俳優の山田裕貴（33歳）が、3月11日に放送されたラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンX（クロス）」（ニッポン放送）に出演。連続ドラマ「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」（2010年／TBS系）に出演していた俳優・加瀬亮に憧れて俳優になろうと思ったと語った。

日本アカデミー賞の話題賞を受賞した山田が、映画「首」に出演した加瀬と授賞式の式場で会ったと切り出す。

山田は加瀬がすごく好きな俳優で、「養成所に入っている時に『SPEC』っていうドラマがあって。加瀬さんのお芝居を見て、こういう俳優さんになりたいなって思ってて」と話し、映画「ゴジラ-1.0」で共演した神木隆之介と一緒にいるところに、「SPEC」つながりで加瀬が神木とすれ違った時に話をしていたという。

神木が別のところへ行った後、山田は加瀬に「『SPEC』を見て、加瀬さんのような俳優になりたいと思った」ということを伝えたかったが、緊張しすぎて「『SPEC』、1番好きなドラマです……」と映画の賞の場にもかかわらずドラマが好きだと話してしまい、さらにその理由も説明できていなかったため、加瀬も「あ、ああ……」と答えるのみですごく気まずい時間となってしまったと振り返る。

山田は「加瀬さん、このラジオ絶対聞いてないと思いますけれど、関係者の方、誰か聴いていたら、加瀬さんに伝えてください。僕は加瀬さんの『SPEC』を観て育ちました。俳優頑張ろうと思いました。それを伝えたかったのに、すごい気まずい空気にしてすみません」と謝罪した。