フジテレビに届いた視聴者の“ご意見”、ジャニーズ事務所の会見受け

2023/09/10 00:32 Written by Narinari.com編集部

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9月9日に放送された自己検証番組「週刊フジテレビ批評」(フジテレビ系)で、ジャニーズ事務所の会見後、同局に届いた視聴者の“ご意見”が紹介された。

7日に行われた、ジャニーズ事務所による、故ジャニー喜多川氏の性加害についての会見を、フジテレビも報道番組・情報番組にて報道。今回の「週刊フジテレビ批評」では、そうした番組に寄せられた視聴者の“ご意見”の中から、2つを紹介した。

50代女性から寄せられたのは「メディアはずるい」というもの。「メディアもずるいと思います。井ノ原快彦さん、新社長の東山紀之さんがメディアから総攻撃を受けて、とても不快に感じました。メディアのほうも、(ジャニー)喜多川氏が亡くなる前に調査されることもできたのでは? たしかに、喜多川氏の行為は卑劣極まりないと思いますが、黙認していたマスコミやテレビ局も反省すべきではないでしょうか」という内容だった。

もうひとつ、匿名の視聴者から寄せられたのは「会見などしてくれるとベター」というもの。「事務所の対応も会見で発表されましたが、最も問題と思われるのは、事務所の名称継続です。性加害者の名前を冠した事務所名になります。その点について、フジテレビとしてどうお考えですか? テレビ局としても性加害についてどう考えているのか、今後、どう対応していくのか、真摯に考え対応していただきたいです。具体的には会見などしてくれるとベターです」という内容だった。

なお、会見を受け、フジテレビは今後の対応について、見解を発表している。その全文は次の通り。

※※※ ※※※ ※※※

ジャニーズ事務所が、創業者の性加害の事実を認め、新たな体制を公表しました。フジテレビは、ジャニーズ事務所が新体制のもと、被害者救済・再発防止を、実効性を伴って実施していくよう注視してまいります。

性加害が決して許されないことは当然です。当社は、先日の「外部専門家による再発防止特別チーム」調査報告書に記されたマスメディアに対するご指摘を真摯に受け止め、全てのステークホルダーとともに人権尊重を徹底し、あらゆる人権侵害を防ぐべく対処していく所存です。

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