7月12日に放送された自己検証番組「週刊フジテレビ批評」(フジテレビ系)で、6日放送の「検証 フジテレビ問題〜反省と再生・改革〜」の内容について、視聴者からの厳しい声を取り上げた。

「検証 フジテレビ問題〜反省と再生・改革〜」は、フジテレビで発生した人権、コンプライアンスに関する問題について、「当該事案の『対応』について弊社がどこで判断を誤ったのか、またその一因にもなった組織風土はどのようなものだったのかについて、さまざまな証言をもとに検証」(公式サイトより)した番組。再生・改革の取り組みの進捗についても伝えた。
この日、「週刊フジテレビ批評」で取り上げられた、フジテレビに寄せられた匿名の視聴者からの声では、「外部のニュースに対しては突然マイクやカメラを向ける報道姿勢なのに、自分たちに対してはそうした姿勢が見られなかった」。
そして「インタビューでは、社内対象者には事前に通知し、落ち着いた場所でカメラが向けられ、モザイクや音声加工が丁寧にされている。表向きにやっている番組にしか感じられない」と厳しく指摘された。