スリップノット“過去の楽曲の権利”売却、今年8月には「187億円で交渉中」と報道も

2025/11/20 05:32 Written by ナリナリ編集部

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米ヘヴィメタルバンドのスリップノットが、自身の音楽カタログの大部分の権利をグローバル投資会社HarbourView Equity Partnersに売却したことを発表した。対象には「ビフォア・アイ・フォーゲット」や「スピット・イット・アウト」など代表曲が含まれるが、取引額などの詳細は明かされていない。

バンドの創設メンバーであるショーン・“クラウン”・クラハンは、「25年間音楽業界と向き合ってきた今、スリップノットの歩みをさらに拡張しようとするパートナーと出会えた」とコメント。「彼らはさらに大きな展開を望んでいる。覚悟しておけ。Hail The Knot」と、今後の展開に期待をにじませた。

HarbourViewの創設者でCEOのシャリース・クラーク氏は、「スリップノットの作品を未来の世代にわたって保存・拡張することを誇りに思う」と語り、バンドの文化的価値を高く評価していることを示した。

今年8月には、スリップノットが1999年のデビュー作以降の楽曲に関する出版権とマスター音源の権利を、約1億2000万ドル(約187億円)で売却交渉中であるとBillboard Proが報じていた。ただし、今回の契約には今後制作される新曲は含まれていないとされる。

同社は近年、ケリー・クラークソンなど他の著名アーティストのカタログも取得しており、音楽資産の長期的な価値に注目している。

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