お笑いコンビ・見取り図のリリー(41歳)が、11月1日に放送されたトーク番組「ドーピングトーキング」(ABEMA)に出演。元俳優・押尾学さんを事件後テレビ初取材し、“塀の中”の様子や、“当時の芸能界の裏側”などについて話を聞いた。

リリーは今回、2000年代に一世を風靡した元俳優・押尾学さんを、事件後、テレビ初取材。普段メディアの取材を断り続けていたというものの、「この番組は映像を使わないから」という理由でOKが出た。
現在は広告関連のビジネスで事業を立ち上げ、子どもと穏やかな日常を送っているという押尾さん。さっそく、リリーが“塀の中”の話――収監中のことに踏み込むと、実刑3年6か月という刑期の中で、押尾さんは「唯一、毎日お風呂に入れる仕事だから」と、過酷な炊事場の仕事を自ら志願したと明かす。
約1000人分の食事を毎朝4時起きで作り続けるという厳しい労働環境に、看守から「芸能人上がりができるわけない」と冷たく一蹴されたこともあったという押尾さん。しかし「ドラマ撮影でも4時起きなんて当たり前」と、任された後は一度も遅刻することなく作業を続け、その真面目な勤務態度が評価され、仮釈放も10か月前倒しになったという。
また、かつての芸能生活についても話を聞き、「悪くても月収200万はあった」「(女性関係は)名前は言えないが、いろいろと浮名を流した」など、当時の豪快な暮らしぶりも明かす。

さらに、リリーが「まじで一個も放送できない。“言ったら捕まる”レベルの話で…」と言うような、“当時の芸能界の裏側”についても話がおよび、スタジオ一同「もう聞かない!」「怖すぎる!」と絶句。最後にリリーは「お元気で幸せそうでした。めっちゃいい人でした」と安堵の表情で“押尾さんの今”を語り、衝撃に包まれたドーピングトークを締めくくった。