俳優のレイ・スティーブンソンが死去した。58歳だった。

映画「キング・アーサー」や米HBOの歴史ドラマ「ROME[ローマ]」などで知られるレイは、誕生日の4日前となる21日に他界。翌日に代理人が訃報を発表した一方、死因は明らかにされていない。イタリアの地元紙レプッブリカによると、レイはイスキア島で「カジノ・オン・イスキア」の撮影中に緊急入院、その数日後に亡くなったという。
1997年から2005年まで女優ルース・ジェメルと結婚、その後、レイは長年の恋人との間に2人の子供たちを授かっている。
レイが敵役の一人として登場するDisney+配信の「スター・ウォーズ」新ドラマ「アソーカ」の初放送は8月に控えており、ロザリオ・ドーソン、ナターシャ・リュー・ボルディッツォ、ヘイデン・クリステンセンらと共演する。
生前レイは、最後の出演となってしまった同シリーズについて、「ライトセーバーを使えるようになるのは、世界で最高の気分だ。初めてカメラテストでライトセーバーを渡されたとき、思わず音を立ててしまったよ」と話していた。