を更新したなり。敬遠が多いというのはそれだけ一流の打者という証拠。あの偉大なるスーパースター、ケン・グリフィーJr.選手を超えたというのは、偉業と言っても良いのではないかと。この試合、佐々木主浩投手が10回表から4番手として登板、1回を3者連続三振に斬って取り、裏にマリナーズがサヨナラ勝ちしたために今季4勝目をマークしたなり。エクスポズの大家友和投手はマーリンズ戦に先発、8回を6安打無失点に抑える好投を見せたものの勝敗には関係なし。ジャイアンツの新庄剛志外野手はドジャース戦に代打で出場もレフトフライに倒れ、1打数無安打。カージナルスの田口壮外野手はロッキーズ戦に守備で出場したものの、打席には立たなかったなり。今日の田口選手の日記より。「今日の出場は、守備固めじゃないですよ」。なぜ守備固めでないのかは日記を読むべし。

「ヤンキースが巨人の松井秀喜外野手に強い関心」とニューヨーク・タイムズ紙が報道。以前からFA移籍先最右翼として名前が挙っているヤンキースなりが、地元ニューヨークでも度々松井選手獲得についての報道がされるなど、アメリカでの関心が高まっているようなり。ヤンキースと巨人は業務提携を結ぶことが内定していることもあって、早くから松井選手がメジャー移籍を希望する際にはヤンキースで、という暗黙の了解のようなものが取り交わされているとの噂が出ているなりよね。その際にはレンタル移籍というかたちでヤンキースに移籍し、数年後には巨人に戻るというレールが引かれているという説もあるなり。まあそれで松井選手の「メジャーに行きたい」という夢も一応は叶うし、巨人もメンツが保たれるしで一石二鳥なりが、松井選手の意思はそこに介在しているのかどうか・・・。思い切ってFA宣言後に「小さい頃からファンだった阪神に行きます!」とか言ったら、全てがひっくり返って面白いのに(笑)。いや、九分九厘九毛有り得ないとは思うなりが。まあ巨人が認めようが認めまいが、FAは選手本人が自由意思で移籍を決められる制度。松井選手はしがらみに捕らわれることなく、自分の意思で残留するのか移籍するのかを決めて欲しいものなり。www.zakzak.co.jp/top/t-2002_09/2t2002091909.html

阪神のジョージ・アリアス内野手の来季残留が確定的に。チャンスに弱く、スランプが長いことから、常に「解雇濃厚」と伝えられてきたアリアス選手なりが、本塁打数が30本の大台が迫ってきたことで再評価。仮にアリアス選手を解雇して来季新外国人選手を獲得したとしても、アリアス選手以上の活躍をするかどうかは博打に近いものがあるだけに、保険の意味も込めて残留が確定的になったようなり。アリアス選手は9月18日現在打率.249、28本塁打、74打点と打率以外は上々の出来なのではないかと。まあ打率は低いなりが、オリックス時代の2000年は打率.250、2001年は打率.262だったことを考えればこれが実力なんだろうし、それを分かっていて獲得したはずなので「打率が低い」は解雇理由にはならないなりよね。なにげに来日1年目(2000年)より成績が良いのもポイント高いなり(2000年は26本塁打、61打点)。それにここ数年阪神に来日した外国人選手に比べたら雲泥の差なりよね。セ・リーグの野球に慣れた来年はもう少し活躍もする可能性は高いし、チームに怪我人が少なければもう少し成績も違ってくると思うのでぜひとも残留の正式決定の報を早く聞きたいものなり。www.zakzak.co.jp/spo/s-2002_09/s2002091906.html

横浜の野村弘樹投手が現役を引退へ。ダイエーの秋山幸二外野手、阪神の星野伸之投手、横浜の石井浩郎内野手など、今季も記憶(記録)に残る名選手の引退が相次いで発表されて寂しい気持ちでいっぱいなりが、また一人、名選手がユニフォームを脱ぐことになったようなり。野村投手は1987年、PL学園が史上4校目の春夏連覇を達成した時のエースで、中日の立浪和義内野手(当時3番)や阪神の片岡篤史内野手(同4番)、元巨人の橋本清投手(同リリーフエース)とはチームメイト。PL学園というとK・Kコンビ(桑田真澄、清原和博)の印象が強いなりが、この1987年のメンバーも豪華な顔ぶれなりよね。野村投手は横浜に入団後、1993年には17勝6敗を挙げて最多勝を獲得するなど左腕エースとして活躍。1996年から3年連続二ケタ勝利を挙げるなど、1998年の日本一にも貢献したなりが、その後は度重なるケガの影響もあって低迷していたなり。通算成績は300試合101勝88敗、防御率4.01。引退の直接の理由は痛めた左ひじが完全に回復しないことによる「体力の限界」のようなり。生え抜きの選手とうこともあって、引退後は横浜が何らかのポストを用意する模様。とにかくお疲れ様でしたなり。www.yomiuri.co.jp/hochi/baseball/sep/o20020918_20.htm

日本人メジャーリーガー情報(9月18日)。マリナーズのイチロー外野手はレンジャーズ戦に1番・ライトで先発出場、5打数1安打で打率を.324まで下げたものの、今季通算195安打目を放ったことで大台の200本まであと5本まで迫ってきたなり。ところで終盤の不振によって今シーズン通して成績が悪いというイメージが付いてしまった感もあるイチロー選手なりが、MVPを獲得した昨年よりも勝っている数字もいくつかあるようで。例えば出塁率は昨年.381だったものが今年は.388だし、今季200本安打を達成するとメジャーでは史上7人目となる「デビューから2年連続の200本安打」という快挙の達成となるようなり。まあ打率も首位打者は逃しそうとはいえ、.324。十分な成績なのではないかと。ジャイアンツの新庄剛志外野手はドジャース戦を欠場。これで新庄選手は3試合連続の欠場となったなり。カージナルスの田口壮外野手はロッキーズ戦の8回から代打で出場、2打数2安打1打点で、メジャー初打点をマークしたなり。おお、乗って来たなりね、田口選手は。今日の田口選手の日記より。「4−4、同点で迎えた8回に、代打で使ってもらいました。1アウトランナー2塁で、センター前タイムリーを打ちました。嬉しかったです!」「初打点もついて、今日は本当によかったです」。本当に嬉しそうで何よりなり。

11月に行われる日米野球のファン投票受付の概要が発表。2年ぶりの開催となる日米野球に出場する選手のファン投票受付が9月20午前0時〜26日午後5時まで行われることが発表されたなり。日米野球はオールスター戦と違ってセ・パ混合チームとなる全日本チームなので、「真のオールスター」チームとなるなりね。まあ時期がシーズンオフにあたるので出場を辞退する選手もいるため、名目上の「真のオールスター」とも言えるなりが。ちなみに前回2000年の日米野球にはヤクルトの古田敦也捕手、ダイエーの城島健司捕手、近鉄の中村紀洋内野手、西武の松井稼頭央内野手、日本ハムの小笠原道大内野手、巨人の松井秀喜外野手、高橋由伸外野手らが出場。現メジャーリーガーの田口壮外野手、新庄剛志外野手も出場していたなり。って、名前を並べるとやっぱり豪華な全日本という感じなり。今年は巨人の松井、阿部、桑田、中日の福留、立浪、川上、阪神の井川、オリックスの谷、西武の松井、和田、近鉄の中村、日本ハムの小笠原あたりは当確なりか。オーダーを妄想するとワクワクしてくるなりね。ファン投票期間は短いなりが、ネットから投票できるのでこの機会にぜひ。www.npb.or.jp/japanus/index.html

近鉄の中村紀洋内野手がFA権の行使を明言。「FA宣言?するでしょうね。ぼくがやってきたことの権利ですから」と語り、移籍か残留かは別にしてFA権を行使することだけは明言したなり。まあ規定路線ではあるなりが、本人の口からFA権行使についてはっきりと言及があったのは初めてなのではないかと。中村選手がFA権を行使した場合には、松井秀喜外野手がメジャー移籍の際の保険として検討していると言われる巨人、和製大砲がどうしても欲しい阪神、親会社TBSからの資金援助で獲得競争に参戦が濃厚な横浜といったセ・リーグの球団が獲得に乗り出すのは確実なりが、日本人選手に注視しているメジャーリーグの動向も見逃せないなりね。ただ、中村選手自身はメジャーよりは日本で、という気持ちが強いなんて話も伝わってくるなりが。パ・リーグを代表するスラッガーの去就は如何に。www.sanspo.com/baseball/top/bt200209/bt2002091809.html

日本人メジャーリーガー情報(9月17日)。ドジャースの野茂英雄投手はジャイアンツ戦に先発、6回を5安打3失点6奪三振で15勝(6敗)目をマーク。野茂投手のメジャーでの自己最多勝は1996年のドジャース時代に記録した16勝(11敗)にあと1勝まで迫ってきたなり。メッツ→ブリュワーズ→タイガースと渡った1998〜2000年にかけてはかなり調子を落として評価もガタ落ちだった野茂投手なりが、昨年13勝(10敗)で復活の兆しを見せ、今年は鬼神の如き活躍を見せているなりね。今年は何が良いって負け数が6つしか無いのが素晴らしい。まだ数試合登板予定があるようなので、自己最多勝記録更新に期待したいものなり。ちなみに、ジャイアンツの新庄剛志外野手はこの試合を欠場。マリナーズのイチロー外野手はレンジャーズ戦に1番・ライトで先発出場、4打数3安打で打率を.325まで上げたなり。イチロー選手はこれで今季200本安打まであと6本まで迫ったなりが、調子が悪い、悪いと言いつつも、なかなか実現の難しい200本安打を達成してしまいそうなあたりはさすがなりね。また、この試合には佐々木主浩投手が9回から登板も、マリナーズのリードを守れずに2失点で降板。長谷川滋利投手が延長10回から登板し、2回を投げ2安打無失点に抑えて今季7勝目をマークしたなり。カージナルスの田口壮外野手は今日は試合自体がお休み。今日の田口選手の日記より。「休日。だらだらと過ごしました」。以上。

海外クラブ所属日本人サッカー選手情報(9月17日)。日本人選手が出場した各試合から一夜明けた、地元各紙の報道内容が伝わってきたなり。トゥエンテ戦で2得点1アシストの活躍を見せたフェイエノールトの小野伸二選手に対し、テレグラフ紙は「皇帝のようだった」と絶賛し、オランダリーグ全試合に出場した全選手中最高の8.5点の評価を付けたなり。一方、開幕戦勝利を飾れなかったパルマの中田英寿選手に対し、ガゼッタ・デロ・スポルト紙は「中田に失望した」と酷評。中田選手の勝手な動きを批判し、一刀両断にしたなり。調子が良い時は褒められ、調子が悪い時は叩かれる。まあパターンではあるなりが、今が底だと思って中田選手には頑張って欲しいなりね。同じく開幕戦勝利を飾れなかったレッジーナの中村俊輔選手に対してガゼッタ・デロ・スポルト紙は「何度かバッジオのようなプレーを見せたが得点することはできなかった」と及第点の6.0点。試合後に日刊スポーツに寄せられた手記によると「意外と緊張はしなかったね。スタジアムに向かうバスではいろいろ考えたけど、終わってから『ああ、デビュー戦を負けてしまったな』と思ったくらいかな」とデビュー戦の感想を述べているなり。ファン必見。

広島の金本知憲外野手がFA権行使を示唆。これまでは今季取得したFA権の行使はせずに残留が前提というスタンスだったなりが、ここに来て一転「行くにしろ、残るにしろ、できるだけ早く決めたい」と、移籍の可能性も視野に入れていることを明らかにしたなり。仮にFA権を行使すれば、これまでの実績を考えれば獲得競争が起きるのは必至。今季は9月16日現在、打率.281、22本塁打、69打点といった成績なりが、通算237本塁打、693打点、121盗塁という「打って良し、走って良し」というプレースタイルは魅力的なりよね。34歳という年齢は確かにネックなりが、まだまだやれるのではないかと。なにやら阪神が既に水面下で調査をしているとの情報も。FA権を行使する選手のところには必ず阪神の陰あり。野手1、投手1のFA2枠をフルに使い切ると宣言している阪神なだけに、どの選手を獲得するのか注目しておきたいところなり。www.nikkansports.com/news/baseball/p-bb-tp0-020917-09.html

海外クラブ所属日本人サッカー選手情報(9月16日)。放映権の問題などで開幕が当初予定よりも遅れていたセリエAが開幕!というわけでレッジーナの中村俊輔選手はペルージャ戦に先発フル出場、シュート3本、コーナーキック4本を放つなど果敢にゴールを狙ったなりが得点を決めることはできず、試合も2−0で負けてしまったなり。ド派手なデビューとはいかなかったなりが、まあ動き自体は悪くなかったのが幸いなりか。パルマの中田英寿選手はウディネーゼ戦に先発フル出場も、得点に絡むシーンは見られず、試合は1−1の引き分けに終わったなり。スペインリーグ2部リーグ、フェロルの安永聡太郎選手はコンポステーラ戦に後半15分から出場、スペイン再デビューを果たしたなり。目立った動きは無かったようなりが、早くレギュラーを掴んで、1部リーグ目指して頑張って欲しいものなり。15日の試合でも大活躍をしたフラムの稲本潤一選手なりが、一夜明けた新聞各紙は絶賛報道。特にサンデーエクスプレス紙は10点満点で9点を与えるなど、最大級の評価を与えているようなり。移籍後順風満帆すぎて怖いくらいなりが、この好調を維持して突っ走っていって欲しいものなり。

阪神の2軍がウエスタンリーグ2年連続11度目の優勝。予定通りではあるなりが、きっちり優勝したなり。阪神の2軍が強いのはある意味当たり前。昨年1軍で活躍していたバティ・カーライル投手が2軍で9勝もしているし、他にもグレッグ・ハンセル投手や川尻哲朗投手、福原忍投手、安藤優也投手など本来なら1軍で活躍しているべき選手がゴロゴロといるなりからねぇ。まあケガをしているわけでも無いのに2軍にいるということはそれが実力なのかもしれないなりが。この5年で4回も優勝しているに、1軍の成績がサッパリという状況はもう少し考える必要が有りそうなりよね。2軍は1軍への選手供給の場であるべきなのに、それが全く機能していないとの批判を受けても仕方のない、1軍と2軍の成績の差。そういう意味では2軍で岡田監督が宙に舞う姿を見ても複雑な心境にならざるを得ないところなり。まあようやく今季も終盤になって、長年2軍でくすぶっていた藤川球児投手、藤田太陽投手というかつてのドラフト1位コンビが1軍で良い投球を見せるようになってきたのが救いなりが・・・。活きの良い若手選手がもっと出てこないなりかねぇ。www.sanspo.com/baseball/tigers/tigers0209/02091612.html

日本人メジャーリーガー情報(9月15日)。自宅療養中のドジャースの石井一久投手は退院後初の電話会見を実施。「復帰は早ければ今年、遅くてもキャンプには間に合わせたい」「野球でここまでなるのかとショッキングだったけれど、恐怖心はない」などなど。今後実際に投球練習を再開した時にならないと本当に何の後遺症も無いのかどうかが分からない部分もあるなりが、まあ本人は至って元気そうだし、前向きな姿勢のようなので大丈夫そうではあるなりよね。じっくり療養して、来季はまた元気な姿を見せて欲しいものなり。マリナーズのイチロー外野手はアスレチックス戦に1番・ライトで先発出場、4打数無安打で打率を.323まで下げたなり。ジャイアンツの新庄剛志外野手はパドレス戦の9回に守備固めとして出場。打席には立たなかったなり。カージナルスの田口壮外野手はアストロズ戦の8回無死1塁の場面で代打で登場、きっちろ送りバントを決め、仕事をこなしたなり。この仕事ぶりにカージナルスのラルーサ監督は「壮(田口)は(小技を)何でもできるし、素晴らしいバンターでもある」と高評価。今日の田口選手の日記より。「3試合欠場していて突然バント、というのはかなり緊張するものです。スタメンで出るより心臓に悪いです」と、大変なプレッシャーの中、バントを決めることができた模様。

阪神、来季の星野内閣に前中日打撃チーフコーチの水谷実雄氏を招聘か。もうシーズンも終盤、巨人とヤクルト以外のセ・リーグの各チームは最終順位だけが興味の対象となりつつある時期なりが、阪神も既に視線は来季に。今年の星野内閣は数人を除いて昨年電撃辞任した野村前監督が組閣したメンバーのため、星野監督の意中のコーチ陣というわけでは無かったなりね。そのため、某週刊誌ではその真偽は分からないものの、「木戸克彦コーチ&岡田彰布二軍監督と星野監督の間に確執」といった内容の記事が出てしまったりしているなり。来季は星野監督の意中のコーチを組閣することになりそうなりが、その第一弾が中日時代に絶大な信頼を置いていた水谷氏。過去の教え子として名前が挙っている選手には「広島では前田、江藤、近鉄では石井浩、ダイエーでは小久保、中日では福留、井上」と、球界を代表する打者がズラリ。コーチが野球をやるわけでは無いとはいえ、指導力の有る、無いは顕著に結果に表れるところなだけに、優秀なコーチの招聘は大歓迎なりよ。星野監督は2軍打撃コーチとして招聘を検討しているようで、次代の大物打者を育てるキーマンに指名するようなり。現時点で留任が決まっているのは親友の田淵幸一チーフ打撃コーチ、中日時代からのパートナーである島野育夫ヘッドコーチ、野村前監督が招聘した佐藤義則投手コーチの3人のみ。他のコーチ陣がどんな布陣になるのかも、ちょっと楽しみなり。www.sanspo.com/baseball/tigers/tigers0209/02091503.html

海外クラブ所属日本人サッカー選手情報(9月15日)。フラムの稲本潤一選手はプレミアリーグ・サンダーランド戦に3試合連続となるスタメンで出場。前半34分に先制ゴールを決め、後半9分と33分にはアシストを決めるなどフラムの全得点に絡む活躍を見せたなり。これで稲本選手は公式戦での得点はチーム最多となる6得点に。フェイエノールトの小野伸二選手はトウェンテ戦に先発出場、2得点1アシストの活躍で勝利に貢献したなり。小野選手の得点は今季初。ゲンクの鈴木隆行選手はロンメル戦に後半34分から11分間出場、目立った動きは無かったようなり。ポーツマスの川口能活選手は開幕から8試合経過もいまだ出場機会無し。ポーツマスは開幕から1試合も落とさずに首位を快走しているようなので、ゴールキーパーを交代する理由が無いのが川口選手にとっては辛いところなりね。清水エスパルスの三都主アレサンドロ選手と契約寸前まで行って破談となってしまったプレミアリーグのチャールトンなりが、来年1月に再度三都主選手獲得に乗り出すことが明らかになったなり。今度こそなんとか契約がまとまりますように。

近鉄のタフィ・ローズ外野手と西武のアレックス・カブレラ内野手が共に来季も残留へ。退団→セ・リーグ移籍の噂が流れた近鉄のローズ選手なりが、既に年俸300万ドル(約3億6300万円)プラス出来高払い50万ドル(約6000万円)の1年契約で合意に達し、来季も近鉄でプレーすることが決定したようなり。近鉄も中村紀洋内野手がFAで抜ける可能性が無いとは言えないだけに、ローズ選手までもが抜けてしまったら主軸2人が抜けてしまう異常事態になりかねなかったなりからね。契約がまとまって何より。また、同じく去就が注目されていた西武のカブレラ内野手も、年俸倍増となる2億8000万円+出来高で契約を更改。14日現在打率.333、51本塁打、109打点で3冠王の獲得も現実味を帯びている好成績を残しているなりからね。西武がカブレラ選手を手放すようなことがあれば、非難囂々なりよ。今年のカブレラ選手は昨年に比べると安定したスイングで粗が少ないのが好成績に繋がっているなりね。もっと扇風機タイプの選手かと思ったら、そうでも無かったようなり。ま、パ・リーグの至宝とも言える外国人選手2人が残留ということで、一安心なり。

日本人メジャーリーガー情報(9月14日)。マリナーズのイチロー外野手はアスレチックス戦に1番・ライトで先発出場、4打数無安打で打率は.325まで下げたなり。この試合8回に長谷川滋利投手が登板、0回1/3を1三振。ジャイアンツの新庄志外野手はパドレス戦に6回の守備から途中出場、1打数無安打。ドジャースの石井一久投手は順調な回復を見せ、現地時間13日(日本時間14日)に無事退院。今季はもう登板予定は無いということなので、ゆっくりと休養して、ケガを治して来季に備えて欲しいものなり。エクスポズの大家友和投手は7日のブレーブス戦でアンドルー・ジョーンズ外野手に当てた死球が故意のものと大リーグ機構に判断され、6試合の出場停止と罰金を科せられたなり。ただ、これには大家投手側も異議を申し立てており、大家投手の事情聴取が終わるまでは処分は保留になる模様。大家投手はここまで13勝8敗の堂々たる成績で、残り試合であと2勝くらい上乗せできる可能性もあるだけに出場停止は痛すぎるところ。なんとか処分取り消しになることを祈るなり。カージナルスの田口壮外野手はアストロズ戦に出番なし。今日の田口選手の日記より。「(今日は)僕は出場機会がありませんでした。ほとんど総力戦の一歩手前で、ベンチに残った野手は、9月に昇格した僕とデルガド(内野手)、クルーズ(内野手・もと阪神)の、もとメンフィス・レッドバーズ3人組でした」。おいおい、クルーズの名前をこんなところで聞くとは(笑)。田口選手の日記、面白すぎなり。

W杯日本組織委員会、大会収支の決算見込みが約73億円になると発表。大会前には大赤字必至と言われていたW杯韓日大会だったなりが、日本が16強まで進出する「嬉しい誤算」に加え、日本以外の試合もほぼ満席になるなど入場券収入が想定よりも増え、終わってみれば大幅な黒字で大会を締めくくることができたようなり。この黒字をどう処理するかについては、各自治体に還元するほか、W杯を機に建設されたスタジアムの有効利用などに役立てることを検討しているようなり。共催相手の韓国と異なり、本当に日本で開催された試合は、どの試合もほとんど空席の無い状態だったなりからね。特に海外分のチケットが想定していたよりも売れたことが黒字に貢献しているようなりが、海外分のチケットも結局は日本人向けに開放して購入できるようにしていたなりからね。売れて当然といった感じなり。まあ低めに想定していたとはいえ、大幅黒字。本当に良かったなり。www.asahi.com/sports/update/0913/018.html

日本人メジャーリーガー情報(9月13日)。マリナーズのイチロー外野手はレンジャーズ戦に1番・ライトで先発出場、5打数1安打で、うち4打席は得点圏に走者を置いての打席だったなりが、いずれも凡退に終わったようなり。むぅ、チャンスに期待通り打ってくれるのが今年前半までのイチロー選手だったのに。ドジャースの石井一久投手は順調な回復をみせ、13日には退院できる模様。エクスポズの大家友和投手はメッツ戦に先発、6回1/3を6安打5失点で今季8敗目(13勝)を喫したなり。安定したピッチングで防御率を上げてきた大家投手なりが、ここ数試合ピリッとしないような。そろそろ疲れが出てきた頃なのかも。ジャイアンツの新庄剛志外野手はパドレス戦に延長10回から守備のみ出場。カージナルスの田口壮外野手はアストロズ戦の先発から外れ、出場機会無し。今日の田口選手の日記より。「レフトのうしろでは、本物の機関車が走っています。ホームランが出ると、『ポッポー』と前進。またホームランが出ると『ポッポー』と後退」。ベンチからのどかな風景を眺めていた模様。

海外クラブ所属日本人サッカー選手情報(9月12日)。フラムの稲本潤一選手はリーグ戦の対トットナム戦に今季2試合目となる先発出場。フラムは前半0-2と劣勢を強いられていたなりが、後半24分相手DFのクリアボールをドンピシャで受け取った稲本選手が、ゴールから20mほど離れたその場所からシュート。ボールは弾丸ライナーのように突き進み、稲本選手のリーグ戦初のゴールとなったなり。稲本選手のみならず、日本人選手のプレミアリーグ初ゴールとなったなりね。もう大活躍なり。フェイエノールトの小野伸二選手はリーグ戦のエクセルシオール戦に先発出場、後半終了間際にチーム4得点目につながるシュートを放つなど、攻守に渡って積極的なプレーが目立ったようなり。ゲンクの鈴木隆行選手はリーグ戦の対GBA戦に後半42分から5分間出場。パルマの中田英寿選手は4部リーグのアマチュア、クロチャーティと練習試合を行い、ゴールを決めるなどリーグ開幕戦に向けて順調な仕上がりを見せているようなり。最近は話題に出ることも少なくなってしまった中田選手なりが、今季はどんな活躍を見せてくれるのか。セリエA開幕までもう少しなり。

日本人メジャーリーガー情報(9月12日)。マリナーズのイチロー外野手はレンジャーズ戦に1番・ライトで先発出場、4打数2安打で打率を.329まで上げたなり。エクスポズの吉井理人投手はカブス戦に先発、5回を投げて6安打6失点で9敗目。ここのところ大量失点でのKOが目立つ吉井投手なりが、今年もシーズンあとわずか。そろそろ危険な香りがして来たなり・・・。ドジャースの野茂英雄投手はジャイアンツ戦に先発、6回2/3を6安打2失点8奪三振の好投で今季14勝目をマーク。ドジャースでは石井一久投手と勝ち星で並び、チーム投手陣ではトップタイの勝ち星となったなり。この試合、ジャイアンツの新庄剛志外野手は欠場。メッツの小宮山悟投手はブレーブス戦に中継ぎで登板、3回を3安打2失点4奪三振で勝敗には関係なし。カージナルスの田口壮外野手は今日のブルワーズ戦には出番無し。今日の田口選手の日記より。「試合前、そして試合途中の9時11分、球場のすべての人が、テロの犠牲になった方へ祈りを捧げました」。現地時間では11日だったので、黙祷の様子が書かれているなりね。本当にテロで犠牲になった方々のご冥福をお祈りしますなり。

日本人メジャーリーガー情報(9月11日)。マリナーズのイチロー外野手はレンジャーズ戦に1番・ライトで先発出場、4打数1安打だったなり。この試合7回に四球で出塁したイチロー選手は、今季100得点目をマーク。シーズン100得点はイチロー選手が毎年目標としている数字だそうで、不調の中でも目標のひとつをクリアできて何より。ジャイアンツの新庄剛志外野手はドジャース戦を欠場。出場機会も無かったなり。ドジャースの石井一久投手は手術後の経過は良好のようで、病院外に出て歩行などもできるまで回復した模様。そして今日の主役はカージナルスの田口壮外野手。田口選手はブルワーズ戦に8番・センターで2度目の先発出場、3打数2安打1犠打1捕殺の活躍を見せたなり。2安打ともちょっとラッキーな内野安打だったなりが、不格好でも結果を残せたのは大きいなりよね。今日の田口選手の日記より。「監督が、僕のお腹をぽんぽん、と叩きながら『GREAT JOB!』とニコッと笑ってくれました」。おー、良かった良かった。

新日本プロレスに元WWEのX-PACとDDPが参戦か。基本的に日本のプロレスを見ないコ○助なりが、最近何やらコ○助なじみのWWE出身の選手が続々と新日本プロレスに接触を図っているようで、だんだん見逃せなくなってきたなりよ(笑)。たまに夕刊紙を見てみると、現在は元WWEのチャイナことジョーニー・ローラーが蝶野正洋と一触即発だとか、永田裕志を投げ飛ばしたとか、チャイナが日本のマットを席巻しているのだとか。まあさすが元WWE世界王者にして、現RAW認定世界ヘビー級チャンピオンのHHHがボディーガードとして雇っただけのことはあるなり(笑)。で、そのチャイナの仲介で元WWEのX-PACとDDPがアントニオ猪木と接触、新日本プロレスに参戦する可能性が出てきたようなり。X-PACはついこの間までnWoのメンバーとしてショーン・マイケルズやケビン・ナッシュらと共に活躍していたなりが、ちょっとコ○助がWWEを見ていないうちにいつの間に解雇なんてことになっていたなりか。元々クルーザー王座を獲得したり、軽量級では無敵の強さを誇っていたX-PACなりが、WWEでは一時冷遇されていたなりね。あのチリチリのロン毛が無ければコ○助は好きだったのに(笑)。DDPはWCWでも活躍をしていた大ベテランなりが、先日首のケガを理由にWWEのビンス・マクマホン代表から引退勧告を受け、それを受け入れていたなり。DDPの入場曲やキャラクターが大好きだったので、引退して悲しんでいたなりよ。もし新日本プロレスに参戦となれば、ちょっと見に行ってしまうかも。ダイヤモンド・カッター再び。やっばいなりねぇ。日本のプロレスは見ないと決めていたはずなのに、もう週プロとか立ち読みし始めている自分がいるなりよ(笑)。やっばいなりねぇ・・・。www.yomiuri.co.jp/hochi/battle/sep/o20020910_60.htm

横浜の斎藤隆投手にメジャーのスカウトが熱視線。斉藤投手は今季FA権を取得、昨年の契約更改の席上でメジャー移籍を臭わせる発言をしているためにその進路が注目されているなりね。10日に長崎で行われた広島戦を観戦したレッドソックスの環太平洋スカウトのジョン・ディーブル氏は「サイトウは予想以上に素晴らしい投手だ」と絶賛。メジャーのスカウトも日本のトップクラスの右腕に興味津々のようなり。斉藤投手は「東北高校→東北福祉大学→横浜(ドラフト1位)」と、マリナーズの佐々木主浩投手と全く同じ道を歩んでいる後輩ということもあって、早い段階からメジャーへの夢を抱いていた模様。まあ実績、スケール共に佐々木投手ほどのインパクトは無いなりが、それでも150kmを超えるストレートを投げ込むストッパー(先発も可)にメジャーから食指が伸びるのは頷けるところなり。横浜は今オフ、FAで何人か選手が抜ける可能性もあるだけに、ファンにとっては気が気でないオフになりそうなりね。どうなることやら。www.sanspo.com/baseball/top/bt200209/bt2002091107.html

日本人メジャーリーガー情報(9月10日)。マリナーズのイチロー外野手はレンジャーズ戦に1番・ライトで先発出場、初回先頭打者本塁打となる7号本塁打を含む4打数2安打と久々に快音が聞かれたなり。打率も.328まで上昇。1試合良い結果だったからと言って復調したとはもちろん言えないなりが、この一発が何かのきっかけになって再び打率を上げて行けると良いなりね。ジャイアンツの新庄剛志外野手はドジャース戦に1番・センターで先発出場、5打数無安打だったなり。4試合ぶりの先発出場だったなりが、結果を残すことができなかったなりね。昨日頭部にライナーを受けて病院に運ばれたドジャースの石井一久投手は、その後「砕けた鼻骨の破片を取り出す手術」を受け、経過は良好の模様。手術後は既に元気に歩いたり食事をしたりしているというなり。ケガ自体は選手生命に関わるものでは無かったようなので一安心なりが、精神的な部分で後遺症が残らなければ良いなりね。ちょっと心配なり。カージナルスの田口壮外野手は2試合連続で出番なし。今日の田口選手の日記は「ブルワーズ傘下3Aインディアナポリスの野村貴仁投手のサインボールの横に自分もサインしちゃった」というお話なり。まあなんてこと無い話なりが(笑)。

横浜、ヤクルトのロベルト・ペタジーニ内野手獲得に興味。あれだけの実績を持った外国人選手が、今季で所属球団を退団するかもしれない。そんな情報が流れたら、どの球団とて興味や関心は持って当然のこと。外国人選手に悩まされているのはどのチームも同じような状況なりからね。横浜も外国人選手の不振に悩まされ、日本人の4番打者が育たないという現状があることから、ペタジーニ選手に興味を持っているというなり。仮に各種報道の通りにヤクルトを退団した場合。5億円とも言われる年俸的にも巨人入りが濃厚なのは確かなりが、TBSという資金力豊富なパトロンを得た横浜に加え、調査していたタフィ・ローズ外野手の近鉄残留が決定的となり、方針転換を余儀なくされた阪神が参戦して激しい獲得競争が繰り広げられるという展開も。また、レオ・ゴメス内野手の退団がささやかれる中日も獲得に乗り出す可能性だってあるなりよね。球界随一の打者の行方から目が離せないなり。www.nikkansports.com/news/baseball/p-bb-tp0-020910-10.html

阪神の星野伸之投手が引退会見。既報の通り今季限りで引退を決意した星野投手の引退会見が行われたなり。「(昨年夏ごろから)脈が速くなる頻脈に悩まされていた」「投げていてつらいこともあったし、野球に大切な集中力が欠けるようになった。練習も満足に出来ず、限界と判断した」と語り、引退の理由は「頻脈」という病気による体力的な限界と説明したなり。「頻脈」とは「脈拍が安静にしていても1分間に100以上になること」で、動悸・胸の痛み・めまいなどの症状を引き起こすことがある病気のこと。阪神の星野監督は星野投手の引退を受けて「来季も戦力と考えていた。肩やひじの問題ではないので残念」とコメント。確かに星野投手は野球選手として致命的なケガをしての引退では無いので、まだ投げようと思えば投げられるだけに、来季の戦力構想に入っていたのであれば大きな痛手なりよね。ただ、ケガなどで引退を余儀なくされる選手が多い中で、自ら引き際を決めたその潔さには美学のようなものを感じるなり。今シーズン残り試合の中で登板する機会があるのかは分らないなりが、その最後の勇姿をファンの前に見せてくれる場を必ず用意して欲しいなりよね。スローカーブの神様の投球を、今一度見ておきたいものなり。[阪神星野が原因不明の頻脈で引退]www.mainichi.co.jp/news/flash/sports/20020910k0000m050124000c.html

日本人メジャーリーガー情報(9月9日)。ドジャースの石井一久投手はアストロズ戦に先発、4回にライナーが頭部を直撃し、そのまま救急車で病院に運ばれたなり。診断の結果、「左前頭部骨折」で当分入院する必要があるため、今季中の復帰は絶望的な模様。こればっかりは事故なので仕方ないとはいえ、大事に至らなければ良いなりが・・・。ちなみに、この試合の石井投手の成績は3回1/3を5安打3失点で、10敗目(14勝)となったなり。マリナーズ−ロイヤルズ戦、イチロー外野手は先発から外れ、7回に代打で出場。試合が延長戦にもつれ込んだためにイチロー選手はその後4回打席に入ったなりが、無安打に終わったなり。右ひじ痛で登板を回避していた佐々木主浩投手もこの試合に登板。1回2/3を3安打3失点と散々。長谷川滋利投手も登板し、1回を2安打1失点だったなり。メッツの小宮山悟投手はフィリーズ戦に2番手で登板、3回を3安打無失点。ジャイアンツの新庄剛志外野手カージナルスの田口壮外野手は共に今日は出番なし。今日の田口選手の日記より。「試合展開が、1点差、2点差だったので、8回、9回に守備固めがあるかと思っていましたが、残念ながら・・・」。そんな日もあるなり。

阪神の星野伸之投手が現役を引退へ。開幕2軍スタート、シーズン途中でのケガなど、今季もここまで2勝と成績が振るわず、年齢的なこともあって引退が囁かれてはいたなりが、実際に引退となると寂しい限り。星野投手は阪急・オリックス時代、11年連続を含む在籍16年で12回の二ケタ勝利をマーク、通算168勝の実績を引っ提げて1999年オフにFAで阪神に移籍してきたなりが、1年目の2000年は21試合に登板して5勝10敗、防御率4.04。2年目の2001年は10試合に登板して1勝2敗、防御率4.60。そして3年目の今年は7試合に登板して2勝1敗、防御率2.41と、阪神での通算は3年間で8勝と満足のいく活躍をすることができないでいたなり。120キロ台のストレートと90キロ台のスローカーブを駆使して「投球術」というものを野球ファンに教えてくれた星野投手。阪神に移籍してからはセ・リーグの水が合わなかったのか、それとも年齢的な問題なのか、その「投球術」が活かされることは少なかったなりが、時折見せる素晴らしいピッチングからは「さすが」と思わせるものがあったなり。今季の防御率は悪くない上に左腕投手が不足している事情もあって球団からは慰留されたようなりが、星野投手はそれを固辞し、引退を決意した模様。「通算200勝を阪神で達成して名球会入り」という夢の実現がほぼ不可能になってしまったことも、現役引退を決めた要因かもしれないなりね。お疲れ様でしたなり。阪神では実績を残せなかったなりが、球史に残る大投手。引退試合でもやってあげて欲しいものなり。www.zakzak.co.jp/spo/s-2002_09/s2002090906.html

日本人メジャーリーガー情報(9月8日)。マリナーズのイチロー外野手はロイヤルズ戦に1番・ライトで先発出場、5打数無安打で2試合連続無安打となり、打率も.328まで降下したなり。8月下旬から不振とはいえ、相変わらず打率は高い位置でキープしているのはさすがなりが、昨年に比べてちょっと息切れしている感じは受けるなりよね。残りもあと1ヶ月程度。ラストスパート、頑張って欲しいものなり。マリナーズの長谷川滋利投手はこの試合に3番手で登板、1回1/3を1安打無失点に抑える好投。エクスポズの大家友和投手はブレーブス戦に先発、5回に危険球を投げ退場処分となったことから、4回1/3を6安打4失点で敗戦投手となったなり。これで今季通算は13勝7敗。ジャイアンツの新庄剛志外野手は今日もお休みで2試合連続の欠場に。カージナルスの田口壮外野手はカブス戦に代打で出場、1打数1安打でメジャー初ヒットを記録したなり。今日の田口選手の日記は・・・まだ更新されていなかった模様(8日午後11時18分現在)。メジャー初安打の喜びの声はまた明日なり。

日本人メジャーリーガー情報(9月7日)。エクスポズの吉井理人投手はブレーブス戦に先発、1回2/3を投げ7安打5失点で降板。これで吉井投手は3連敗となり、今季通算は4勝8敗となったなり。一時調子を上げていたなりが、ここに来て崩れ始めているなりね。年齢的にも成績的にもオフに解雇という可能性が否定しきれないだけに、何とか来季の契約を掴むことができるよう、残り試合で少しでも良い投球を見せて欲しいものなり。ドジャースの野茂英雄投手はアストロズ戦に先発、7回を5安打2失点8奪三振の好投も勝敗には関係なし。マリナーズのイチロー外野手はロイヤルズ戦に1番・ライトで先発出場、2打数1安打で打率は.331まで降下。右ひじ痛の経過が心配されていた佐々木主浩投手はキャッチボールを再開したようで、それほど重症では無かったなりね。良かったなり。ジャイアンツの新庄剛志外野手は今日は欠場で出番なし。2Aニューヘブンの田口壮外野手は、3Aを飛び越えてカージナルスへの復帰が決定。これは田口選手が優勝争いをしていたニューヘブンに「優勝請負人」として派遣されていたものの、ニューヘブンがプレーオフで3連敗を喫して全日程を終了した為の措置のようなり。昇格が決まった田口選手の今日の日記より。「アメリカ野球の考え方の原点みたいなものを、ここで初めて感じました。野球選手として、置かれる状況は、喜ぶべき場所ではないけれど、ここに来て、本当によかったです」。何かを得ることはできたようなりね。とにかく今後は再び「カージナルスの田口壮外野手」ということで。おめでとうございますなり!

阪神、近鉄のタフィ・ローズ外野手の獲得に乗り出すことが明らかに。スポーツニッポンの記事の見出しに「阪神 中村に続いてローズ獲得に意欲」と書かれていたので、元横浜のロバート・ローズ内野手のことかと思ったら、近鉄のローズ選手なりよ!何でも記事によればローズ選手は前夫人のソンジャさんとの離婚で金銭的な問題も抱えているため、大金を積めば獲得は可能と見ているのだとか。ひぃ・・・。阪神は、今年FA宣言をすることが確実な中村紀洋内野手の獲得にも乗り出すことが決定しているなりが、近鉄の左右の大砲を引き抜くつもりなりか・・・。でもこういうのは良くないなりよ。仮に両選手とも阪神に来ることになったとしたら(多分無いと思うなりが)、阪神は当然強くなるとは思うなり。でもクリーンナップ2人が抜けてしまう近鉄はどうなってしまうのやら。ルールにのっとっているので問題無いと言えばそれまでなりが、でもプロ野球界全体を活性化させるためには、戦力の一極集中は避けた方が無難だと思うなりよ。巨人化が進む阪神。まだ弱いから批判は少ないとはいえ、いずれ巨人並に批判の的にさらされないかと、阪神ファンとしては心配でならないなり。もっと自前で選手を育てる努力を。www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2002/09/07/06.html

ヤクルトのロベルト・ペタジーニ内野手が退団を決意か。スポーツニッポン紙の取材に答えたペタジーニ選手は、「何事にもいつかは終わりがくる。日本にはヤクルトのほかに11球団あるし、アメリカにも30球団ある」とヤクルトとの決別とも取れるコメント。資金力豊富で移籍先最右翼と目されている巨人についても「巨人?そうかもね」と答えるなど、球団とペタジーニ選手の溝はかなり深いものになってしまっているようなり。そもそも退団云々が囁かれ始めたのはペタジーニ選手の度重なる職場放棄が原因。ペタジーニ選手の言い分は「自分が死球を受けた時になぜ味方は報復(=相手にも死球を故意に当てる)しないのだ」という「メジャー流の報復をせよ」というものなりが、現在の日本のプロ野球では故意による死球はしない方向で流れができているなりね。特にヤクルトの若松監督は報復死球は絶対に認めないという姿勢の持ち主なので、ペタジーニ選手とは真っ向から対立してしまっているわけなり。「報復してくれないから職場を放棄する」。伝えられている話だけを聞けば、ペタジーニ選手はどうも「わがままな外国人」にしか見えないなりが・・・。とかく選手の秩序を大事にする日本では、こういったワンマンな外国人選手は嫌われるだけに、仮にヤクルトを退団したとしても、なかなか他の球団も獲得に乗り出しにくいものがあるなりね。過去にも問題児と言われた外国人選手を獲得している経緯のある巨人が獲得に乗り出すのか、それともヤクルトに残留するのか。はたまたメジャーに戻るのか。今年のオフは波乱に満ちた展開になりそうなり。www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2002/09/07/01.html

今秋のドラフトの超目玉、早稲田大学の和田毅投手がダイエーと破談か。「史上最高の左腕」との評価も飛び交う和田投手なりが、ヤクルト・巨人・中日・阪神・近鉄・ダイエー・オリックスの7球団が水面下で獲得に乗り出していたものの、本人がダイエー志向を明らかにした為に、各球団方向転換を余儀なくされていたなりね。ダイエーは4年前にオリックスのドラフト1位指名を拒否して九州共立大学に進学した154km右腕・新垣渚投手(沖縄水産出身。西武・松坂大輔投手のライバルと目されていた投手)の獲得も決定しているので、自由獲得枠で左右のドラフトの目玉投手の獲得が決まり、1人勝ちとも言われていたなり。ところが、ここに来てダイエーがメジャー行きを切望した井口資仁内野手のポスティングシステムによる移籍を認めなかった事に、メジャー志向の和田投手が不安を抱いており、また契約金の額も思ったほど高くないことから一転して破談する可能性が出てきたというなり。まあそれだけで破談するとは思えないなりが、ダイエーも札束攻勢が得意な巨人が虎視眈々と狙っていると思うと安穏とはしていられないなりよね。ドラフトでは時に「一転巨人入り」した選手もこれまで数多くいるだけに、ドラフトまでダイエーは気が抜けない状況が続きそうなりか。コ○助はこんな大物投手がセ・リーグにいたら困るので、パ・リーグ行き希望なり(笑)。www.zakzak.co.jp/spo/s-2002_09/s2002090704.html

海外クラブ所属日本人サッカー選手情報(9月6日)。パルマの中田英寿選手はノンプロのエキップ・ロマーニャとの練習試合に先発出場、前半27分に先制点を決める活躍。相手がプロチームでは無かったとはいえ、得点シーン以外にも再三攻め上がるシーンを見せるなど、ここ最近では最も良い動きを見せたようなり。ポーツマスの川口能活選手は主に控え選手が出場するリザーブリーグのウエイコム戦に4試合連続で出場。この試合で2失点したものの、4試合で2失点と抜群の安定感でチームの信頼も日増しに高まっているようなり。今年はなかなかイングランド1部リーグの試合に出場できないでいるなりが、リザーブリーグでこういった活躍を続け、来るべきその日に向けて頑張って欲しいものなり。ゲンクの鈴木隆行選手は髪の毛の色を黒髪に戻した模様。まあそれだけなりが(笑)。

海外クラブ所属日本人サッカー選手情報(9月5日)。レッジーナの中村俊輔選手はセリエBのナポリと練習試合に先発フル出場、後半26分にゴールから約25mの位置からのフリーキックを決め、レッジーナを勝利へと導いたなり。中村選手は既にほとんどのフリーキックのキッカーを任されるほど、チームからの信頼も厚くなってきているようなりね。まだ言葉によるコミュニケーションはたどたどしそうなりが、着実にチーム内に溶け込んで来ているのは間違い無さそうなり。パルマの中田英寿選手はチーム内の練習でサブ組としてプレー。常にレギュラー組でプレーしていたこれまでとは微妙に立場が変わってきたようで、15日に行われるウディネーゼとの開幕戦にはスタメン落ちする可能性も出てきたというなり。今年は主力選手が相次いでチームを去ったことで中田選手中心のチーム作りになると言われていたなりが、何だかまずい空気になってきたなりね。中田選手はどうなってしまうのやら・・・。[広山、欧州デビュー間近]

日本人メジャーリーガー情報(9月5日)。マリナーズのイチロー外野手はツインズ戦に1番・ライトで先発出場、4打数1安打で打率を.332まで下げたなり。マリナーズはこの試合に敗戦し、ア・リーグ西地区の首位アスレチックス、2位エンゼルスに大きく引き離されてしまい、地区優勝はおろかワイルドカード(各地区2位の3チームの中で最高勝率のチームがディビジョンシリーズに進出できるシステム)も危うくなってきたようなり。メジャーリーグのプレーオフは1ヶ月近く続くだけに、少しでも長くイチロー選手らマリナーズの選手の活躍を見るためには是が非でもプレーオフに進出してもらわねば。イチロー選手も早く復調して盛り返して欲しいものなり。マリナーズの佐々木主浩投手は右ひじに違和感が出た模様。大事に至らないことを祈るなり。ジャイアンツの新庄剛志外野手はロッキーズ戦の先発から外れ、今日は出場機会無し。2Aニューヘブンの田口壮外野手はノーウィッチとのプレーオフ第1戦に1番・センターで先発出場、4打数1安打1四球だったなり。今日の田口選手の日記より。「明け方、ものすごい嵐で目が覚めてしまいました。今まで見た中で、一番すごい雷でした」「昼頃球場に向かうと、途中の道で何本かの木が、ばっさり裂けていました」。アメリカの自然を目の当たりにしてビビッた模様。

日本人メジャーリーガー情報(9月4日)。ドジャースの石井一久投手はダイヤモンドバックス戦に先発、5回1/3を4安打無失点4奪三振の好投で今季14勝目をマーク。悪い時の石井投手は四球を出して自ら崩れていくパターンが多いなりが、今日は5回まで無四球と好投を見せたなり。ただ、降板時には安打に2四球で満塁のピンチを自ら招いていたようなりが(笑)。傷口が広がる前に降板して良かったなりね。ちなみに14勝は日本人投手の1年目のシーズンとしては最多勝であると共に、石井投手自身にとってもプロ入り最多勝タイの記録。まだ残り試合数を考えると何試合か登板機会があるはずなので、自己最多勝更新はほぼ確実なりか。ジャイアンツの新庄剛志外野手はロッキーズ戦に1番・センターで先発出場、3打数1安打。メッツに昇格した小宮山悟投手はマーリンズ戦に中継ぎで登板、1回1/3を投げ1安打無失点に抑える好投。全日程終了したために試合は無かったものの、もう日記を読まずにはいられない2Aニューヘブンの田口壮外野手。今日の日記はトレーナーに「あなたを・・・ください・・・」と言われたというお話なり(笑)。興味ある方はぜひ。

日本野球機構、開催が危ぶまれていた今秋の日米野球を予定通り実施すると発表。メジャーリーグのストライキが行われた場合、日本シリーズ終了後に予定されていた日米野球の開催はどうなるのかが注目されていたなりが、ストライキが回避されたことで予定通り開催されることになったなり。日米野球はかつて、メジャーリーガーの極東慰安旅行とまで言われることもあるくらい「お祭りムード」が漂っているのは確かなりが、それでも最近はガチンコ勝負だと思わせる試合も見られるようになって来たなりよね。直近3回の日米野球を振り返ってみると、野茂英雄投手の凱旋来日が話題となった1996年はメジャーリーグの4勝2敗1分。マグワイヤ選手とのホームラン争いで最も旬だったソーサ選手が来日した1998年はメジャーリーグの5勝2敗。佐々木主浩投手の凱旋来日が話題となった2000年はメジャーリーグの5勝2敗1分。日本は完敗してばかりなりが、今年はどういう結果なるなりかねぇ。ところで、最近の日米野球はメジャーリーグ各球団のスカウトが見守る日本人選手の見本市の様相を呈しており、今年はFA権行使→メジャー移籍が噂される巨人の松井秀喜外野手に一斉にその目が注がれることになるなり。松井選手も、今まで見たことがないようなハッスルプレーを見せるかも(笑)。ま、いろいろな意味で注目なりね。www.mainichi.co.jp/news/flash/sports/20020904k0000m050157000c.html

大阪近鉄バファローズ、今オフにも「近鉄」の名称を外して「大阪バッファローズ」に改名か。球団創設から52年、パ・リーグでは唯一球団が売却された歴史を持たず、創設当時からの球団名が残る唯一のチームである近鉄なだけにその名称が消えてしまうのは寂しいなりが、大阪の市民球団を目指す近鉄としては、企業名抜きの球団名に変更するか否かの議論が交わされているというなり。ユニフォームから地域名を消して企業名を押し込んだ某球団とは異なり、地域名を前面に押し出した球団名にする方向性は現在の流れ(1989年南海ホークス→福岡ダイエーホークス、1992年ロッテオリオンズ→千葉ロッテマリーンズ、1993年横浜大洋ホエールズ→横浜ベイスターズ)。日本ハムも札幌移転に伴い球団名変更を検討しているようなりね。地域密着型の球団になることはターゲットが明確に打ち出されるのでファン層を広げやすく、地域活性の意味合いもあるので良いこと。ただ、近鉄の場合には球団の経営不振という事情があることから、企業名を外す=身売りするという話とセットにされてしまうのが辛いところ。この不景気のさなか球団を買収する企業はそうそう無いとは思うなりが、以前から噂される外資による球団買収の可能性も無いとはいえないだけに、この名称問題。今オフ注目しておく必要がありそうなりね。【参考:近鉄球団名変遷】1949年「近鉄パールス」、1959年「近鉄バファロー」、1962年「近鉄バファローズ」、1999年「大阪近鉄バファローズ」www.sanspo.com/baseball/top/bt200209/bt2002090411.html

日本人メジャーリーガー情報(9月3日)。エクスポズの大家友和投手はフィリーズ戦に先発、7回2/3を投げ6安打1失点(自責点0)で13勝目をマーク。これで大家投手は5連勝となり、今季通算も13勝6敗、防御率3.05(ナショナルリーグ8位)。13勝達成ということは、ドジャースの野茂英雄投手と石井一久投手に並んだことになるなりね。今年日本人メジャーリーガーの中で最も飛躍を見せているなりね、大家投手は。マリナーズ−ツインズ戦、この試合は前日の予告通りイチロー外野手は欠場し、9回の守備だけ出場。佐々木主浩投手は3点リードした9回から3番手で登板、1回を無安打無失点に抑え、今季34セーブ目をマーク。ブルワーズ傘下3Aインディアナポリスの野村貴仁投手はルイビル戦に2番手として登板、2回2/3を1安打無失点に抑える好投。ロイヤルズ傘下3Aオマハの鈴木誠投手はアイオワ戦に中継ぎで登板、2回を1安打無失点。田口壮外野手の所属する2Aニューヘブンはシーズン最終戦が雨のため中止となり、今季全日程が終了。ニューヘブンはプレーオフへの進出を決めているため、田口選手もプレーオフに焦点を合わせているようなり。2Aでシーズンを終えて、田口選手が公式サイトでインタビューに答えているのでちょっとご紹介を。「(2Aは)正直言って、レベルは低いんだろうと思っていたんですが、違った」「(2Aは)決して『格下』ではないんです」「こっちはすべてのピッチャーが初めてで、情報も何もない。何を投げるピッチャーかも知らない。しかも先頭打者。しんどかったです」などなど。ファンの方はぜひ。このインタビューがメジャーでシーズンを終えた後のものだったら良かったのに。

元横浜のロバート・ローズ内野手の古巣復帰が濃厚に。先日も横浜の新外国人選手最右翼としてリストアップされていると報じられていたローズ選手なりが、2年間も野球から離れていた為に年俸も安く抑えられるほか、親会社のTBSが「安いし、話題づくりにもってこい」とハッパをかけているようなので、横浜に復帰する可能性がグッと高くなってきたようなり。記事に書かれている笹川チーム運営部長のコメントに「今いる外国選手よりは打つだろう」という見解が書かれているので、現在の横浜の助っ人の成績をチェックしてみると。9月2日現在、マイク・グラン内野手が打率.225、10本塁打、34打点。アーニー・ヤング外野手が打率.184、8本塁打、16打点。ボイ・ロドリゲス外野手は打率.267、14本塁打、46打点。確かに、ローズ選手がこの2年間で過去の実績ほどの迫力を失っていたとしても、今の助っ人たちよりは打ちそうなりよね。まあ安全パイという意味でもローズ選手獲得はアリなりか。横浜ファンに朗報となるか。今オフ、注目なり。www.sanspo.com/baseball/top/bt200209/bt2002090305.html

阪神、来季新外国人選手としてレンジャーズのトッド・グリーン捕手をリストアップ。もう球場は空席が目立ち始め、秋風が吹き始める9月。この時期恒例の新外国人選手の話題が早速出てきたなり。今年の阪神は異例の外国人7人態勢(ハンセル・カーライル・ムーア・エバンス・アリアス・バルデス・ホワイト・エバンス。エバンスはシーズン途中に西武にトレード)で臨んだシーズンだったなりが、満足する活躍ができたのはムーア、バルデスの両投手くらい。他の選手は今オフには解雇が濃厚と言われているため、現在オマリー特命コーチが新外国人調査のためアメリカに渡って来季新外国人選手を見定めているところなり。コ○助的にはアリアスも及第点を与えても良いような気がするなりが、各スポーツ紙の論調は結構厳しいものがあるなりね。で、候補に上がってきたのがレンジャーズのトッド・グリーン捕手。外国人の捕手は投手とのコミュニケーションの問題があるのでなかなか獲得しづらいものがあるなりが、グリーン捕手は1塁や外野もこなすので問題無さそうなのだとか。長打力に定評があり、「パンチ力はアリアス以上」との評価らしいなり。まあこの評価というのも毎年思うなりが、疑わしいなりよねぇ(笑)。ま、まだ獲得に本腰になるのは先の話。他の候補の名前も挙ってくるだろうし、しばらく静観を。www.sanspo.com/baseball/tigers/tigers0209/02090303.html

日本人メジャーリーガー情報(9月2日)。ドジャースの野茂英雄投手はアストロズ戦に先発、7回を5安打1失点8奪三振に抑え、今季13勝目(6敗)をマーク。ドジャースでは石井一久投手の勝ち星に並び、まさに左右の両輪として日本人投手2人がドジャースを牽引しているなりね。マリナーズのイチロー外野手はロイヤルズ戦に1番・ライトで先発出場、4打数0安打で打率も.333まで下げたなり。この長引くイチロー選手のスランプにマリナーズのルー・ピネラ監督は明日の試合にはイチロー選手を欠場させることを決めた模様。まあ一度先発から外して、気分転換するのも悪くないのではないかと。この試合、6回途中から登板した長谷川滋利投手は2回を1安打無失点に抑える好投で勝利に貢献したなり。エクスポズの吉井理人投手はブレーブス戦に先発、6回を8安打3失点で今季7敗目(4勝)。ジャイアンツの新庄剛志外野手はダイヤモンドバックス戦に9回の守備だけ出場。最近出場機会のグッと減ってしまった新庄選手なりが、来季ロッキーズにトレードに出されるとの噂が。どうなることやら。3Aノーフォークの小宮山悟投手は、9月1日からメジャー登録枠が増えたことで、久々にメッツに昇格。今後は中継ぎとしての活躍が期待されるなり。2Aニューヘブンの田口壮外野手はトレントン戦に1番・センターで先発出場、4打数2安打。今日の田口選手の日記より。「勝ってプレーオフ進出が決まり、ロッカーでは、シャンパンファイトが行われました」。めでたいことになっているようなり。

横浜の石井浩郎内野手が現役引退を表明。先日ダイエーの秋山幸二外野手が引退を発表したなりが、かつてパ・リーグの顔として活躍をしていたベテラン、石井選手も引退を表明したなり。石井選手は早稲田大学、プリンスホテルを経て1990年にドラフト3位で近鉄に入団。1年目から5年間20本塁打の大台を突破し、最も脂の乗っていた1994年には全試合に出場、打率.316、33本塁打、111打点の活躍で最多打点王とベストナインのタイトルを獲得。名実共に球界を代表する選手となったなりが、翌年から2年間ケガの為満足に仕事ができずに、近鉄から提示された大幅減俸に激怒した石井選手と球団の折り合いがつかず、喧嘩別れのようなかたちで巨人に移籍。巨人では専ら右の代打としての働き場所しか与えられず、その後ロッテに移籍。今年からは横浜でプレーをしていたなりが、5月に痛めた座骨の状況が思わしくなかったことから、引退を決めたようなり。本当に近鉄時代の輝いていた5年間。石井選手がプロ入りをした当時、既にスターだった西武の清原和博内野手と共に、パ・リーグのスラッガー2枚看板として期待された逸材だったなりが、プロ生活の後半は不遇の時を過ごしてしまったなりね。入団1年目から肝炎を患っていたようなので体力的な問題もあったのかもしれないなりが、寂しい成績で幕を閉じることになってしまったなり。また1人、思い出のスター選手が球界を去っていくなり・・・。お疲れ様でしたなり。www.nikkansports.com/news/flash/f-bb-tp0-020902-17.html

海外クラブ所属日本人サッカー選手情報(9月1日)。レッジーナの中村俊輔選手はセリエBのコゼンツァとの練習試合に前半だけ出場、前半27分に中村選手が右サイドから上げたクロスをFWのディミケーレ選手が押し込んで同点ゴール。全体的に積極的な攻撃参加をするなど、良い動きを披露したようなり。パルマの中田英寿選手は同じセリエAのモデナとの練習試合に後半から出場。後半18分に中田選手からのパスをボナッツォリ選手がゴールを決めて先制するなど、得点に絡む活躍を見せたようなり。パルマは相次ぐ主力選手の移籍でチーム状態は最悪に近いなりが、それだけに経験も実績もある中田選手にかかる期待は大きいはず。中田選手の活躍無くしてパルマの躍進無し。活躍の話題をどんどん届けて欲しいものなり。スペイン2部リーグ・ラシン・デ・フェロルに移籍した安永聡太郎選手は、ラスパルマス戦に後半26分から出場。目立ったプレーは無かったようなりが、スペインリーグ再デビューを飾ったなり。安永選手は1997〜1998年にかけて同じスペイン2部リーグのレイダに所属し、34試合に出場して4得点という成績を残しているなりね。レンタル移籍期間が12月までと短いものの、この成績を上回るインパクトの活躍を見せて欲しいものなり。

日本人メジャーリーガー情報(9月1日)。マリナーズ−ロイヤルズ戦、イチロー外野手は1番・ライトで先発出場、5打数1安打で打率を.335に下げたなり。イチロー選手の打率、なかなか下げ止まらないなりね。気長に復調を待ちたいところなり。この試合、佐々木主浩投手が2−2で迎えた9回2死1・2塁の場面で登板、2安打を打たれサヨナラ負けを喫したものの、敗戦投手にはならなかったなり。最近登板間隔が空いていたことが微妙に影響していたのかもしれないなりね。精彩を欠いたなり。ジャイアンツの新庄剛志外野手はダイヤモンドバックス戦に7番・ライトで先発出場、3打数無安打で6回途中に交代。2Aニューヘブンの田口壮外野手はトレントン戦に1番・センターで先発出場、5打数2安打1打点1盗塁。今日の田口選手の日記より。「今日もうちのチームの選手がデッドボールを当てられたのですが、飛んで出て行ったのは、相手チームのトレーナーでした。うちのトレーナーはその時他の仕事中で、相手チームに『よろしく頼む!』と伝言して出て行ったのです」。なんだかほのぼの。

海外クラブ所属日本人サッカー選手情報(8月31日)。フェイエノールトの小野伸二選手は、昨年の欧州チャンピオンズリーグを制したレアル・マドリードとUEFA杯を制した(フェイエノールト)が対戦する欧州スーパーカップに先発出場。試合は1−3でレアルマドリードが勝利したなりが、小野選手もシュート4本を放つなど活発な動きを見せたようなり。サンケイスポーツには小野選手のドリブルをフランス代表のジネディーヌ・ジダン選手とポルトガル代表のルイス・フィーゴ選手が止めにかかっている3ショットの写真が掲載されているなりが、これは凄い絵面なりよね。世界のスーパースターと共にプレーをしている小野選手。こういう姿を見て、きっと子供たちもサッカー選手への夢を馳せたりするなりよね。素晴らしいなり。フラムの稲本潤一選手はリーグ第4節のウェスト・ブロムウィッチ戦に先発出場、後半15分に交代するまで絶妙なパスを配給するなど、随所に光るプレーを見せたようなり。残念ながらフラムは0−1で負けてしまったなりが、試合前には稲本選手はBBC放送の番組にインタビュー出演するなど、イギリスでの稲本選手への注目度は日増しに高まっているようなりね。ゲンクの鈴木隆行選手はリザーブリーグのエクセルシオール戦に先発出場、2本のシュートを放つも、得点には結びつかなかったようなり。早くリーグ戦に先発出場できますように。[1試合でも多く出たい 稲本が英BBCで抱負]