ドウェイン・ジョンソンが主演する新作映画「ザ・スマッシング・マシーン」が、米国公開初週末で590万ドル(約8億7000万円)の興行収入にとどまり、ドウェインのキャリア史上最も低いオープニング成績となった。

総合格闘技界のレジェンド、マーク・ケアーを描いたアクション伝記映画で、製作費は5000万ドル(約74億円)、予測では800万〜1500万ドル(約12億円〜22億円)の収益が見込まれていた。
ドウェインはインスタグラムで声明を発表し、「心の奥底から、映画を観てくれた皆に感謝する」と述べたうえで、「物語を語る世界では、興行成績はコントロールできない。でも、自分の演技と、完全に役に入り込む姿勢はコントロールできると気づいた」と語り、「私はいつでもその機会に飛び込む」と演技への情熱を強調した。
さらに「監督ベニー・サフディのためにこの役に変身できたことは名誉だった。信じてくれてありがとう、兄弟」と監督への感謝を述べ、「この映画は私の人生を変えた。深い感謝、敬意、そして徹底的な共感を込めて」と締めくくった。
ドウェインは今後、米作家ダニエル・ピンクウォーターの小説を原作とした新作映画「リザード・ミュージック」で再びサフディ監督とタッグを組む予定だ。