チョコレートの祭典「サロン・ド・ショコラ」

2006/01/30(Mon) 01:59

 東京・新宿の伊勢丹で毎年1回開催されているチョコレートの祭典「サロン・ドショコラ」。1995年からフランス・パリで毎年開催されている世界最大のチョコレートの祭典の雰囲気をそのまま日本に持ち込んだイベントで、今年が4回目となります。まだ日本での歴史は浅いですが、チョコ好き、スイーツ好きにとっては見逃すことの出来ない、注目のイベントとして、早くも高い人気を誇っているイベントです。

 今年の「サロン・ド・ショコラ」は1月25日(水)〜1月30日(月)の6日間。世界各国から51のブランド、30人のショコラティエ(チョコレート職人)が来場し、販売のみならず、実演やセミナーなども行われ、華やかな雰囲気のイベントとなりました。スイーツ情報には目がないNarinari.com取材班も、当然のことながら「サロン・ド・ショコラ」の会場へと向かったのです。

サロン・ド・ショコラ」に行ってみた!

 私たちNarinari.com取材班が会場へと向かったのは、1月28日(土)のこと。会期中、唯一の週末ということもあり大変な混雑が予想されましたが、会場に着くと案の定、黒山の人だかりができていました。それだけスイーツ界隈では注目されているイベントということ。私たちの胸も、自然と高鳴ります。


4回目を迎えた「サロン・ド・ショコラ」


入り口の看板

配布されたパンフレット

入り口から人、人、人…

 会場にはたくさんの有名店が軒を連ねているほか、有名ショコラティエのチョコ(ショコラ)をその場で楽しめる「ショコラバー」も併設されており、行列が絶えることはありませんでした。また、各所でショコラティエや販売員による実演パフォーマンスも行われています。


その場でショコラを味わえる「ショコラバー」も併設


「ショコラバー」行列中

各店のブースは人ばかり

通路も大変なことに

ロッテによる実演

ゴディバの偉い人

セミナーも開催

 また、 会場にはチョコレートを使ったオブジェがいくつも並べられており、華やかさを演出するのに一役買っています。


チョコレートをあしらった洋服


チョコレートでできた「モナリザ」


ホワイトチョコのエンゼル

細かい仕事をした彫刻

華麗なオブジェ

 「サロン・ドショコラ」が素晴らしいのは、世界の名だたるショコラティエたちが会場に訪れ、日本の人たちと気さくに交流してくれること。有名ショコラティエのそばには通訳が常駐しており、こちらもいろいろと話を聞くことができるのです。スイーツ好き、チョコ好きにはたまりません。


エドワール・イルサンジェー氏。フランスのM.O.F(フランス国家最優秀職人)にして、
フランスのジュラ地方にある、100年の歴史を持つNo.1ショコラトリーの4代目。


クリスティーヌ・フェルベール氏。世界のコンフィチュールブームを作った張本人。
別名「コンフィチュールの妖精」。フランスでカリスマ的な人気を誇る。日本ではショップは未展開。


フランソワ・プラリュ氏。世界中に10か所のカカオ農場を持つ大物。今回初来日。


パスカル カフェ氏。フランスのM.O.F(フランス国家最優秀職人)にして、
現在はM.O.Fの審査員も務める。フランスで今、最も人気のある職人の一人。

 Narinari.com取材班は会場を訪れただけではなく、当然、いくつかチョコレートも購入してきました。どれも美味しそうで目移りしてしまったのですが、有名店のものということもあって、どれも結構良いお値段(笑)。すべてを購入するのは夢のまた夢の話ゆえ、今回は次の3つを購入してみました。



イルサンジェー



オリオール・バラゲ



パスカル・カフェ

 どれも筆舌に尽くしがたいうまさ。素材の組み合わせ、見た目のデザイン、食感の心地よさ。いずれを取っても甲乙付けがたい味わいです。パッケージのデザインも実に美しい……。

 最後に。前述の「コンフィチュールの妖精」ことクリスティーヌ・フェルベール氏の店でコンフィチュールと書籍を購入し、クリスティーヌ・フェルベール氏本人から「Narinari.com」宛てにサインをいただきましたので、ご紹介しておくことにします。


コンフィチュールのフタ部分に「narinari」と入れていただきました。


書籍のサインにはツッチーまで! 感激であります(笑)。




 

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