お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇(45歳)が、11月1日に放送されたトーク番組「ドーピングトーキング」(ABEMA)に出演。脱北者を取材し、“北朝鮮のリアル”について語った。

吉村は今回、かねてから興味を持っていたという“北朝鮮のリアル”を知るため、2015年に脱北し、現在日本で韓国料理店を営む女性・ヨニさんへ取材を敢行。
まず明かされたのは、国民の“お金事情”。ヨニさんによると、社会主義のため、月給は軍の上層部からサラリーマンまで「一律1ドル」が原則だが、当然それだけでは生活できないため、国から支給される食糧や衣類を買うためのチケットのようなものを“闇で売買”したり、賄賂・密輸などを通して暮らしを支えるしかないことが明かされた。「社会主義だけど、地下では資本経済が広がっている」と語った吉村に、スタジオも騒然。
さらに吉村は“北朝鮮の若者のリアル”についても調査。大学受験には「国語」「数学」などの一般科目に加え、「金日成」「金正日」「金正恩」が必須科目とされているとのこと。
また、若者の恋愛も厳しく制限されているそうで、「カップルが街中で手を繋いで歩いただけで捕まります」「外でイチャイチャは禁止。見つかったら反省文」と語る吉村に、スタジオメンバーから「えぇぇ!?」と驚きの声が溢れ出た。

そのほか、北朝鮮ならではのエンタメ事情に加え、ヨニさんに脱北を決意させた理由についても明かされ、想像を遥かに超える現実に、霜降り明星・粗品が「ネットで見るような噂話じゃなくてリアルな話ですもんね」と絶句する場面も。
吉村が言葉を選びながら語る北朝鮮のリアルに、スタジオには静けさと衝撃が広がった。