フランスの女優マリオン・コティヤール(49歳)は、容姿に関するコメントに傷ついているという。

「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」「インセプション」などで知られるフランス人女優のマリオンは、見知らぬ人からの評価に恐れているそうで、否定的なコメントを気にしないよう努めているものの、時に外見に関する意見への対処に困っていると明かした。
サンデー・タイムズ紙にマリオンはこう語る。
「私は自分を知らない人によって四六時中評価されている。この評価は自分の人生における大問題だわ」
「知らない人に傷つけられたりするべきじゃないって思う。でもほぼ全てが批評の対象ね。私の服装、メイク、髪型」
「機嫌が悪い時に誰かが干渉してきて、その時のリアクションが『私のこと放っておいて!』だって」
「時には傷つくこともある。人生で悩んでいる時とかはね」
そして、2014年に自ら命を絶ったロビン・ウィリアムズの言葉を引用しこう続けた。
「ロビン・ウィリアムズが言った素敵な言葉がある。『人には優しくするべきだ。なぜなら、その人がどんな苦しみを抱えているのかは分からないから』って」
「私たちは全員酷いことや困難な時期を経験しておきながら、その本当の辛さを共有しようとしていない」
「『ちょっと、彼女痩せすぎ!』って人々は言う。もしかしたら彼女の人生には食べられない理由があるのかもしれない」
「だから批判なんてすべきじゃないの。『ちょっと!彼女の脚、酷すぎじゃない』なんて意見、ふざけるなってことよ」
元パートナー、ギヨーム・カネとの間に息子と娘が一人ずついるマリオン。ギヨームとは今年初めに約20年の交際を経て別れたところだ。
今回のインタビューでマリオンは、ソーシャルメディア時代における子供たちの安全に関してこう語ってもいた。
「息子は14歳。ソーシャルメディアを学び始めたところね。情報入手方法やフェイクニュースの扱い方は、我が家では重要な話題となっている」
「あらゆるデタラメを信じてしまう可能性があるし、それは本当に人を傷つけてしまう。フランスでは特に批判的な目が多いの。しかし世界全体も今や同じ傾向で、この分野において子供たちに対しては特に注意深くありたいわ」